封印された系譜(上) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769600

感想・レビュー・書評

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  • イギリス外務省に勤務するリチャード・ユーズデンは元妻から旧友からの頼みを言付かった。それはリチャードをイギリスからベルギー、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、フィンランドを巡る旅に向かわせた。目まぐるしく展開が変わる理由付けに納得感が無いので☆3。

  • 例によって、主人公は、周りの人から強引に事件へと巻き込まれています。アンナ・アンダーソン。とんでもない、歴史的出来事に巻き込まれていますね。

  • いまさらアナスタシアって感もあるが下巻次第か。
    しかし、北欧名前が頭に入らない。

  • 感想は下巻で。

  • レビューは下巻にて。

  • イギリスの外交官が、古い友人の関係する事件に巻き込まれ、ロシアのロマノフ王朝と、フィンランドの実業家との関係について、調べることになるという話です。ヨーロッパのいろんな場所をいったりきたりする上、登場人物の関係がややこしいので、読みにくかったです。

  • 安心して読めるミステリー。ロシア皇女アナスタシアに関連して、様々な人が、国が、絡み合う。

  •  幼馴染の願いで、古いアタッシュケースをロンドンからブリュッセルに届けることになったリチャード。それは、ロシア皇女アナスタシアの伝説が絡む陰謀の幕あきだった。

     主人公リチャードは、平凡な人です。役所勤めでバツ1で、特に特徴があるわけじゃない。反対に、病気で死にかけている幼馴染は、無軌道で自由な男の典型のような感じ。幼馴染を主人公にした方がよかったんじゃないと思うぐらいなんだが、そうじゃないところがゴダードの上手いところなんだろう。
     つまり、ひたすら巻き込まれ、その中で真実と自分の正義のみを頼りに立ちあがる、そういうしぶとさを淡々と描いて、陰謀の大きさを俯瞰させているんだと思う。

     にしても、ロンドンから、ベルギーにデンマーク、スウェーデン、フィンランドと、舞台はめまぐるしく変り、登場人物もやたら多い。しかも、北欧の名前で…。ちょっとしんどかったよ。

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著者プロフィール

1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、作品を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞。他の著作に、『還らざる日々』『血の裁き』『欺きの家』(すべて講談社文庫)など。

「2017年 『宿命の地(下) 1919年三部作 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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