流星の絆 (講談社文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (2011年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769204

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流星の絆 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 東野圭吾さんのハッピーエンドはとても温かい味わい。
    この話の内容で、こんなラストを迎えるとは思いませんでした。

    読み終わった後、何かを感じるより先に
    ハヤシライスが食べたくなりました。

  • 何年か前にドラマでやってたよねぇ。
    夢中になって見てたのを思い出して懐かしくて買っちゃった(〃∇〃)

    でも、「ドラマと原作は違って当たり前。」って事を頭に置いて読んだけどドラマにも原作にもガッカリする事なく読めた。
    たいていの場合、原作を読んでたらドラマでガッカリするパターンが多いけどアタシは「両方とも好き♪」って珍しいパターン( ´艸`)
    欲を言えば「ドラマでやってた、あの詐欺シーンも読みたかったなぁ。」とかは多少あるけどね(笑)

    功一・泰輔・静奈の強い絆は最強!!

  • 勘がいいのか読者が気付くように仕向けられていたのか、途中で犯人の目星がついてしまった。その人が犯人であると確定した途端、胸の中にドーンと衝撃音が鳴った。この衝撃は忘れられない。
    原作を読んでドラマを見たけれど、ずっと原作の方が良かった。なぜなら本は想像力を膨らませてくれるから。ドラマももちろん面白いけれど、まっさらな気持ちで原作を読んだときのあの世界を表現する事は出来ないと思う。だって、みんな頭の中の想像力は無限だから。そういう意味で、先に本を読めば自分だけの「流星の絆」が見れる。ドラマを先にみてしまえば、ドラマの世界観だけの「流星の絆」になってしまう。
    犯人が最後にとった行動が原作とドラマで違うのが少し気になったけど、ミステリーが好きな方は読む価値ありです!

  • 東野圭吾は流石の業師だと思った。

    流星群を見に行った日に両親を殺された子供達。
    両親を殺された兄、弟、妹。3人が敵をうとうと考える。
    大きくなって,詐欺を働く。3人で組んで、お金を集め、犯人を追い詰める。

    同じ日に,その家を訪れた人の子供が流星群を見ていた。

    犯人の子供と思われる男に妹が好意を寄せる。
    最後まで真犯人が分からないところが東野圭吾流。

    糸をたぐり寄せると,みごとにほどけていく。

    子供達の絆の強さが、
    最後は崩れるかと思わせて、
    どこまでも崩れないように書ききる。

    同じ星を眺めていたのが鍵かも。

    結末の展開の鋭さ、速さ、深さの三拍子が揃った物語は少ない。
    わずかな枚数で,すべての問題に決着をつけ、余韻を残して終わる。

    将来,東野圭吾賞を作るとしたら、本書を審査基準にするとよいのではないだろうかと思った。

    文学性ではなく,人間性
    に重点を置いた賞があってもよいのではないだろうか。

  • 【あらすじ】
    「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
    「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」

    幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。

    「これはお父さんのハヤシライスだ――」

    何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

    【感想】

  • 安定の東野圭吾。
    物語にどんどん引き込まれて、時間を忘れて読んでしまうくらい面白い。
    そして、驚く展開を盛り込みつつ、感動ポイントも忘れない。
    読みやすく、かつ面白くて満足できる。
    東野圭吾はやっぱりすごい。

  • 両親を惨殺された兄弟が詐欺をしながら生活していくうちに、犯人に辿り着く。犯人のトリックや、犯人を落としいれる罠は面白いが、詐欺をしていてたまたま容疑者にたどり着く経緯がちょっと無理矢理な感じ。ドラマは見ていないが、恋愛あり、容疑者のドンデン返しありで、ドラマなら面白いかも。

  • すべてになるほど!!と言わせる、コンセプトとセッティング、それに理由付けが素晴らしい。最後の、まさかの犯人においてはすっと飛ばされた感が否めないが、エンディングはここまですべてのセッティングが無駄にならず120%生かされていた。素晴らしい。

  • 復讐劇を読みたい気分で買った「流星の絆」。
    どうしても、にの・錦戸・戸田恵梨香の三兄弟で再生されてしまうし、犯人も知っていたけど
    それでもすごく面白かった!

