お医者同心 中原龍之介 なみだ菖蒲 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766647

感想・レビュー・書評

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  • 龍之介が飄々としているようで、時に見せる鋭さがかっこいい。主人公の光太郎の新婚生活を微笑ましく思いながら、千代の抱える過去の思いや、番頭さんの息子のことなど、家族にもさまざまな形があると感じた。

  • よろず医者にして奉行所では閑職のはずの男中原龍之介。
    彼が巻き込まれていく数々の事件を描いている。

  • 著者の別シリーズ-歯医者 をずっと読んでいた。あれも10巻を超えるころちょっと内容にあいてきた。

    話が長すぎると面白みも薄れていく。

    このシリーズはまだ2作目ということでまだまだ大丈夫w

    ようは今でいう心療内科的な役どころ。加えて動物のお医者さんでもあり、チョビとヒヨちゃんを彷彿とさせた。

    話の展開は歯医者シリーズとよく似たもののようだがこの先も読んでみたい。

  • 2016.10.7

  • このシリーズ2冊目です。
    今回も龍之介が大活躍。
    おもしろかったので次も読もうと思う。

  • お医者同心中原龍之介シリーズ2巻、奉行所の閑職・定中役龍之介と新米・光太郎が、賄賂漬けの吟味与力とその部下、手柄を横から奪う定町廻り同心菊池に奉行所内外で軽んじられながら、恐ろしい形相で不審死した京極屋主人の事件を探るものの、その真相は判然としない。さらに別の大店、満美屋にも惨劇がおき複雑に絡に絡んでいく…。大店を襲う悲劇の真相を、年番与力の不眠の悩みだけでなく犬・猫等の動物も扱うよろず医者を兼ね心理状況に迫り謎を解いていく、閑職に追われ厠同心とも呼ばれる龍之介自身の謎はまだ解き明かされない。

  • 第二弾。
    設定があきらかになりつつあります

  • 京極屋の主人が不審死。別の大店の満美屋では一人娘を除き惨殺される事件が。二つの事件は、「鬼蜘蛛一味」がかかわっているといわれているが。
    予知夢を絵にする誠太郎。
    龍之介の叔母千代と、豆ぶち陽助。
    番頭の嘉助。
    絵師春広に学ぶ人たち。

  • 20120614 状況設定はすごい、話が進む程あっけなく感じるのはなんでだろう。

  • シリーズものらしいが,第2作から読み始めてしまった。

    佐藤雅美さんの江戸時代ものに比べると,「浅い」「薄い」。
    どってことない話で,時間つぶしにはまあいいかって感じ

    2011/12/25図書館から借用; 2011/12/28から読み始め;同日読了

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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