死角 オーバールック (講談社文庫)

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制作 : 古沢 嘉通 
  • 講談社 (2010年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768504

死角 オーバールック (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • テロの話出はなく痴情のもつれが原因というのが少し肩透かしだった

  • 私の評価基準
    ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
    ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
    ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
    ☆☆ 普通 時間があれば
    ☆ つまらない もしくは趣味が合わない

    2014.6.2読了

    コナリーの作品については、いつも書いているが、まずどれも当たり前のように面白い、大はずれはない。
    けれども、やっぱりそれだけ。まあ、何度も言うけど、面白い、ただそれだけで充分結構です。
    ただ、今回の作品は元が新聞の連載だったということで、いつもよりスピード感が増していて、誰かも書いていたけど、24みたいな味があったね。
    でも、新聞連載というわりには、導入部の引き込みが弱いんじゃないの。

    前作で、新作の翻訳権のために次回作は購入しますと宣言していたのだが、やっぱり図書館で借りてしまった、すいません。でも、翻訳権は無事取れ、もう新作が出ているということなので良しとして下さい。

  • 「エコーパーク」の失敗から、再び事件にカムバックしたボッシュの活躍を描く。
    ところが、今回は連載小説用に描かれているためにかなりテンポが速い。しかもテロ絡み?と言うことで、あたかも「24」のような物語の展開。
    ただ意外と読み慣れてくると奥さんが狙った殺人と言うオチが分かってくる。それがFBI捜査官と組んで、というのは分からなかったけど。
    エレノアとヨリをもどしそうな気配もあるけど、ボッシュも50代後半。今後はどうなるかな?
    シリーズでは毛色の変わった、番外編と言うような趣の一作。

  • ハリー・ボッシュのシリーズ。殺人事件を追うボッシュと放射線物質紛失テロ対策のFBIとの確執。結構あっけない結末。

  • 10月26日読了。図書館。

  • ハリー・ボッシュシリーズの中でもかなり趣きの変わった一編。元々新聞紙の日曜版に連載されていたということで、テレビドラマの『24 TWENTY FOUR』のような感じの構成である。その分、これまでのような重厚さを感じられず、面白いのだけれど物足りなさも残る。

    放射性物質強盗事件を追い掛けるボッシュとFBIとの駆け引きは、いつもながらの我流を崩さない突っ張り合いで繰り広げられる。前作でボッシュから離れたレイチェルの再登場が嬉しく、捜査と共に彼らの関係も興味深く映る。

  •  ボッシュ・シリーズなのだが上下巻に分かれるわけでもなく、一冊だなんて珍しいなと思ったら、ニューズウィークのウィークリーマガジンに字数制限で連載された、いわゆる書き下ろしではないものだそうである。それでも改訂を重ね、ラストシーンは4版とも異なるなどの諸事情は訳者解説に詳しい。

     国内では雑誌連載の作品が主流であり、書き下ろしはやや貴重な傾向があるのだが、海外では作家たちは十分に時間をかけて一作一作に集中した執筆活動を続けているのだろうと思うと、ちと羨ましくなる。

     されマガジン連載用だからというわけではなかろうが、本作品は、いつものボッシュ・シリーズには見られないスケールで、テロが題材とされている。無論テロとなればロス市警などはお呼びでなくなるばかりか、捜査の現場からの締め出しを食らいかけるところ、ボッシュはエコー・パーク事件の活躍が実って未解決事件班から市警殺人課に復帰したばかり、その上若いキューバ系アメリカ人のパートナーの未熟かつナイーブな態度を持て余し、そのくせFBIのレイチェル・ウォリングとの捜査及び恋愛における丁々発止の賭け引きなど、その心情的な部分は多分に忙しくめまぐるしい。

     捜査プロセスの緻密な駆け引きはいつもながらだが、そこに現場を自分のものにするために先んじて動いてゆくボッシュのベテラン捜査官ぶり(あるいは一匹狼ぶりというべきか)もスリリングで楽しい。

     雑誌連載時にはなかったという犯人側のミスディレクション部分を見抜くボッシュの慧眼ぶりや、考えに考え抜かれた事件の底深さ、トリック、複雑な人間模様など、いつもながらのコナリー・ワールドは、いつもより短いながらも全開といえる。

     事件は発生から解決まで12時間くらいなので、スピーディな展開であり、いつものようなじっくりこってり系というのではなく、リズムとテンポのいい娯楽性豊かな佳品に仕上がっている。

  • 国際的なテロリストを扱う刑事ミステリーは、
    一歩間違うと、風呂敷を広げすぎてリアリティを失うきらいがあるが、
    その点、この本はうまくまとめてある。

    解説によると、字数制限があったとのことだが、
    そのせいか、このシリーズにしては、
    ちょっとストーリーが急転直下すぎるかな。

  • 洋書のミステリーではマイクル・コナリーさんの書かれたものを多く読むのですが、今回も主人公のボッシュの事件解決にかける情熱を大いに感じられる一冊でした。パートナーとの人間関係や、刑事である彼とFBIとの事件解決に互いの持ちネタのやりとりが面白かったです。

  • この作者の作品にしてはあっさりした作り。というのもオリジナルはニューヨーク・タイムズ・マガジンへの連載で、1回3000字、15回程度というかなり厳しい制限のもとで書かれている。翻訳はそれに大幅に加筆したペーパーバック版を元にしているが、それでも他のボッシュ刑事の登場する作品にと比べると、シンプルな作りだ。ボッシュ刑事が、頑迷でスマートフォンなどの新しいテクノロジに付いて行けない年寄り的な書き方をされていたのも、今後の展開がちょっと気になるところである。

