タカイ×タカイ CRUCIFIXION (講談社文庫)

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著者 : 森博嗣
  • 講談社 (2012年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062771672

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タカイ×タカイ CRUCIFIXION (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • S&M、V、Gシリーズの読者なら「おっ」とされられる場面が多い。
    真鍋と小川の微妙に噛み合わないようでもパタパタと展開していく軽妙な会話と他のミステリーにはない終点は森ミステリィ。
    Xシリーズはシンプルであっさり系。

  • 解説にもあったけど、突然終わる会話も、全貌を明らかにしないのも、今回のエピローグの終わり方も、いい雰囲気を残して終わらせてくれるなって感じ。やっと ムカシxムカシ に手を出せる

  • あの事件を彷彿とさせる、地上15mの高所に掲げられていた他殺体。
    今度も真鍋が理屈を捏ね捏ね、可能性を数える。
    トリックよりも動機よりも、罪の所在を知る事が大事なんだ。

    貧乏美大生 真鍋瞬市がロジックを捏ねるXシリーズ三作目。

  • 【あらすじ】
    「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」有名マジシャンの自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに地上約15メートルのポールの上に掲げられていた。
    事件関係者の調査依頼を受けた≪探偵≫鷹知祐一朗は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。不可解極まる事件の意外な真相とは!!Xシリーズ第三弾!

    【感想】

  • やはり、ミステリーは奇抜な舞台であった方が面白い。今回は久々にトリックの一部が解けて少々気分良し。

  • 自分的にあまり惹かれるものが少なかった巻なので、
    同性に支持される割に、それほど魅力的描写の少ない彼女が惜しいよな、と思ったり。

  •  森先生の作品としては、読みやすい(・・? Xシリーズですが、今回は森先生らしさも加わって更に面白かったかも♪

     『タカイ×タカイ』は、Xシリーズのスリリングさに、森先生らしい建築的なトリックを加えたスキのない作品でした。更に「最後をエレガントに成長した萌絵が締める」というゴージャスな展開です。物語の中では飲み物を残す萌絵ですが、読者はフルコースをデセールまで楽しんだという満足感と萌絵の粋なかはらいによる後味の良さが得られます。

     Xシリーズで登場したメインキャラであるはずの、鷹知、小川、真鍋も、凡人?らしい可愛らしさがあり、中々いいを味出していますが、今の萌絵に太刀打ちできるのは、もはや犀川先生か四季だけなのではないか?という感じです。ところで、森先生は、Xシリーズで何をしたかったの?

     続編である『ムカシ×ムカシ』と『サイタ×サイタ』は、まだまだ、講談社ノベルスじゃないと読めないみたいですね…それでは、先ず『レタスフライ』を読んで、次に『キウイγは時計仕掛け』を読んで、更に『スカイ・クロラ』を読みましょう。

  • エピローグのみの登場だった、西之園萌絵ががっつり謎解きに参戦!

    早く萌絵がメインで登場するS&Mシリーズ読みたい!

    「イナイ×イナイ」では、犯人消失?
    「キラレ×キラレ」では、切裂き魔
    「タカイ×タカイ」では、死体がポールの上に、

    Xシリーズの、タイトルの付け方が面白くて、好きだなぁって思った。

    小川の、真鍋に対するスタンスが少し謎。
    世話焼きおばちゃん(っていう年でもないか)なのか、ちょっとしたやきもちなのか…

  • かけるシリーズ3作目。有名マジシャンの自宅で他殺体が発見される。遺体は人のポールに高々と掲げられていた。事件の調査を依頼された鷹智は周辺人物の捜査を開始するが、真相に近づくにつれ、鷹智は不穏な予感を感じ始める。

    マジシャン関連するということで、幻惑の死と使徒を連想しましたが、内容は全く異なっています。何が違うかを説明するとネタバレになってしまうので書けませんが、様々な人間模様が交錯して、後半ページを繰る手が止まりませんでした。
    小川と真鍋の会話も今までで1番面白かったです。
    西之園かっこよさが増してますねー。

