白洲次郎 占領を背負った男 下 (講談社文庫)

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著者 : 北康利
  • 講談社 (2008年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762601

白洲次郎 占領を背負った男 下 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日本一かっこいい男、白洲次郎を取り巻く人々のインタビューをもとに、功績の良い面と悪い面の双方に触れた良書。豊富な資料や参考文献から、著者が綿密に調査し、生身の白洲次郎の人物像に迫っている。
    ただ1つ、惜しむらくは最後の櫻井よしこの解説が、白洲次郎の本の解説ではなく、本人の主義主張を述べる場になっていて、魅力を殺してしまっているところ。何故この解説を掲載してしまったのか。それが残念である。

  • 初読

    白州次郎エピソードも面白いんだけど、下巻は
    ケーディスと鳥尾子爵夫人ツーちゃんの恋に釘付けw
    元子爵夫人にして、その後別の政治家の愛人になってたり
    興味深過ぎるでしょ

    吉田茂が調印式の時ケアンテリアのつがいを買って帰って
    サンとフランと名付けたとは知らなんだ

  • 10年後筋が通った生き方をするべく、勉強。

  • サンフランシスコ講和条約を締結して再独立を果たした我が国。白州次郎は吉田茂の黒子として、GHQ との激しい攻防戦を繰り広げ、時に煮え湯を飲まされるが、不屈の精神で切り抜けて行く。型破りな人物だが、上司としてはどうだろう。波長が合えば最高の上司かも。。

  • 近代日本を舞台裏から支えた一人であり、日本人なら是非知っておくべき人物のストーリー。

  • 本当にかっこいい男だと思う。
    自分としては嫌いな部分もあるけれど、見習いたい部分を採り入れていこうと思う。
    ダンディーになりた~い。

  • 【本の内容】
    <上>
    日本でいちばん格好いいといわれている男・白洲次郎。

    明治三五年に兵庫県で生まれ、英国へ留学。

    戦後、吉田茂の側近として日本国憲法制定の現場に立会い大きく関与した。

    しかし、彼は表舞台には立たずに、在野精神というダンディズムを貫き通すのであった。

    初めて知る方にもお勧めの白州次郎評伝決定版。

    <下>
    少年のようにスポーツカーをこよなく愛した一方で、戦後いち早く日本の経済的独立を目指し通商産業省創設に奔走。

    ところが創設後はすっと身を引く。

    全てが次郎の「紳士の哲学」であった。

    エッセイスト白洲正子とともに過ごした彼の人生を膨大な資料を基に解き明かす必読の白洲次郎評伝。

    [ 目次 ]
    <上>
    稀代の目利き
    育ちのいい生粋の野蛮人
    ケンブリッジ大学クレア・カレッジ
    近衛文麿と吉田茂
    終戦連絡中央事務局
    憤死
    “真珠の首飾り”―憲法改正極秘プロジェクト
    ジープウェイ・レター
    「今に見ていろ」ト云フ気持抑ヘ切レス
    海賊と儒学者と実業家のDNA

    <下>
    巻き返し
    ケーディスとの最終決着
    通商産業省創設
    只見川電源開発
    講和と独立
    そして日の丸は再び揚がった
    素顔の白洲次郎
    日本一格好いい男
    葬式無用、戒名不用

    [ POP ]
    日本で一番カッコイイ男・白州次郎伝。

    謎の多い人ですが、それがまた好奇心をそそります。

    この先こんな人は現れないでしょう。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 前半と違って白州次郎さん以外の主要登場人物のドラマが盛り込んであったためフィクションみたいな部分が感じられた。後半のサンフランシスコ講和条約のあたりは臨場感たっぷり、激闘ぶりが次郎さんの活躍を、物語っていた。沖縄の占領をみとめたあたりは 早く自立して独立国家体制に持っていきたい意向から 吉田茂首相の早期決断によって不条理なまま今も続いてる。  この点では私が知る吉田首相の評価はぐっとさがった。 沖縄問題は吉田さんの判断ミスではないが戦後ずっとひっぱている問題。  次郎さんの悔しさ がわかる気がする。 白洲さんが今の時代生きていたらすぐに東電も解体し、また、集団的自衛権を反対しているであろうと思う。  最後の桜井よしこさんの解説には不満残る意見文章。どうもこの方の解説は個人的には不満がいつも残る。 

