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この作品からのみんなの引用
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人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっていける。一人だけではできない。だけど、自分が走るその時は、まったく一人きりだ。誰も助けてくれない。助けられない。誰も替わってくれない。替われない。この孤独を俺はもっと見つめないといけない。俺は、俺をもっと見つめないといけない。そこは、言葉のない世界なんだ――たぶん。
― 275ページ -
「高校で陸上やっててな、ほとんどの時が悔しいんだぞ。試合に負けたり、練習がうまくいかなかったり、人が自分より強くなったり、怪我したり。九割がた悔しいんだ。嬉しい時なんてほとんどねえよ。だけど、そのぽっちりの嬉しい時が、全部の悔しいや苦しいに勝るんだよ。でなきゃ、誰が部活なんてやる?」
― 112ページ -
「一度なくしてみないと、わからないものがある。なくしたつもりで、でも、もし、取り返しがつくなら、前よりいいプレイヤーになれるだろうな。絶対に」
― 13ページ
みんなの感想・レビュー・書評
よく比較される『風が強く吹いている』の場合、箱根駅伝に出るという明確な目標に向けて物語が進行するのに加え、競技場面を描きながら同時に回想気味に各人の思いを挿入することにより感動的なフィナーレを迎え得た。一方、本作では百m走と四百mリレーを主題としている為、どうしても競技描写が淡泊になってしまうが、僅か十秒(或いは四十秒)余の世界を克明に描こうとすれば、一球投げるのに一週間を要した迷作『巨人の星』になってしまう。その代り前後の会話と三年という時の流れが書かれなかった思いを代弁してくれる。巻末座談会も又良し。
良かった~~!! なんかずっと前のめり気味に読んでました。 どんどん読みたいけど、終わるのが勿体無い!! ずっと読んでいたい気分でした。 森絵都さんの「DIVE!」を読み終えた感想と似ています。 本当に清々しくて、爽快!! 高校の3年間、こんなにも陸上に打ち込んだ新二達は素晴らしい。 何かのスポーツを「好きだ」と思えるって幸せですよね。 私は本当に運動神経がないので、スポー... 続きを読む »
「イチニツイテ(一巻)」「ヨウイ(二巻)」「ドン(三巻)」と、ドキドキしながらかけっこするように読み終えました。陸上競技、自分がやることは全くもって考えられないし(苦手だったし)、オリンピック放映などもあまり見ないのだけど、小説になるととたんに面白いのは何故だろう。(「風が強く吹いている」も然り)
わたしは、イチニツイテ を読んで陸上部に入部し、あまりの練習のきつさ、勉強の忙しさなどで、陸上が辛くなり、ドン を読む気になれず、読んだのは引退した高校三年生のときでした。
今思えば、現役の時に読んでいれば、また陸上に対して感情が芽生えたのかと思います。
新二は、いわゆるサクセスストーリーです。新二が羨ましい限り笑
悔いの残らないよう「一つ一つ」の大会に臨む新二と連。県大会、関東、インターハイ出場を部活のメンバーと目指す。この巻では新二の恋愛やライバルとの駆け引きなど、ワクワクしながら読めた。最後は自分好みの展開だったのでホッとした。学生時代に読んでいたら、もっと感動したかもしれない。それでも満足のいく物語でした!
陸上競技をやっていなくても、なんだかやってみたかったなーという気にさせられる。別の人間の視点で別の人生を体験する。小説の醍醐味がここにはたっぷりあった。とにかく、100mスプリントのスピード感をこんなにうまく表現するのはすごいと思う。文章の表現の限界にかなりせまっていた。仲間と青春とスポーツ、まじりっけなしの直球小説だった。
おもしろかったです。スポーツ好きだし青春好きだし。頭の中で映像化されやすかった。時々オリンピック4継でメダル獲ったチームが浮かんじゃったり。
続編ないのかな。続きが読みたい。だって若菜ちゃんとはどうなったのか気になるじゃないかー。
陸上やってる甥っ子がもう少し大きくなったらすすめてみよう。
高校の陸上部を舞台に繰り広げられる、溌剌とした青春小説。
引き込まれる表現が随所にあって、特にレースのスタート時などは、読んでるこっちが緊張して手に汗握ってしまうくらい。
登場人物も魅力的で、叶うならスタンドに行って声張り上げて応援したい、といった気持ちにさせてくれました。
三巻が長く感じません。一気読みです。
最後は幸せでハッピーで皆笑って終わった。
漫画っぽいって思ってたら、漫画でもやってたぁーー!
