- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062767453
感想・レビュー・書評
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面白い。上巻でいきなりSF(少し不思議)な空間に投げ込まれる。
そのまま、世界は少しばかり細か過ぎると思えるほどの日常が過ぎて行き、下巻最後の60ページで一気にすべての物語が爆発する。
辻村深月 今回も見事なストーリーテラーぶりだった。
面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後まで読んで、「?」意味がわからないとこがある。どうやら読む順番を間違えたらしい。゚(゚´Д`゚)゚。記憶を消してもう一度読みたい。
この本を読もうと思っている方、先に「ぼくのメジャースプーン」を読んでね。
最後、予想もしなかった。なるほど! -
記憶力や勘の良いファンなら早々に気付くだろう、あの子・あの人。ストーリーとは別に他作品とのリンクを見つける楽しさもある辻村作品、病みつきになるのも無理はない。本作は「島はぼくらと」とは対照的な、地方高校生たちの青春ミステリー。残り60ページ辺りからの急展開にやられた。ラストは爽やか。
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よかった。どっぷり浸かれる小説の醍醐味。ともに泣く、胸に迫る。
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たった一人の誰かのために作られた物語。
フィクションはフィクション、
作り物は作り物であって、
偽物だとは言うけれど、
そんな作られた環境が
誰かの命を救うことだってあるのかもしれない。
それを作り上げる仲間たちが本気であるのなら。
人は強く、そして、脆い。
貼られたリンクに、それぞれの物語を添えて。