新世界より(中) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.13
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本棚登録 : 12505
感想 : 719
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768542

感想・レビュー・書評

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  • 話が動いてきました。この世界観に浸れるかが鍵。

  • 文庫本、上、中、下、全て読み終えてからの感想です。

    上巻は、比較的ドキドキしながら読み進めておりました。この先、どうなるんだ?ミノシロモドキ、マジやべえ!とか思いながら。

    でも、この中巻から、うーむ、、、ダメでしたね。個人的には、まあ、どんどんと面白くなくなっていきまして、うーむ。あかんな、多分これは、俺は、楽しめないな、ってのが、徐々に徐々に確信になりつつある中で、下巻まで繋いでいった巻だったな、という感想でしょうか。貴志さん、すみません。楽しむことができませんでした。

    え?瞬、そんなに早くに死んじゃうんや?ってのは、感じましたね。「僕は業魔になったんだよ」って言われても、まあ、なんで瞬が業魔になるの?って理由が全然わからんかったんで、なんだかなあ、、、って思ったりしてましたね。業魔化した瞬に、早季が会いに行って、んでなんだか、ここ山場でっせ、な感じの場面があって、瞬が早季を助ける場面、とか、アレってこう、感動する場面なんだろうなあ、とは思うんですが、まあ、なんだかなあ、、、って思いながら、読んでました。ゴメンナサイ。なんだかなあ、、、って感じやった。

    学校見学に来た鏑木肆星は、真理亜をジックリ眺めてたやないですか。アレってホンマに、「この子、、、可愛いなあ、、、ぐへへ」的な変態的気持ちで眺めてたんですかね?あの場面、なんだったんだろう。意味わかんなかったですね。あの描写、必要だったのか?ホンマ意味わからんかった。その後、意味あったと全然思えなかったし。

    まあ、この中巻。なんとか、下巻、面白くなってくれよ。頼むよ。そう思いつつ、ひたすら耐えながら読んでいた感じですね。とにかく、肌に合わないなあ、、、って感じで、ホンマごめん貴志祐介さん。あなたの作品、基本的には好きなの多いんです。でもコレは、無理やったわあ~。なんか、とりあえず困った時は呪力に頼る。で、なんだか、色んな設定も、後付け無理くり感を感じまくる。瞬の存在そのものを、記憶改ざんで、みんなに忘れさせる、とか、そんな設定とか、うわあ、なんか杜撰やねえ、ご都合主義やねえ、とかね、そうとしか思われへんかったよ。

    まあ、自分にとっては、そんな作品なんです。ホンマごめんなさいね。

  • 10冊目、やっとストーリーになってきた(中)は、あっという間に読み終わった!けれど相変わらず、筆者が結果を書いてしまう手法がどうにも受け入れられない。なんでああも、”〇〇は××だと気付いた”とか、”これは〇〇ということですよね”とか読者が思えば良いところを全部文章にして書いてしまうんだろうなーと、不思議に。私は本を読む楽しさはそこにあると思うのだけれど。主人公たちの感じている怖さが全然伝わってこないのは、中でひとりよがりな世界が完結しているからだと思う。なんとなく嫌な感じがする、という部分もできれば主人公が小説の中で思うのではなく私が思いたい。

  • 感想は下巻で。

  • 新世界より(上)のレビューご参照。

  • 中卷でも悪鬼・業魔を説明が長い割にどういうものなのか理解できなかった。
    解説的な展開よりも、駿が業魔化する兆しや守るが家出する兆しをミステリアスに展開してほしかったという思いから、やはり星二つ。

  • 借りてきたから読んでみる
    グロいエロい・・
    ・・・
    イケメン瞬くんが退場でかなしい

  • 上巻ではなかなか入り込めなかったが、だんだん面白くなってきて続きが気になる。

  • 中巻を読み終えて思った事は、主人公何回追い詰めらるのー!?
    何回も怖い目に遭っても無事なのは主人公だからなのか強い人だからなのか
    もー読んでて怖くて怖くてたまりません!

  • 話自体は面白いんですけどね・・・

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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