エネルギー(中) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 304
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062767569

感想・レビュー・書評

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  • (上中下巻合わせてのレビューです。)

    黒木さんの最新の文庫本。
    前々から読もう読もうと思いつつ
    後回しになっていましたが、
    やっとこや読み切ることができました。

    ストーリーは日本が資源国から
    石油や天然ガスを開発・買い付けるために
    色々主人公たちが苦労するというお話(がメイン)。

    資源国の思惑や
    環境NGOの環境破壊反対キャンペーンまでもが複雑に絡み合い、
    一つのプロジェクトが進んでいくことがリアルに描かれています。

    記載されている内容を完璧に理解することは結構難解なのですが、
    それでも3冊の大容量を読み切ってしまえるくらいの面白さです。
    商社マンの大変さが身にしみました。

  • コモディティーデリバティブの破綻がリアルでした。下巻に続く

  • 1

  • サハリンでの巨大ガス田プロジェクトは環境保護団体の目の敵にされ、当初目論んでいたコストの倍になるとの予想が出た。後には引けない巨大プロジェクトとそれを邪魔する環境保護団体の闘いの結末は如何に!?

  • サハリン2のお話。
    まだまだ、下巻に続きますが、エネルギー業界の臨場感あるストーリーに引き込まれてます。

  • 中盤。中国の成金はカモられサハリン、イランのプロジェクトは難航を極める。
    話は盛り上がっていき、下巻が待ち遠しい。

    この物語はさまざまな資料を元によく調べたうえでかかれたのだろう。
    近年のコモディティ市場が過熱する中でのエネルギービジネスにかかわる人々をリアルに描いている。
    下巻も目が離せない。

  • 面白い!
    航空燃料のヘッジ手法。
    より勉強したい気持ちになれる本。

  • イラン油田はアメリカの物言いやトーニチの会社事情で情勢が変わっていく。一方、サハリンプロジェクトはPSA問題、環境問題対応、コスト問題など常に問題が紛糾する。

  • borrowed sep 4'11

  • いやー、長い×2。。。
    具体的かつ詳細な説明の箇所は睡眠導入剤になるくらい退屈なときもあるけど、よく調べて丁寧に書かれてあるからなのかな。

    今後のストーリー展開がまだまだわかりません。どうなる金沢。どうなる秋月。

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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