天海譚 戦川中島異聞 天佑、我にあり(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.89
  • (7)
  • (11)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773317

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 天海が秀忠、家光に回顧談として川中島を語るという、ストーリー。場面の入れ替わりが頻繁であり、多方面から場面を語っているところは、より臨場感を感じた。

  • 最強騎馬軍団を誇る武田信玄と無敗の四天王を率いる上杉謙信。たまさか同時代に生きた史上稀に見る二人の偉大な武将は、狭隘地川中島で死闘を繰り広げた。ほとんど互角の戦いの勝者を知るのは天のみ。それぞれが知の限りに敵を読み、自軍をどう配したのかという大胆な解釈で戦国最大の合戦を活写する!

  • 歴史小説と云うよりは川中島合戦を舞台にしたハードボイルド小説。
    上巻は物語の序章的位置づけで、淡泊な流れということもあって星三つ。
    下巻は合戦譚本章として、臨場感あふれる筆致で描かれており、星四つ。特に影家と信繁の一騎討ちの場面は秀逸で、これだけでも本作品読む価値あると思う。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

作家

「2018年 『我、六道を懼れず[立国篇](下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海道龍一朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×