死角 オーバールック (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768504

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本 読了

    深夜、ロスの展望台で発見された男の射殺体。後頭部に二発。怨恨か処刑か――。殺人事件特捜班での初仕事に意気込むボッシュだが、テロリストが関与している可能性が浮上。FBIの捜査介入に阻まれながらも、ボッシュはひたすら犯人を追う。十二時間の緊迫の捜査を描く、スピード感溢れる傑作サスペンス。

    久しぶりに「本」のハリー・ボッシュ。
    ここのところボッシュ欲はアマゾンプライムで満たしていたのでした。
    相変わらずの押しの強さ。
    一応組織の中で働こうとしているのはとてもよく見えたけど見えただけ。
    ミス・リードさせる犯人もすごいけれど、気が付くのはすごいなと思ってしまう。
    読みだすとあっという間に読んじゃう面白さ。
    しばらくボッシュから離れていたけれどまた続けて読もうかな。

    The overlook by Michael Connerly

  • ボッシュは相変わらずの偏屈野郎だが今回は面白かった。テロに見せかけたFBI職員の情事殺人事件。
    ストーリーは素晴らしい。
    2時間ドラマ二本立てにしたら最高だろう。

  • 最近のボッシュ物は、上下二巻で構成されることが多いですが、この作品は、1冊のみ。しかも、書中で描かれている時間は、わずか12時間ばかり。スピーディーにどんどん物語が進んでいきます。それでいながら、ボッシュ物のセオリーとして、最後の辺りに、大きな物語の転移があるのもそのまま踏襲。

    面白くて一気に読んでしまいました。

  • なによりマイクルコナリー、ハリー・ボッシュが読めたことに大満足。スピード感があって良かった。

  • 展望台 射殺死体 殺人事件特捜班 初仕事 放射性物質 テロリスト? FBI レイチェルとの再会 棄てられた?セシウム発見 真相 射殺

  • ニューヨークタイムスマガジンに連載されたものを改訂した作品であり、犯罪の原因があまりにも拍子抜けだった。コナリーがJAZZが好きらしフランク・モーガンのジャズ・スタンダードでのライブのオール・ブルースがいきなり出てくる。

  • テロの話出はなく痴情のもつれが原因というのが少し肩透かしだった

  • 私の評価基準
    ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
    ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
    ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
    ☆☆ 普通 時間があれば
    ☆ つまらない もしくは趣味が合わない

    2014.6.2読了

    コナリーの作品については、いつも書いているが、まずどれも当たり前のように面白い、大はずれはない。
    けれども、やっぱりそれだけ。まあ、何度も言うけど、面白い、ただそれだけで充分結構です。
    ただ、今回の作品は元が新聞の連載だったということで、いつもよりスピード感が増していて、誰かも書いていたけど、24みたいな味があったね。
    でも、新聞連載というわりには、導入部の引き込みが弱いんじゃないの。

    前作で、新作の翻訳権のために次回作は購入しますと宣言していたのだが、やっぱり図書館で借りてしまった、すいません。でも、翻訳権は無事取れ、もう新作が出ているということなので良しとして下さい。

  • 「エコーパーク」の失敗から、再び事件にカムバックしたボッシュの活躍を描く。
    ところが、今回は連載小説用に描かれているためにかなりテンポが速い。しかもテロ絡み?と言うことで、あたかも「24」のような物語の展開。
    ただ意外と読み慣れてくると奥さんが狙った殺人と言うオチが分かってくる。それがFBI捜査官と組んで、というのは分からなかったけど。
    エレノアとヨリをもどしそうな気配もあるけど、ボッシュも50代後半。今後はどうなるかな?
    シリーズでは毛色の変わった、番外編と言うような趣の一作。

  • ハリー・ボッシュのシリーズ。殺人事件を追うボッシュと放射線物質紛失テロ対策のFBIとの確執。結構あっけない結末。

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著者プロフィール

Michael Connelly:1956年生まれ。LAタイムズ元記者。代表作としてはボッシュ・シリーズ、リンカーン弁護士シリーズがあり、当代随一のストーリーテラー。

「2023年 『正義の弧(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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