- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062762762
感想・レビュー・書評
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2016年1月14日読了。
2016年26冊目。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作家志望の数名の男女がチャットルーム「星の海」で知り合い
星の名前のHNを名乗り、小説を出し合い、主催者が同人誌にまとめて
チャットルームで感想を言い合う。
その作品の中から3篇が紹介され、チャットルームでの会話と
現実の出来事が繰り返されて話が進んで行くんだけど
体験談を基にした作中作がほとんどだったりする。
そして最後で繋がるんだけど、最後で引っくり返されるわ
踊らされるわで楽しませていただきました。 -
短編かと思いきや長編。
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家の近所の小さな本屋で推していたデビュー作
ウェディング・ドレスが気になっていた作家さんの作品。
作中作が作中作として登場しつつもストーリーの
本編を編み上げるかのように構築しているという
変則的な構成。でも決して読み難い訳でなく、作品全体
を通して積み上げられたトリックもピタリとハマり
面白い作品でした。
ただ語り手が誰を主軸にしているのかが分かり難い
箇所はいくつかあったのがやや難点...? -
内容(「BOOK」データベースより)
作家を志し同人誌を作る六人の男女が、チャットルーム「星の海」に集まった。星の名前をハンドルネームにした彼らに面識はなく、プライベートは秘することを約束事にしていた。だが、そのことがすべての事件の伏線となり、真の悲劇を招き寄せる。それぞれの謎が環となって、予測不能の最終章へと繋がる衝撃作。