おひとりさま、犬をかう (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773744

作品紹介・あらすじ

「犬をかいたい」。幼い頃の夢を30代で叶えてから十数年。子犬の育児に悪戦苦闘。湘南への移住と犬と共に変わった人生。犬が教えてくれたこと。幸せな別れと、次への第一歩…。覚悟さえあれば手に入る幸せな“イヌ充ライフ”を、ユーモアたっぷりに描いた、「独身・家持ち・40代」少女漫画家の赤裸々エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • リキはまず間違えなく幸せだったはずだ。個人的陶酔が綴られるだけなのだが、迷うことなくそう思わせてくれる一冊だった。悲しみも含めて丸抱えできるだけの幸せというものがあるのかもしれない。

  • 動物と一緒に生きることの素晴らしさが伝わりました。

  • 犬との生活やしつけについて賛同できないできない部分はあるが、犬好きなのはよくわかる。

    やはり、亡くなってしまう場面は思い出して涙が出てしまう。

  • 「犬をかいたい」。幼い頃の夢を30代で叶えてから十数年。相棒犬との出会いから別れまで、覚悟さえあれば手に入る〝イヌ充ライフ〟を、ユーモアたっぷりに描いた、「独身・家持ち・40代」少女漫画家の赤裸々エッセイ。

    「天使だ……」
    初めてリキと対面した時、心の底からそう思った。
    クリーム色の産毛に被われた、テディベアのようなコロコロの身体。好奇心いっぱいにこっちを見つめている無邪気で愛くるしい顔。クリクリの大きなおめめ。濡れ甘納豆のような真っ黒い鼻。笑っているような口元からチロリとのぞくピンク色の舌。

    P69より

  • 犬と暮らした13年間に起きた出来事を綴ってあり作者のファンの方なら楽しく読めると思うが、1人暮らしの人がこれから犬を飼うためのハウツーには全くならないと思う。でもやっぱり犬はかわいい。

  • お気楽な本

  • イヌ好きのわたしには
    たまらない一冊!

    やっぱ、
    イヌは家族なんだと
    改めて思ったよ。

    命に限りがあるのは、
    なんでもおなじ。
    限りがくるまで
    たくさん
    愛して
    幸せな時間を過ごそう!!

    やっぱ、
    イヌ飼いたいな。

    2013.10.15

  • 独身の折原みとが、犬を飼い湘南に家を建てた。周囲の「もう絶対結婚しないよ」の声に、エッと思いながら、やっぱり結婚しなかった(過去形はマズイ?)。
    子どもの頃からの夢だった犬を飼う。出だしは、子どものころから家で飼っていた猫の話。なぜかペットとして飼ったエビ(?!)。ふとんにもぐりこんできて圧死させてしまったインコ…と、これまでのペット歴が公開される。
    そして、縁あって、あこがれのゴールデンレトリバーを飼うこととなり、都会のマンションと夜型人間の生活を捨て、湘南のアウトドアガール(?)となる。
    おひとりさまが体験したペットライフを素直につづります。

  • 一人暮らしの漫画家が念願の大型犬ゴールデンレトリバーのリキを飼う

  • 漫画家 折原みとさんが
    20年来の念願かない
    ゴールデンレトリバーのリキちゃんとの
    湘南暮らしを綴ったエッセイ本。
    犬好きには たまらない1冊。
    最後は号泣。。。

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著者プロフィール

1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版(ポプラ社)、KCデザートコミックス『天使のいる場所~Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』『幸福のパズル』(以上、講談社)『乙女の花束』『乙女の初恋』(ポプラ社)といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。


「2023年 『きみと100年分の恋をしよう きみがいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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