刃傷 奥右筆秘帳 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769891

作品紹介・あらすじ

「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で突然、刺客に斬りつけられた併右衛門は、脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらしてしまう。殿中法度にふれた咎で、目付に捕らわれ、切腹、お家断絶まで覚悟する併右衛門。筆で生きてきた奥右筆に、危難から脱出する秘策はあるのか!? 人気爆発シリーズ第八弾! <文庫書下ろし> (2011年6月、講談社文庫として刊行)

感想・レビュー・書評

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  • 言いがかりもいいところだけど、難しいもんだ。

  • 城内での刃傷。奥右筆だからこその解決策。
    衛悟と、瑞紀の婚約。

  • 2014/03/08 図書館から借用;03/12朝の通勤電車から読み始め

  • 第八弾
    併右衛門が伊賀者の罠に
    迫真の立ち振る舞い

  • 堀田正俊刺殺事件(1684)

  • お庭番に伊賀に甲賀に、とますます忍者忍者してきたけど、一時期の冥府防人と絹の超人っぷりにただ苦笑しちゃうだけってストーリーではなくて、物語が進行しているようになってきましたね。

  • 奥右筆シリーズ8作目。
    今回、主人公が罠にはめられお家断絶か?!の危機だったからか、これまでで一番おもしろかった。

  • L 奥右筆秘帳8

    毎回襲われている併右衛門、城内の衛吾の助けもないところで大ピンチ。いやいや、いつも刺客から守られる戦いと違ってギリギリのところを縫うように切り抜ける併右衛門の様がなかなか良かった。なにげに御庭番に守られたり、冥府に助けられたり。それでもよく併右衛門と衛吾二人で凌いでるなぁ。これからは義理の親子で絆も深まるね。注目株は冥府。完全に衛吾の師匠と化してます。

  • 奥祐筆秘帳シリーズ・8
    文庫本書下ろしシリーズですね

    これ結構続いてますねー
    ハードボイルド調の時代モノ・・ と私は解釈してます^^
    毎回陰謀ありアクションありで全体的に派手
    そういう感じで軽いので 時代モノだけど読みやすいと思いますねー

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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