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この作品からのみんなの引用
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ところで、まだ詫び言を聞いていませんでしたね
― 67ページ -
幸福とは、その人の能力が発揮できる場を常に持ち続けることかも知れない
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死力を尽くさず、余力を残せ
― 127ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ものづくりを日本の特色とするのは器用で辛抱強い国民性に合っているとは思う。
相変わらず、漢字か原語で書いて欲しいカタカナ経済用語満載だが、アカマとマジテックの話が絡まない、鷲津の親友アランの死とその婚約者に関するエピソードが唐突すぎる。前作を読んでから来い、にしても、他の設定の独立度を考えると不自然。
終わり近くにまだ何一つ片がついていないのに残りページがどんどんなくなっていくのでブクブクと湧きたつ嫌な予感的中。纏めには3倍のページ数を割いてほしかった。
いろんな伏線が詰め込んであって、本筋の話も面白いけど、サブストーリーがさらにわくわくさせられる内容。
だったのに、下巻の後半になってページ数が少なくなってきたせいか、一気に本筋の内容オンリーで走り始めて、折角の面白みが減じてしまった。
別の機会にでも、サブストーリーのその後が欲しい。というか、もう一巻増やしてでも内容を充実させて欲しかったです。
それでも本筋の内容は良かったです。政府が絡むTOBという難しい奔流の中を、いろいろと苦しみながらも泳いで、なんとか泳ぎ切るスリルは、他では味わえないですね。
「重要な話は筆談に限る」「経験に裏打ちされた正論ほど強いものはない。」「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。」
血よりも濃いつながり、すれ違うよりも細い情で成り立つ世界。頂点を極めるのは孤高の人物のみ。他人を出し抜き、踏み台にし、裏をかき、先を見ることが出来る人間達だけのステージが終焉を迎える。
ただ誰よりもしぶとかったのは、下支えする人なのかもしれない。一つの世界の自動車業界での戦争は、三法一両損、親の総取りで決着。柴野の引き際は賛否両論あるかもしれないが、個人的には納得。あそこで引かせることができた筆者に拍手したい。
最後、ちょっと強引だったか手に汗握る駆け引きに圧倒。文庫版ならではない著者と池上彰氏との対談も面白い。
日本的大企業の弱さ、中国ファンドのしたたかさなどがよく理解できた。主人公はやっぱり日本が好きなのかな?
今作もホント面白かった。
続編を大いに希望!
当面は真山作品を読み進めようと思います。
やっぱりこのシリーズは読んでて高揚感がある。
難しいことはわからないけど、
なんだかんだと情にあふれた鷲津さんが素敵☆
会社のためにすべてを賭けるというのも、幸せな生き方かもしれない、と思う。
全力を投入しないと、得られないものってあるかもなあ、と、ちょっと反省した。
ハゲタカシリーズ第三弾。
日、中、米をまたにかけた買収劇で、スケールの大きさはシリーズ随一。全二作よりサスペンス的要素が増した気が。
謎が謎を呼ぶ展開からの、後半のどんでん返しの連続は、ビジネス小説というより純粋にサスペンスとして楽しかった。
ただ、終盤は鷲津視点の話題に集中し、中盤まで盛り上がってた様々なサブストーリーが完全にシカトされて物語が完結してしまったのはちょっと残念。芝野さんとかまじ空気w
あと中国人多すぎて名前と人間関係覚えるの大変。
でも面白かったです。連載が開始された第四弾「グリード」も楽しみ。
中国と凄く関係があるわけでもないが、全く無いわけでもない。共産党や国家など意識する場面もほんのちょっとしかない。だけどなんだか気になり、たまに中国関係本に触れてみたくなる。そうして取り上げたが、自動車業界を中心として鷲津ワールドが「ちょっと気になる」という範囲から大きく逸脱していた。