漫画もいつか観てみよっと!
とにかく、さわやか。
特に何でもないような場面でジーンとしてしまったり、高校生に戻ったような気分になれました。
最初は語り口が鼻に付くなと思ったんですが、慣れるとその素直な言葉が心に直に響いて、感情移入しやすかったです。
全力で走って前へ進む!
会話が生き生きとしていて、キャラが魅力的。本当に高校生ってこんなだよねって思うと同時に、青春が羨ましくなった。
結局、最終的に春高のみんなが可愛くて愛着が湧いちゃって、最後まで読んだのにまた続きが読みたくなっちゃった。
シリーズ最終話です。
陸上競技を通して仲間と共に成長していく姿を描いた一作です。
結果が出ない毎日に嫌気がさした
でも、嫌いになれずにつづけた部活動
今や昔、バカみたいに熱くまっすぐな自分を思い出せる
懐かしの一作になるんではないでしょうか?
色んな年代に楽しんでもらえ
感動と共感を得られる話だと私は推薦します。
爽快感!中高ともにこんなクラブ活動したことないから、なんかちょっとうらやましいなぁ〜。最後は、文章だけど、どうなった??!!ってドキドキしながら読んでました。
主人公の成長もだけど、家族やまわりの仲間の成長も読んでて微笑ましかったです。
高校の部活動3年間が描かれていて、ちょっと疑似体験したような、読み終えた感、やり終えた感がいいです。
一瞬の風になれ 第三部
三年生。そして最後のインターハイ。
実力を出し切ったとしても、目標に届かないこともあるかもしれないけど、その時の輝きはとても素敵なものだなと思えた。
第二部がいちばんよかったーと思いながら読んでたんだけど、ラストのゴールで泣きそうになった。電車じゃなかったら泣いてた。
オリンピックの陸上競技が面白くなりそう。
高校の陸上部3年間の話。キラキラしてて、ほんとに爽やか!いろいろ、懐かしくなりました。
スポーツの躍動感を文字だけで表すのはすっごく難しいと思うんだけど、さすが文章が素晴らしい。熱心に取材もされたんだろうな…と思う。
三部構成の中では、 2巻が一番皆の成長が著しい時期で面白かったかな。活字版スラムダンク、って言えば伝わりやすいかも。おすすめです!
陸上ってただ走る、ってイメージしかなかったけど、奥深いスポーツだったんだ。幼馴染でありライバルでもあり、お互いを高めあえる存在って何物にも変えがたい宝物。学生時代にもっと何かに打ち込めば良かったと反省。。
本当におもしろかった!ぐいぐい読んだ!おいおい泣いた!走るのキライだし陸上やったこともないのにトラックにいるみたいだった。疑似陸上体験は熱くて苦しくて苦しくて苦しくて楽しかったー!
「イチニツイテ」「ヨウイ」「ドン」まとめての感想です。
走れないくせに、走りたくなる。
背中が遠ざかる感覚、横を抜かれる感覚、
後ろから聴こえる足音、顔に当たる風。
私の知らない世界なのに、なぜか一緒に感じているような気になりました。
だから本はやめられない!

スポーツもので、シリーズものというところで少しバッテリーと重なるところがあります。陸上をやっていたこともあり、すごくリアルに感動できました。このシリーズは結構お気に入り、オススメです!






