アイスクリン強し (講談社文庫)

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著者 : 畠中恵
  • 講談社 (2011年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770767

アイスクリン強し (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 駄目、合わないw 読み難いし、読んでる端からスルスルと零れ落ちて、なんにも残らなかったww
    「面白そう!読みたい!」と思ったのに、ぜーんぜんこの世界に入り込めなかったので、共感も共鳴もしないし、何だかなぁ?って感じ、キャラもイマイチな感じだったし。。。
    「しゃばけ」で人気の作家さんなので、いつか読みたいと思っていたんだけど、「しゃばけ」がまた遠ざかってしまったわーwww

  • 江戸が東京に変わった明治時代、まだまだ物珍しかった西洋菓子のお店を開いた青年が主人公のミステリー。

    菓子屋の主人・皆川と、その親友で士族から警察官になった数人の巡査たち、そして、皆川に恋心を寄せている…と思われる貿易商のお嬢様が登場。大事件が起こるわけではなく、江戸から明治になって変わっていく街のなかで起こる小さな事件に翻弄される。明治の街の様子と、登場人物たちの友情や恋心の描写と、美味しそうな西洋菓子がたくさん登場する。

    章の名前がシャレていて、
    「チヨコレイト甘し」
    「シユクリーム危うし」
    「アイスクリン強し」
    「ゼリケーキ儚し」
    「ワッフルス熱し」とかとか。

    時には皆川がお菓子を作るシーンが出てきたりして、そのレシピに昔の計量単位が使われていたりするのが楽しい。



    畠中恵さんの小説を「アコギなのか〜」「しゃばけ」「アイスクリン強し」と読んできて思ったのは、登場人物たちがアニメや漫画っぽいキャラクタ設定になっているなぁーと。若い世代に受け入れられやすそう。そういう意味ではとても読みやすい。一方で、深みに欠ける感じも否めない。惹き込まれる要素がもう少しあると、もっとするすると世界観に入れるのに、ちょっぴりもったいない。

  • 文庫版読破20171108。
    次巻の「若様組」を読む前に読み直してみました。うん、読んだの大学生の頃だからだいぶ忘れてました(苦笑)シユウクリームとかアイスクリンが美味しそう!「しゃばけ」シリーズと違うのは、時代背景がかなりリアルだと言うこと。明治は新しいものを取り入れ、戦いの時代に逆戻りした時だったんだなぁ。

  • お名前は拝見してましたが、初めての畠中さん作品。
    面白く、美味しく読了しました。
    言葉のチョイスが巧み。
    妖怪ものはちょっと。。。と避けてましたが、今さら「しゃばげ」にも取っ付こうと思います。

  • 好きな作家様の作品なのに二話目まで読んで本を閉じました、ギブアップ……。
    一話目は登場人物の嘆きや騒動に巻き込まれたり解決方法が面白かったりと期待大だったのに、二話目からはお菓子がちょこんと添えられている程度に見えて明治と主に動いているのは若様組のような印象……。
    作者さまは若様組が書きたかったのかな?と思ってみれば続編は若様メインっぽいので納得です。
    明治時代と可愛い女の子が好きなので、そんな作品と今度は出会いたい。

  • 先達ての5月9日は「アイスクリームの日」でした。日本で初めてアイスクリームを販売した日なのかと思つたら、さういふ訳でもないやうです。日本アイスクリーム協会とやらの商策により、1965(昭和40)年に制定されたさうです。
    日本初のアイスクリーム販売は、明治2年、横浜の「氷水屋」によるもの。当時の呼称は「アイスクリン」。此方の方が原語に近いのですがね。昔の日本人は、耳で聞こえた通りの表記をしてゐました。ステンショ(station)とか、ヘボン(Hepburn )とかね。わたくしは天邪鬼なので、「オードリー・ヘボン」とか、「ヘプバーン式ローマ字」などと口にしては嫌はれてゐます。