    設定もドラマとは違って、功一はカレー屋に勤めてないし
    三兄弟は詐欺師グループになっていた。
    カレー屋の感じ好きだったので、ちょっと驚いた。。

    行成との出会い方も、いつ出てくるんだろう?と思ったら偶然な感じ。
    でもそれがなんだか運命的というか、あぁここから物語がスタートするんだな、っていういい合図になっていてよかったと思う。

    物語の結論は、わかっちゃいたけど辛い展開。。
    かなり急転換だったから、まさかドラマと違うオチ!?と期待したけど、やっぱり同じでした。


    とりあえず、東野圭吾にはずれなしだなぁと再確認。

    それにしても最後の行成、いいなぁ。。

  • 両親を惨殺された三人兄弟が流星の下で復讐を誓う。
    しかし、妹の静奈が仇である犯人の息子に恋をしてしまう。果たして、妹の恋という大誤算に兄弟はどう向き合っていくのか。そしてその結末はいかに?(いなか)
    本館1階日本の小説コーナー 913.6||Hi 208000292

  • テレビで老舗の洋食屋さんのメニューが出ていたのも相まって、ハヤシライスがとても食べたくなりました。
    クドカンのドラマも気になります。
    それにしても行成、いい人すぎる。

  • 面白かったけど最後がちょっとあっけなくて残念。
    あと、静奈はあんだけの事しといてなんのお咎めもナシ、てのは駄目でしょう。子供じゃないんだから、自分のした事のツケは静奈も払うべき。

  • 先にドラマを観てしまっていたので先入観が…。

    でも楽しく読むことができました。

    東野さんにしては珍しく(?)ハッピーエンドというか優しい終わり方でした。



    ハヤシライスが食べたくなります(笑)

  • 良く出来た話です。とにかく残念なのはドラマを先に見てしまっていたこと。
    宮藤官九郎はあの小説の良いところを全面にだしており、完璧に表現していたことが分かりました。くそぅ!イメージの先入観がちらちらと。

    物語は親が殺された3人の子どもが成長し、詐欺行為を働いてる最中に犯人を見つけてしまう物語。
    犯人が分かりながら読んでたら、もうそんな描写が最初からわんさか出てくる。

    それでもそわそわしながら、一気読みできたのはこの小説のポテンシャルの高さだろう。東野圭吾の天才ぶりを改めて感じる。
    この人は人間の中の良心を描く。悪い奴もなんかしょうがない気分になる。そこの矛盾がいつも考えさせられる。

    最後の行成の告白の仕方なんか乙やな〜。良い!

    作中名言
    「やっぱ、人から奪った金で幸せになろうなんてズルは通用しない」

  • 長さの割に重みがあまり感じられなかった。
    終わり方がいまいち。。。
    登場人物の内面をもう少し描いてほしかったかな。
    でも「はずれ」というほどではない。

  • なんか、犯人の動機に違和感を感じた。もっと動機について掘り下げて書いてほしかったかな… 真相が明かされるところまでは非常に楽しく読めたけど、最後で読んでいる自分のテンションが下がってしまったというか。でも3人の話は本当に楽しかった。

  • 「ファンが選ぶ東野圭吾」みたいな本で上位にランキングされていたので、読んでみたが。。。うーん。。。ちなみにドラマでやってたそうですが、見てません。

    まず、謎解き。

    どんでん返しの部類に入るのだろうが、それまでの伏線の少なさに、いきなり感がぬぐえなかった。どんでん返しってそんなもん、と言えばそうなのだが。

    犯人の人物像もそんなに描かれてなかったので、さーっと通り過ぎたというような印象。なので、犯行の動機にもいまいち感情移入できなかった。

    そして、心情などがセリフやモノローグにダダ漏れな割には、静奈が行成のどの辺に魅力を感じていったのかが、わからなかった。

    泰輔の「妹は仇の息子に惚れてるよ」(帯のうたい文句)というセリフ。
    帯に書かれるくらいだから、『静奈どのあたりで惚れちゃうの~?はまっちゃうの~?』と期待しながら読んでたが、二人の心境の起伏をあまり感じないまま、帯のセリフまでたどりついちゃったので、「え?ここで?」みたいな。

    登場人物の見た目について触れる描写が少なかったため(特に男性陣)、想像力欠如気味の私には、二人の心の動きに気をくばれずに、読み流しちゃったのか?

