鉄の骨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7927
感想 : 787
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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770972

感想・レビュー・書評

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  • 面白いの一言。
    建設業界こ裏側を垣間見れた気がする。談合に正面から立ち向かう姿は勇気をもらえた。

  • 建設業界における談合について、非常に面白く参考になる内容だった。しかもめちゃ読みやすい。どうあるべきか、これからどうなっていくのかについても綴られていて興味深かった。

  • 分厚い文庫本だなと思ったが、そこは池井戸潤、飽きさせずにグイグイ引き込んでくれる。
    談合に関わってしまう真っ直ぐな青年が主人公という設定も興味深い。
    勧善懲悪がお決まりの池井戸作品にあって、「悪」側の視点で進んでいく。
    ドラマ化されているようなのでそちらも視聴してみたい。

  • 仕事に一生懸命頑張るというのは、気持ちが高揚しがんばろう!という気持ちになる。
    たまにはこのようなものを読むのはいい!

  • ゼネコン業界において悪とされている談合について記述した小説。談合は悪だと主張しながらも、サラリーマンとして会社のために談合を起こさなければならない主人公の葛藤がよく表現されていたと思う。
    また、彼女との関係性も非常に軽快に書かれていた。彼女の職場先の先輩である園田はハイスペック人間として出てきたが、物語が進むにつれて特異な性格が露わになる姿は巧妙に描かれていたと思う。
    談合は必要悪なのか、なぜなくならないのか、そういったゼネコン業界のしがらみが面白く、もう一度読みたい本である。

  • すごく面白かった。中堅ゼネコンの逆転劇。新入りの平太がとにかく頑張る話。応援したくなる。

  • はぁ〜談合という存在を恥ずかしながら
    初めて知る。
    これは何とも…悪しき文化だ。

    美味しい思いをする人は沢山居たのだろうが…
    成長できるはずの企業があったとしても
    頭を押さえつけられて
    成長をストップされているようなもんだ。

  • 彼女の大胆な二股っぷりにイライラしっぱなしで、物語にあまり集中できませんでした。
    ごめんなさい。

  • 読んだのは一年くらい前かな。

    つい最近も◯◯組の管理職が下請けから金品受け取ってて問題になったみたいなニュースやってましたね。

    建築業界は相変わらず腐ってんなぁー談合も今でもやってんでしょうね、と思わざるを得ない。
    たまーにそんな誘惑もあるけど、律儀に断ってますよ、他業界では!

  • 分厚い本だったけど、いつのまにか読見終わっていた。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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