  • Xシリーズ第3弾。
    今回は西之園萌絵も今まで以上に登場。
    マジシャン宅で起こった奇妙な事件に関する話。

  • 登場人物のキャラが際立ってきているなと感じた。あと、S&Mから読んでいるとこのシリーズの西野園先生の存在感が大物すぎてすごい(笑)

  • なんかすっきりしないとこもあるけどまあ毎度のことテンポよく楽しめた。西之園さん随分落ち着いたな、という感想。あとがきが思いの外面白くて是非 使ってみたい落語のことば は読んでみたいと思った。

  • 【内容(「BOOK」データベースより)
    人気マジシャン・牧村亜佐美の邸宅で発見された他殺体。奇妙なことにそれは、高さ十五メートルのポールの上に「展示」されていた―。牧村に投資していた実業家から依頼を受け、調査に乗り出した探偵・鷹知、謎に惹かれた小川と真鍋、そして大学教員・西之園萌絵の推理が交差する。絶好調Xシリーズ第三弾。】

    事件がどのようにして起こったのかは、あまり関心がない。
    どのようにして情報が集まり、説かれていくのかを楽しんでいる。

    油断してのほほんと読んでいたら、そのうち大変な事件とか起こりそう。
    嵐の前の静けさかしらと勘ぐってしまう。

  • 今後のシリーズ展開がきになる幕切れ

  • Xシリーズ第三弾。
    これは、冒頭の遺体発見場面から、「あれ?この設定しってる」と思い、読み進めていって、Gシリーズに類似事件があったことにたどり着く。
    登場人物も見覚えのある人物が。。
    これは、S&Mシリーズ。
    そして、裏で活躍するのも、S&Mシリーズの主人公。
    ついでに、Vシリーズもひっかけ。。
    昔の作品のミックスで事件そのものよりも、登場人物の動きに面白さを感じた。

    犀川先生、でてこないかなー。。。。
    犀川先生ファンです。

  • ”タカイ×タカイ”森博嗣著 講談社文庫(2012/03発売)
    (2008/01発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:長井好弘(読売新聞社編集委員)

    ・・・有名マジシャン・牧村亜佐美の邸宅で発見された他殺体。奇妙なことにそれは、高さ十五メートルのポールの上に「展示」されていた。依頼を受け調査に乗り出した探偵・鷹知、謎に惹かれた小川と真鍋、そして大学教員・西之園萌絵の推理が交差する。絶好調Xシリーズ第三弾!(公式サイトより)

    ・・・落ち着いて考えて観ると良くこのトリックで一冊書けたなぁ、というところ。
    真鍋くんと小川さんの掛け合い、作品の雰囲気が好みにあっていで好印象の作品・シリーズではある。

    ・・・作中でも類似事件かも?と指摘されている”η(イータ)なのに夢のよう”と比べて見るの面白いかもしれません。
    あと”幻惑の死と使途”のキャラクターが出てきたのですが、どんな人物だったか思い出せん・・・(笑)

  • Xシリーズ第三弾

  • きちんとミステリー…と言えるのかな。自信はないけど。

    森作品は理系ミステリーなんて言われてきたけれど、ファンはそんなジャンルではくくれないと、皆さん思っているのではないでしょうか。

    殺人事件が起き、そこに謎があり、謎解きをする探偵がいる…わけだから、ミステリーなのだとは思う。

    しかし、それが作品の主目的ではないこと、さすがに40冊以上読み込んできたからわかります。

    特にこのXシリーズは、ここに繋がるS&MシリーズやVシリーズ、四季シリーズなどとは別の次元にあるような気がする。

    シリーズと言いながらも、作者は積極的かつ一貫したメッセージをはっきりとは見せていない。なんとなく、小川と真鍋との日常的なからみが周囲の空気を揺らし、気づけば真相に近づいていっている。本当に、なんとなく読み終えてしまうし、何も残らない。事件のすべてを最後まで解き明かしてしまわない居心地の悪さ以外は。