    最終的には、兄と弟は自首するらしい事に触れられているのだが、どうせ自首で被害者側にはやってた詐欺がばれるのに、だましたまんまの状態でお金返すとか。罪滅ぼしって、、、ホントに?

    静奈って説得されて、兄弟に詐欺罪おしつけちゃうの??(←ここまでは描かれてない、が、そうなりそう)とか。。。

    あと、親父なんで14年も隠してた割には、そんなにあっさりしゃべっちゃうの?。。。とか。

    あと、この本は初版が2011年だけど、2010年の新法制定(凶悪事件の時効は2010年7月?時点で時効が成立してない場合、時効は成立しなくなる)は考慮して読んだ方がいいのか?その場合、、時効ないんじゃ?とか細かいことが気になり始め。。。

    きっと、ものすごく期待して読み始めちゃったのがよくなかったのね。予告編見てすごく楽しみにしてたのに、本編そうでもなかった映画を見たときの感じに似てる。

    まったく個人的なことだが、帯買い2連敗。

    東野圭吾って初めて読んだんだけど、この本の感じで他のも読むか決めようと思ってただけに、今後どうするか悩むところ。

  • 文句なしの五つ星。久々に時間を忘れてここまでのめり込んだ。東野作品としては久々に読後感が清々しかった。時生以来かも。
    絆。「きずな」とも読み、「ほだし」とも読む。前者は強い結びつきを表し、後者は自由を束縛するものを表す。同じ漢字でも相反する意味をもっているのがこの漢字。
    一般的にイメージするのは前者だが、私自身は後者の側面があってこそ前者のような強い結びつきを感じられるものだと思う。
    ここで描かれている人物、功一、泰輔、静奈、それから、行成、は正にそういった関係で結ばれているんじゃないだろうか。
    特にラスト数ページはそう感じられずにはいられなかった。
    ぜひ一読を!

  • ドラマが放送されていたようだったが、文庫本で読むためにドラマは観ないでおいた。

    「両親を惨殺されてから14年後。彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった」という帯がついているが、その復習や妹の恋心には、あまり感情移入できなかった。また、犯人は、予想ができてしまうところがあったので、あまり衝撃的なものではなかったが、それを差し引いても、作品に引き込まれ、一気に読みきれるあたり、さすが東野圭吾。

    全体的を通してみるととても好きな作品。(最後の部分は個人的にとても好きなところ)

  • ◆結論 ~ 星の数 ~
    ★★★:暇な時間で読めば良い、読書の「費用と時間」と「内容」のバランスが釣り合っている(35%)

    ◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~

    ◇読む前の感想
     実は、ずーっと気になっていたんですよねー。
     本屋さんに行けば、どこもかしこも必ず特設コーナーがあって、何タイトルも平積みされていて。
     できるだけ、避けてきたのですが、とうとう買っちゃいました。

     因みに、何故「流星の絆」を選んだかと言うと、大した理由はありません。
     文庫で、安くて、手前に置いてあったから。
     ぶっちゃけたまたま取ったのが「流星」だったからです。
     わは。

    ◇読んだ後の感想
     だめですわ、こんな本、最悪です。
     めちゃめちゃヤバイじゃないですか。
     読み始めてしまったら、617ページ、ほぼノンストップで読んでしまいました。

     トイレ行くのも読みながら、煙草に行くのも読みながら。
     読み終わるのに、4時間ぐらい?かかったでしょうか。

     しかも、最悪なことに、読み始めたのは夜の12時ぐらいで、読み終わったのが、明け方4時前。
     そして、そのまま、仕事・・・みたいな。
     わは。

     凄い、洗練されたストーリーですね。
     謎と謎の絡みが、美しさをもって、ほどけていきます。

     マジ、東野圭吾は、暫く買いません。

    (参考:評価基準)
    ★★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(5%)
    ★★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
    ★★★:暇な時間で読めば良い、読書の「費用と時間」と「内容」のバランスが釣り合っている(35%)
    ★★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%)
    ★:「費用と時間」の無駄、全く読む必要無し(10%)

  • 色々と落ちを考えていたけれど、犯人は全く検討外れの人物でまた驚かされた。
    ラストは心温まる感動的な、個人的にはとても好きな終わり方だった。

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流星の絆 (講談社文庫)の作品紹介

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

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