宇宙小説 (講談社文庫)

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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772341

作品紹介・あらすじ

夢を追い続けた弟・ヒビトと、夢を思い出した兄・ムッタ。二人の兄弟が宇宙を目指す大人気漫画『宇宙兄弟』。宇宙、兄弟、ロケット、夢-作品中にちりばめられたキーワードを元に豪華執筆陣が小説・エッセイで新たな世界を生み出した!辻村深月、福田和代、宮下奈都、中村航他による夢の文庫オリジナル。

感想・レビュー・書評

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  • はるか

    うみか

    なんでこんなにも響くのか


    エンデバー努力
    椚さん
    銀河


    ------------------------------
    楽団兄弟/宮下奈都
    トロンボーン
    神の声

    ------------------------------
    IUGP
    インターナショナルウチュウグランプリ
    中村航
    space negima
    重力

  • 「誰よりも純粋にその志を守り続け、また目の前の幾多の困難から逃げずにそれらを乗り越えてきた」

  • 宇宙開発って実際に何に役立ってるの?とか、莫大な資金をもっと使うべきところがある、とかちょっと考えがちだけど、宇宙のこと考えるのってどうしてこんなにワクワクするんだろう。

    この無根拠なワクワクは案外人生に大事だったりする。そのための宇宙であり宇宙飛行士でもあるのでは?

  •  宇宙兄弟の関連本というよりは、宇宙にちなんだ話を9人の小説やらエッセイをまとめた本。
     個人的には向井万起男さんの合間合間に入ってくる「ウィキペディアより宇宙のこと、知ってるよ」という豆知識が短いながらも、へーとうなづけつつも面白い。
     収録されている作品は、心温まり、努力する大切さ、夢に、向かう大切さなど共通するところがおおくあり、どちらかというと子供たちにこそ読んで欲しいかな。

  • サッと読めるけど感動して涙して明るい気持ちになれるアンソロジー

  • 表紙も執筆ラインナップも良いのになぜこうなるか

  • 40:小説あり、エッセイあり、ツイッターの転載あり、と小粒で何度も楽しい宇宙アンソロジー。執筆陣も豪華ですよ! 安定の辻村深月さん、楽しんで書いているのが伝わってくる福田和代さん、心の震えるような切なさを描く常盤陽さん、繊細なたのしみとおかしみの宮下奈都さん、そしてうまい! と唸ってしまった中村航さん。初読の方もいましたが、地に足のついた「宇宙」の物語、堪能しました。楽しかった!

  • 辻村深月『宇宙姉妹』
    →文系姉と理系妹の話。お互いに無い物ねだりで、良い関係で思春期を迎えられそうで良かった。。

    向井万起男『ウィキペディアより宇宙のこと、知ってるよ』
    →奥さん有名だけれど、旦那さんも凄かったのか。。

    福田和代『メンテナンスマン!』
    →近未来的。夢が現実になった時の気持ち。確かにそうかもしれない。。

    高橋源一郎『似てないふたり』
    →コラム?? 息子さん二人について。

    常盤陽『1960年のピザとボルシチ』
    →ガガーリンの友人の話だろうか。。 一番印象に残った話。

    本谷有希子『無重力系ゆるふわコラム』
    →体験記。

    宮下奈都『楽団兄弟』
    →宇宙が直接的でなかった、ちょっと他と違うお話。

    ダ・ヴィンチ・恐山『アポロ13 借りてきたよ』
    →ツイッター形式。もう一度、きちんと観返してみようかな。。

    中村航『インターナショナル・ウチュウ・グランプリ』
    →こういう話大好き!! 幼馴染っていいなぁ。。

    小山氏のイラスト付。
    満足の1冊でした。

  • 宇宙への想いが詰まった小説であった。

  • 辻村深月の宇宙姉妹、よかった。こんなに短いお話で泣かされるよ〜

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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