- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771474
作品紹介・あらすじ
高校時代、同級生にレイプ未遂された冴絵は薬指を失った。義指となってピアニストの夢は絶たれたが、代わりに冴絵は警視庁捜査一課の警部補となった。肉体は鍛え上げられ、闘う術としての冷静さを備えた。埼玉と渋谷で勃発した連続篭城銃乱射事件。人間の悪意に近づく冴絵の心は、深い海の静寂に満ちていた。
感想・レビュー・書評
-
食らいついたら、最後まで離さない、まさしく「猟犬」の名にふさわしい女刑事 呉内 冴絵。
ブラジル人の祖母を持つエキゾチックな雰囲気を持つ彼女は、警視庁捜査一課特殊班捜査、通称 SITに所属する。
風俗嬢ばかり狙った連続殺人事件や、続けて、連続銃乱射事件が発生する。。
実行犯は、その場で射殺されるが、動機が分からない。
やがて、事件の黒幕の姿が見えてくるが、証拠が掴めず、冴絵の苦悩が続く。
最後に、ゆとり刑事の小野寺の何気ない一言で、一気に事態が進む。
ぜひ、シリーズ化を。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらりと読めるし悪くないけど、こういう話はあまり好きじゃない。
-
とにかく主人公がかっこよくて文体も読みやすかった。冴絵さんモテモテすぎるけど、確かに身近にこんな女性がいたらついその気になってしまうかもしれない。
-
マッチョハードボイルド。
ワイルド。でもちょっと単純? -
いやはや、3章はねぇ。
-
警視庁SITに所属する女刑事が銃乱射事件に挑む話。
大沢在昌とか深町秋生とかのノリが好きなら楽しめるはず。
それにしても「強い女はタンクトップ」というイメージは,エイリアンのシガニィ・ウィーバか,ターミネータのリンダ・ハミルトンあたりで定着したのだろうか・・・。 -
レズの女刑事がモテまくりながら事件を活躍する話。
-
主人公があまり好みではないが、作品としては読みやすかった。
-
すんなり読めたけど、私の好みじゃないなあ、
-
「猟犬」を改題
-
3.5
-
主人公の設定がやや作りすぎのような気もしないでもないが、テンポよく読める警察小説。