首無の如き祟るもの (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2031
感想 : 209
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766456

感想・レビュー・書評

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  • ホラー小説のようで、謎解き。
    解説シーンが秀逸。
    他の作品も読んでみたくなった。

  • 時代背景や謎がよく描かれ、最後は怒涛のごとく謎が解かれる。

  • どんでん返しだと思って読むと、良い意味で度肝を抜かれる。
    半分ネタバレだけど、どんでん返しだと思ったら、「どんでん返し返し返し返し」みたいな。
    一回話がひっくり返って納得したら、その後にもう一回ひっくり返って、さらに2回くらい変化する。すごい

  • 三津田作品として初めて読んだが、大変面白くあっという間に読めた。種明かしからラストまで怒涛の展開も読み応えがあった。
    シリーズの他作品も読みたい。

  • 戦中と戦後に、とある一族の儀式の最中発生した不可思議な事件の謎を探偵役が解いていくというストーリー。

    世界観は強いて言えば横溝正史に近い。

    終盤にそれぞれの事件に対する謎が数十個羅列されるが、それが探偵から明かされる一つの発想からパタパタと解かれていく様は圧巻の一言。

    最後は胃もたれ気味になるくらいの怒涛の展開で、頭がついていくのがちょっと大変なくらいだった。

    ミステリー好きは間違いなく読むべし。

  • おどろおどろしさの色濃いミステリー。分厚かったけど最後の最後まで明かされず、気が抜けなかった。
    すごく評価が高いけど、トリック自体はそうだろうな、という感じ。

  • 奥多摩の山村、媛首村。淡首様や首無の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地の三つの旧家秘守一族。その一守家の双児の十三夜参りの日から惨劇は始まった。
    刀城言耶シリーズではありますが、本人あまり出てきませんでした。

  • この刀城言耶シリーズ、全部読んだわけではないけれど、この本は、本格派だと思う
    また、ミスリードの巧みさについて行けなかったのは、やられた…という感じ
    改めて、もう一度読みたいと思います
    個人的にオススメです

  • 記録

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著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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