    といふ訳で、いささか強引ながら『アイスクリン強し』。
    物語の舞台は明治の23年くらゐですかな。『しゃばけ』シリーズよりも時代が下つてゐます。登場人物は20代前半の若者たちが中心ですが、新しい時代に対応しやすいと思はれるそんな若者ですら、江戸から明治への大変化には戸惑つてゐるさまが見てとれます。
    主人公は良く分からないけれど、タイトルからして多分、洋菓子屋の皆川真次郎なる若者。そして「若様組」を名乗る、若手警察官の面々。この若様組は、元元士族の跡取りたちだつたのですが、御維新でその身分を失ひ、警察官となつてゐる集団であります。そして成金の娘・小泉沙羅を加へたメムバアで、話が進んでいきます。

    「序」に続いて、「チヨコレイト甘し」「シユウクリーム危うし」「アイスクリン強し」「ゼリケーキ儚し」「ワッフルス熱し」の5編が並んでゐます。美味しさうなタイトルであります。
    といふことは、真次郎くんが作る洋菓子が話の中心になるのかと想像したのですが、実際は若様組・真次郎・沙羅が、その周辺で起こる様々な事件に巻き込まれるてんやわんや(死語か?)の物語でありました。活劇あり、ミステリイありの群像劇も悪くはありませんが、せつかくの洋菓子屋「風琴屋」が生かされてゐないのは残念であります。

    ところで、「序」では若様組の面面と真次郎くんに、「若い御仁方へ」といふ匿名の手紙が届きました。その手紙には、二つの指令が提示されてゐたのです。即ち、手紙の送り主を突き止める事と、送り主が欲してゐるものを考察してそれを手に入れる事。奇怪な話ですが、彼らにはあまりにも多くの出来事が降りかかるので、結局謎が解けたのは最終章でした。しかしどうもスッキリしない幕切れ。
    などと思ふのは、わたくしの頭が硬直化してゐるからでせうか。きつとライトノベルとやらを好む人なら、愉しめる一冊かも知れません。

    とりあへず、アイスクリンを食べたくなつたので、冷凍庫を覗いてきます。再見大家。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-634.html

  • 畠中恵作品は初めて、だけど
    どうも合わないなと。どうもキャラクターの描写がいまいちで、例えば園山の描写はエキセントリックと説明ばっかりで、肝心の園山の印象が残らないのが気になってしまった。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第51回目に紹介されたのは、畠中恵の「アイスクリン強し」に登場する『ワッフルス』。

    ―暖炉の前で片膝をついた格好で、
    ワッフルスの生地を鉄板に落とすと、
    菓子の甘い香りが部屋内に流れる。

    滝川が盆に乗せ熱い紅茶と共に差し出すと、
    皆の目がしばしそこに移る。



    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 時代が「江戸」から「明治」になった後の東京が舞台。
    西洋菓子職人の主人公。
    元士族で警察官となった友人たちは「若様組」と呼ばれている。
    彼らのまわりで起こる事件。
    ちょっと期待はずれな部分もあり・・・

  • ん~、「読んだ」って感じかな。

    明治23年という新政府が始まりでもまだ「江戸」も残ってるっていう微妙な時代が舞台。

    西洋菓子屋を営む「真次郎」と江戸の世であれば「武士」なのに新政府では「警察官」になっている若者たちに巻き起こる事件の数々。

    たぶん「真次郎」が一応の主人公なんだろうけれど、正直誰が主人公かわからなかった。
    また成金娘の沙羅と真次郎の事もはっきりしないまま終了。

    各章にお菓子をタイトルに付けて、無理やりそのお菓子を出してるような気がするけれど、出てくるお菓子はどれもおいしそうで甘い香りが漂ってきそうだった。

    作品にはずっと「謎の手紙」が出てくるけれど、それも結局大したことではなかった。

    ま、いつの時代も若者は頑張ってその時代を生きてるんだって事だろうか。

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アイスクリン強し (講談社文庫)の作品紹介

お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が…。キュートな文明開化物語。

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