    西之園萌絵リスペクトのスピンオフ…と言えなくもないのだが、まだ3冊目なので結論は早すぎる。森博嗣作品の仕掛けの壮大さは存分に学習したから。

    引っかからんぞ!と身構えつつ、ムカシ×ムカシへ。掌が小さくて指が短い私は、新書サイズは相変わらず苦手だが。

  • 椙田さんだけでなく、真鍋くんも小川さんのことも気になり始めるシリーズ3作目。

  • もはやミステリーとしてではなく、キャラものとして読んでます。会話が楽しいです。

    私はやっぱりS&Mシリーズが好きなんだなー。萌絵が出てくると嬉しい。
    そして犀川先生がいないのがとても寂しい…。

  • Xシリーズ第3段。 いやー、面白い。まさに絶好調、Xシリーズといった感じ。森ミス堪能! やっぱりこのシリーズは人物がいい。これまでのシリーズの中でも、主要人物の好感度はナンバーワンかも。適度にキレて、適度にボケる。わりと関係があっさりしてるし。 テーマ的に、どうしても過去のあの作品を連想する。出てくる描写に、翻弄されるが、それもまた読者への伏線トリックなのか。 今回は、彼がカッコ良かった。会話で主導権を握る。場を支配する。デキル男は違うなぁ。 「依頼主に伝えられるのは、依頼主が欲しかった情報だけです」

  • マジシャンの豪邸の庭に死体が遺棄されたいたというお話。

    西之園萌絵が東京に引っ越しているところから、各シリーズ間で時系列が跨がっているみたいです。

    Gシリーズもザーッと読んだあとだから、いまひとつ掛け合い(漫才)要素が足りていないと思ってしまう。

  • 『もう少し、なにか良い言葉をかけてあげれば良かった。ちょっと油断していたのではないか。若いときの自分だったら、もっと緊張感があって、ここぞというときに言いたいことをずばっと言えたような気がする。最近、どうもいけない。鈍っていると感じるのだ。べつにもう人生これで良いではないか、という諦めみたいなものに支配されつつある。』

    「真鍋君としては、どうなの?」
    「何がですか?」
    「永田さんのこと」
    「ああ… ー いえ、全然です」
    「全然大好きとか?」
    「なんか、そういう方向へ持っていきたがりますよね。若者を見ると、とにかく色恋沙汰の話しかできない中年って多いと思うんですよ。あれはどういう心理なんでしょうね。自分たちの欲求不満を若者に投影しているんですか?」

    「希望を捨てないで」
    「希望?」
    「ええ」
    「どんな希望がある?」
    「生きていれば、希望はあるわ。最善を尽くすの。逃げないで」

    「凄い車ですね ー 何をしに、ここへ来たのですか?」
    「車が? ー 私を運ぶためだと思うけれど」

    「殺したのは、私です ー 悔いはありません。いえ、もちろん、悔いはある。でも、これを選んだんです。これよりも私らしい選択は、なかった」

    「真実なんて、誰にもわからない ー みんなが、自分が認識していることを正直に話しても、それは真実ではない。認識が間違っている可能性は常にある」

    「人間の行動って、そもそも一つの理由だけで決まっているものではないと思います ー そのときの瞬間的な判断でさえ、いろいろなことに思いが巡るもんじゃないですか」
    「うん、そうね」
    「それをですね、動機はこれこれこんなことだとか、いちいち理由を決めて、そんなの間違っているとか、納得がいかないとか、議論すること自体がおかしいと僕は思います」

  • アッサリしてる。とても読みやすい。
    萌絵が一番印象的でした。
    大人っぽくなったような、落ち着いたような。

  • Xは登場人物が少なくていまいち盛り上がらないけど、一人一人に謎が多くていいなあ。
    GとXの時間軸どうするのかなー。

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