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- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062764650
感想・レビュー・書評
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某総合商社の簿外取引に絡む巨額損失の裏に隠されていた闇のマーケット支配者の存在。実際に起きた事件がモチーフ。ただし、小説と実際の事件との一致は「それは全て偶然だ。この世には、時として想像もできない偶然が重なることがあるものだ。」。この事件が本当に実話だとしたら、金融市場は相当に恐ろしい場所です。
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エンターテインメントとしての定番の味付けは施されているものの、中心となるストーリはシンプルでわかりやすく、読みやすい。色々な読み方ができると思うが、僕が一番印象に残ったのは、最初は小さかった損失を隠すために始めた背信が、段々にその傷口を広げていく中で、否応なしに泥まみれとなり、破滅していくトレーダーの姿だ。
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