国家ファンドやアメリカ自動車産業を絡めながら、市場に委ねるあるいは、企業を経営するとは?といったあたりに寄せていこうという姿勢が本書からも感じられた。
一応芝野も中小企業の再生を担当とするとして出てくるが、あまり絡みはない。誰かの甥や姪といった展開は途中途中で刺激にはなるが、全体の流れからはあまり関係ないような気もしたが、小説としては必要なのかもしれない。
最初はサムライ・キャピタル対CICという構図だったけど、KKLまで参入してきて予想外のことが起きたあとに予想外の結末やったな。
「この国に守る価値があるのか」-話を読んでて、このことばっかり考えてた。
創業者企業や中国ファンドがよく描かれている。
が、国際規模になっているため、現実感はあまりない。
(金融不安で下火になっているが)むしろ国際ファンドが一国の一流企業を買収するという方が現実の話としてとらえられる。
内容は最後の方は入りくみ過ぎな上に、あれ、この登場人物はどうしたの?という感じ。
特にずっとひっぱっていた割に、アランの件はやけに軽かった。
日本を代表する大企業アカマ自動車を舞台に、
中国・アメリカのファンドが入り乱れる戦いに終止符が打たれる下巻。
鷲津の活躍が描かれる。
前2作までの面と向かっての交渉の緊張感・スリルは残念ながらない。
しかし、これ迄の主要キャラクターが総登場し、
国を跨いだスケールの大きな展開は、
それを補ってあまりある楽しいものであり、終わり方もすがすがしい。
更に、アランの死というずっと謎とされてきた点も明かになった。
当然、劇場版ハゲタカ原作ということもある。
是非、映像でも鷲津の活躍をみたいと思う。
興味深く読みきった本。
後編だが、一気に読みきった。それぞれのキャラをNHKドラマ版に置き換えていたからか、キャラクターがイメージしやすく、シーンによっては、「ニヤッ」としてしまうところもあった。
この作品を理解するには、ハゲタカⅠ・Ⅱを読んでからにしたほうがよい。登場人物の背景を知っていないと厳しいだろう。
まぁこのシリーズはおもしろい。
ハゲタカⅠ・Ⅱを読みなおしてみようか・・・。
「ハゲタカ」シリーズ第三作。回を重ねる毎に話が大きくなっていくこのシリーズ、とうとう米中日の国家的な政治が絡んだ壮大な物語になり、フィクションの色彩が強くなってきた。とはいえ、企業の抱える事情や産業的な構図、国家間の関係など随所にリアリティを高める演出が施されており、臨場感を感じながら読み進むことが出来る。主人公の鷲津やパートナーのリンといった魅力あるレギュラーキャラクターや、読者の引き込みページを捲らせる語り口の巧みさも相変わらず。しかし、ここまで仕掛けがでかくなると、もう次は苦しいかな。
クルマを作ってただけなのに、なんでこんなことに巻き込まれるんだ...という大内社長室長の気持ちがよく分かる
知識としては知ってても、なんだか分からない世界の話だな〜
このケレン味を楽しめれば楽しい小説なんでしょうけど…どうも文章の感じなどが好きではありません。キャラ立ちが素晴らしいので、星三つです。しかしお金持ちばっかり。バブリーな世界観です。
鷲津に翻弄されている私です。
あの人間観がやはり好きで読んでしまう。
ただ惚れてるだけ。
でも、やはり最初の方がやはり好きやったかな。いろんな事があやふやな感じやったから。今では少し明確に見え過ぎている感がある
ハゲタカからレッドゾーンまで、三部作全部読みました◎経済ちしきは、ほぼ皆無だったので、日経新聞がよみたくなるくらい、すごく勉強になった!鷲津とリンのキャラ設定は、ムズカユかったけど、もう一回読み直したくなるシリーズです!芝野さんは、どうなった!?
今までの作品より大きな規模で進むディールに息をのむ。
少なくとも日本を救うためにはこれ位の駆け引きをする力が必要なのか、
と現在の自分との距離を感じるとともに、やる気も湧いてくる。
オチが良いw

面白かった






