旅のいろ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 83
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062764605

作品紹介・あらすじ

人を毀(こわ)していく衝動、命を削られゆく快楽

聖女か魔女か。卓抜した経営センスで破綻会社を再建し、名もなき映画監督や料理人に一夜の成功と限りない快楽をもたらす女、聖子。しかし彼女に関係した男たちには必ず、破滅か死が訪れる。毀(こわ)れゆく者たちを見送った弁護士風間もまた、彼女の樹海に足を踏み入れるが!?性の深淵を描ききる男と女のミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • この作家にしてはイマイチ

  • 北方ファンですがこの本は今ひとつ入り込めなかった。

  • 初めて北方謙三の本を読んだ。男も女もみんな大人で色っぽい。主人公達と同世代だが、あの色気を醸し出せてるような人は周りにまだいない。作家が色っぽいから仕方ないな、睨まれただけで妊娠しそうだもん、女を女以上に分かってそうでこわい、そんな事考えながら読んだ。

  • 読んだきっかけ:上司にもらった。

    かかった時間:11/15-11/23(8日くらい)

    あらすじ: 聖女か魔女か。卓抜した経営センスで破綻会社を再建し、名もなき映画監督や料理人に一夜の成功と限りない快楽をもたらす女、聖子。しかし彼女に関係した男たちはには必ず、破滅か死が訪れる。壊れ行く者たちを見送った弁護士風間もまた、彼女の樹海に足を踏み入れるが!?性の深遠を描ききる男と女のミステリー。

    感想: 北方さん著作については水滸伝を読んでいるが、それ以外では初めて。ハードボイルドだったと聞いていたが…と思いながら読み始めると、思いのほかエロ描写がハード。あ~ハードボイルドってこういう感じもあるよね。と思いつつ。ただ、物語は面白い。一本一本の短編ごとに一人ずつ男が不幸になっていくスタイルは、非常に読みやすく、最後に弁護士がどう落ちるのかは楽しませていただきました。

  • 読了 2008年 6月 (借:大村市民図書館)

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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