  • 男気ある刑事ボッシュの推理カッコイイ。最期のスピーディな展開に伏線の活かし方が毎回うまい。

  • このシリーズは全て読んでいるが、今回はやっつけ仕事の感が否めない。

  • ううむ、これは物足りなさを感じるぞ

  • 大好きなボッシュの刑事復帰とあって期待していたものの、事件発生から解決までが短時間のためか、内容が軽くて残念。

  • ボッシュシリーズ13作目。
    ニューヨークタイムズマガジン(日曜発行)に連載されたものに加筆修整した作品。
    そのせいか、スピーディでテンポがよい。

    仕事中毒で目下恋人もいないボッシュ。
    マルホランド・ドライブの東端、展望台で死体が発見される。
    スタンリー・ケント医師。
    跪いて射殺され、ギャングの処刑めいた状態だが。
    ポルシェの中には奇妙な跡が…

    レイチェル・ウォリングと半年ぶりの再会。
    ケント医師は放射性物質に直接アクセスすることが出来るため、FBIのリストに載っていたのだ。
    妻のアリシアが襲われてケント医師は脅迫されたことがわかる。
    FBIとの縄張り争いが始まる。

    展望台の上にマドンナが住んでいた家があり、ファンが訪ねてきて、事件を見ていたことがわかる。
    目撃者の少年を隠すボッシュ。
    新しい相棒はイグナシオ。
    イギーと呼んでくれと言われるが、刑事という仕事の現場で、イギーは軽すぎるのではと違和感を覚えて、いまだに一度も呼んでいなかったが?

    ハリー・ボッシュ・シリーズは、1992年の「ナイトホークス」を皮切りに、「ブラック・アイス」「ブラック・ハート」「ラスト・コヨーテ」「トランク・ミュージック」「エンジェルズ・フライト」「夜より暗き闇」「シティ・オブ・ボーンズ」「暗く聖なる夜」「天使と罪の街」「終決者たち」「エコー・パーク」、本書まで。
    全部読んでるし、どれも水準は行ってるんだけど~題の印象が似ているので、どれがどれだか‥?

  • ボッシュ・シリーズ第13作。上下巻でもなくページ数も多くないのでサッと読めてしまう。

    「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」の日曜版にて、連載回数が決められていた作品だということを了承の上、読んでいただきたい。確かに、通常のシリーズ作と比べると物足りなさはあるが、限られた枠の中でもボッシュらしさは存分に体感できる。

    作中では12時間足らずの出来事だが、中身がギュッと詰まっているのでより多くの時間の拡がりを感じ取れる。レイチェルを中心とした各キャラとの微妙な距離感もいい。終盤の目まぐるしい展開とも併せて、次回作を楽しみにさせる手腕に隙はない。動機やラストへの運びに強引さはあるものの、映像が脳裏に浮かぶクライマックスは素直にかっこいいと思った。今後も順調に刊行されるらしいので、いちファンとしては有難い限りである。

  • 解説にあるとおり、「コナリー版24」といえるスピード感ある展開。ただし、ページ数も少なめで、深みはない。

  • スピーディな展開と名推理、相変わらずのボッシュ節で安心する。
    が、いつものように長編でない分、物足りなさも少しあった。

    エコー・パークのほうが読み応えはあったとはいうものの、量は少なくともきっちりまとまっているところはさすが!

  •  ジェフリー・ディーヴァーと並ぶ、お気に入りの作家。本書はその最新作。ツイストがあるのはディーヴァーと同じ。ただ、ディーヴァーほどあからさまではない。そして、主人公。本書のボッシュは孤高の刑事である。己に従えば従うほど、周りの人間が離れていく。男も女も。だから孤独。それでも生き方は変えられない。不器用といえば不器用だが、信念を持った男である。そこが、かっこ好くもあり悪くもある。とにかく根っからの刑事である。シリーズすべてを読んできて、頭の中にボッシュの生きている世界が出来上がっている。この一作だけをいきなり読んでも本シリーズの良さはわからないだろう。事件だけでなく、主人公ボッシュの出生から現在に至る身の上話も本シリーズの読みどころだからだ。

  • あら?ボッシュシリーズにしてはなんだかあっさりした感じ。あっという間に読んじゃって物足りなさが残る。不完全燃焼という気分。

  • G 2011.2.19-2011.2.26
    エコー・パークから頑ななボッシュが目立つようになってきたけど、この作品では、なんか高齢になって頑固になった老刑事というイメージ。もちろん最後はボッシュが正しくて事件は解決されるんだけど、ん~、ちょっと、というかんじ。

  • 前作のエコーパークに関してやたら出てくるんだけど、全然覚えてなくて、ん〜って感じ。

  •  ハリー・ボッシュシリーズ。
     お話はいつもよりスピーディな展開。その理由は訳者あとがきに記載されているのだが、雑誌の連載で字数制限があったためとのこと。なるほど、と思わせる。ただ、その展開はさすがコナリーと思わせるもので、読後に満足が味わえる。ハズさないというのは、本当にすごい作家だ。
     希望としてはもう少ししっとりとしたお話を読んでみたい。その点で、評価は★三つとした。

  • マイクル・コナリーのボッシュものはほとんど読んでいます。この作品はこれまでの作品と比べると、テロリストや放射性物質、FBIとの連携など、派手な設定になっている反面、人物描写はやや浅いような気がしました。ヒット作をとばしている著者も、そろそろ疲れてきたのかな、という印象を持ちました。

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