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- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772754
作品紹介・あらすじ
「栄光のためでなく、富のためでなく、名誉のためでもない。ただ自由のためにのみ我々は戦う」。のちにアメリカ独立、フランス革命の礎となったその宣言は、隣の強国イングランドに迫害されながらも粘り強く戦いぬいたスコットランドの名もなき人々の魂の叫びだった。中世英国を描ききった一大歴史叙事詩。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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小説としてはまだちょっとぎごちない感じがしたが、テーマが良いので面白く読めた。イングランド、スコットランド貴族たちの反復常なさは確かに「太平記」を彷彿とさせる。
スコットランドの足利尊氏=ロバート・ブルースが主人公なので基本彼の側にたった描写に終始するが、これがイングランドやブルースのライバル・コミンからの視点があったら、彼もずいぶんな悪人に見えるんじゃないだろうか。 -
今から約700年前、イングランドからの自由を求めて立ち上がったスコットランドの王と貴族、民衆の物語。歴史の勉強にもなりますが、読み物としても大変面白かった。特に合戦の記述が非常に詳細でリアリティがありました。
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