  • 憲法制定からその後の真骨頂の頃の話。何が自分と違うのか考えさせられる。

  • 後半は通商産業省や電力会社の話。そして友人知人それぞれの最後。最後まで、筋(プリンシプル)の通った、カッコいい人物に違いなかった。201404

  • 久しぶりにまともな本を読んだ。男らしい男のかっこいい生涯

  • 2013/10/08 【古】105円

  • 白洲次郎

    プリンシプルを持って生きていれば、人生に迷うことは無い。プリンシプルに沿って突き進んで行けば良いからだ。そこには後悔もないだろう。

    人に不誠実で無いこと。それ以上に自分に不誠実で無いこと。筋を通し続ける。

  • 上巻に引き続き、下巻は1946年からスタート。戦後のGHQとのやりとりの中で白洲次郎がどんな言動をしてきたかを追いかけ、当時の政治情勢についての解説も加えつつ、次郎が息を引き取るところまで、さまざまなエピソードが記されている。
    悪いことはあまり書かないのだろうと思って差し引いても、人間味があって正義感あふれる人物像が伝わってくる。この時代だからこそ通用したであろう事柄は沢山あるし、市井の人々とは違う世界に住んでいたことも事実。彼の言動の全てが正しかったなどとは勿論思わない。
    しかし、現代の日本に、これくらい本気で先を見据え、国のことを考えようとしている政治家が果たして何人いるのだろう。こういう人物が輩出されない世の中の仕組みのせいなのか、そういう人は政治家にならないだけなのか・・・あるいは政治家になろうとしても総出で排除されてしまうとか。

     もう少し何とかならないものなのか?現代の政治について疑問符が止まらなくなる一冊だったけれど、疑問符をつけているだけでは意思表示にならない。たとえ自分の考えにピッタリ合う政党がなくても、きちんと考えて、選挙には行かないと、ね。

  • 貫くこと、振り回すこと、そんな自分ほしい

  • 英語勉強したいなぁ

    電気 エネルギー 鉄鋼 通産省
    おいおいおい 日本を動かす人って本当にいるのか

    それにしても 政治家 2世3世が多いなぁ

  • 白洲次郎はやっぱりダンディでかっこいいです。北さんの書き口もエピソードを引き立てていて素敵です。

  • GHQ民政局との確執、通産省設立、電力会社分割、東北電力会長就任、只見川電源開発等々。上巻同様大きな話で…。大人物過ぎます。

  • 日本一格好いい男とは。。。
    なーんだ生まれながらにしての金持ちで海外被れしている
    だけぢゃん。なんて思っていたが・・・。
    むしろ白洲商店が倒産してからが彼の本領が発揮している。
    この本を読んだ誰しもが思うこと、それは白洲さんが今の時代に居たら今の日本を、今の政治を国会を、どのように思うだろうか、どのような提言をされるだろうか。
    間違いなく、日本一格好いい男です。

  • 下巻は上巻と異なり、きちんと書かれている。白洲次郎の奮闘ぶり、ディシプリンをベースにした行動に自分を振り返る。

  • 保有状況:譲渡&購入日:40656&購入金額:520

  • 下巻は戦後日本の父・吉田茂とともに、経済復興を進めていくフィクサーとしての白州次郎像が見えてくる。公職には就かず、あくまで民間人として日本経済の発展を考え、国際的な交易によって国富を増価させていく通商産業省の設立、あらゆる産業の根幹となる電力の安定供給といった、現代にも通じる政策課題を手がけていった。

    サンフランシスコ講和条約において、外務省幹部の書いた英文でのスピーチ草稿を破り捨て、「独立国として自国の言語で堂々と講演せよ」と、30mにも及ぶ巻き紙に毛筆で書いたスピーチを吉田茂に読ませた下りは圧巻である。

    個人としてのプリンシプルから、国家としてのプリンシプルへ。現代の日本人にとって足りない要素がここにはある。

  • 戦後からの復興を吉田茂の右腕として支え続けた白洲次郎。その生き様は、正義感・使命感に満ち、そして潔い。
    こんな日本人がいたのか・・・と思わせる、秀逸の書である。

  • 政治への野心も立身出世の欲望も持たず、ただ祖国の為にと自分の信じるプリンシプルに従って生きる白洲次郎。凄く格好が良いし、男性なら彼の生き方は憧れてしまうだろうな。
    サンフランシスコ講和条約のくだりは、日本人として胸を熱くせずには読めないです。最近の領土問題に関しても、日本人として歴史をきちんと勉強し、もっと誇りを持って生きたいと思わせてくれました。

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