コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ (講談社文庫)

  • 講談社
4.28
  • (50)
  • (44)
  • (14)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 365
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768818

作品紹介・あらすじ

ぼくはクリノヒコ。身長3センチ2ミリ。コロボックルの中では大きいほうだ。ぼくたちの国で新聞を出す話をしているときに、大ニュース。先祖が飼っていた豆つぶくらいの小さないぬ"マメイヌ"が、今も生きているかもしれないという。創刊号はこのスクープだ!日本が誇る傑作ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コロボックル物語2作目。
    先祖が飼っていた豆粒くらいの小さな犬を探す冒険のお話。
    コロボックル達の暮らしぶりが楽しい。
    ポストや引き出しの中の部屋とか。
    仲間と助け合いながら、文化もどんどん進んでいく。
    続編がまた楽しみ。

  • 豆つぶほどの小さな犬…
    なにそれかわいぃぃぃぃ
    ストーリーとしては、犬を見つけるだけなのに。
    ワクワク、ドキドキ!一気読み!

  • 前作とは違い、コロボックル視点からのお話。本当にコロボックルがいるような、自分がコロボックルのような、臨場感があり楽しんで読めた。
    いつもとは違う世界にいける、素敵な一冊。

  • 小さな山に自分たちの国を築いて生きている小人のコロボックルたちと、彼らを唯一知る人間であるせいたかさん・ママ先生夫妻を巡る物語シリーズの第二弾。人間の目から語られていた一作目と違い、せいたかさんとの連絡役を務めるコロボックルが語り手になっていて、コロボックルの活躍がより中心になっている。

    コロボックルの世界では絶滅したと思われていたマメイヌ=人間の世界では伝説の生き物とされているユビイヌを発見するまでのミステリー仕立ての作品。
    推理や物語に少し物足りないところもあるが、働き者のコロボックルたち、心優しいせいたか夫妻の穏やかで温かなファンタジーだ。
    コンパクトな文庫版だけど、村上勉の挿絵も愛らしくて、物語とぴったりなのはよくわかる。

  • 2016.7.25

  • 小さい人が小さいイヌを捕まえようと、コロボックル通信社の人たちが調べ工夫し挑戦する。ワクワクする出来事でした。コロボックル通信1号はホントの新聞みたいでした。2号からも続けて読みたいものです。

  • この巻(2巻)から読んだけど、設定も詳細でおもしろかった。日本のファンタジー。

  • 小学生以来の読み返しに懐かしさと新鮮さが同居する気持ちで一気に読みました。「誰も知らない小さな国」以降の続編がこんなにもあったのは驚きです。根強いコロボックルファンが多いのでしょうね。振り返ると私のファンタジー好きの原点はこの作品だったのかも…です。

  • 有川浩さんがコロボックル物語の続きを書かれることになったと知って、
    ン十年ぶりにコロボックルたちに会いたくなりました。
    子供のころ、ワクワクしながら読んだな・・・やっぱり今でもワクワクします。
    有川浩さんが書く「続き」のお話も、ものすごく楽しみです。

  • む、昔より分厚い・・ 字が少し大きくなって行間もひろくなっているかな

全29件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤さとるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×