- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062773775
作品紹介・あらすじ
栗橋北中三年A組の有志八人が埋めたタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中にあった。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が届く。卒業式に出られなかった綾香は当時のメンバーと会うが、ある言葉を聞くと、なぜか誰もが口を閉ざす。そして開封の日が訪れる。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
評価が低いのでどんな感じなのかなぁと思い読んでみました。
正直思ってた感じとは違いましたが、まぁ何とか楽しめたかなと言う感じです笑
折原一は他にもっと面白い作品があるのでわざわざこれを読む必要はないかと思いました. -
びっくりするほど面白くなかった。
-
マジかよ、嘘だろ、なんなんだよこれ、こんなんしんじらんねえよ!納得いかないぞ俺は
-
Amazonの紹介より
栗橋北中三年A組の有志が卒業式の日に埋めた銀色のタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中に入れられた。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が謎の郵便屋から届けられる。卒業式に出られなかった彩香は当時のメンバーと会うが、「ホール」という言葉を聞いたとたん、なぜか誰もが口を閉ざしてしまう。そして開封の日が訪れる。郵便屋は誰なのか? 封印されていた秘密とは何か?
タイムカプセルは巻末の「袋とじ」。叙述トリックの名手がヒントをちりばめた……。
結末が予想できたら、さあ、開封しよう!
書店の目立ったところで紹介されていて、興味を持ったので購入してみました。
なんといっても、目を惹くのが最後の約30ページ分が袋とじされているところです。タイムカプセルを開けると共に読者も袋とじを開けるといった手法になっています。
それに至るまでの物語が、ジワジワと近くにまで迫ってくるかのような恐怖にさせられて、なんともたまらなかったです。
何故手紙が送られたのか?
犯人が誰なのか?
期待を膨らませるかのような展開にミステリーとしての魅力が詰め込まれていて、面白かったです。
次々と明らかになっていく隠された真相。さらに袋とじにどんな真相が隠されているのか。色々と考察が頭を駆け巡って楽しめました。
で、袋とじを開けて、全ての真相を読んだのですが・・・色んな驚きが詰まっていて、度肝を抜かれました。
自分の想像した人物像がかけ離れていたり、もう少し別の方法があったのでは?と思ったりとザラザラ感の残る物語でした。犯人にとっての10年、同級生の10年など色々な思いがあったと思いますが、それにしても親がもっとちゃんとしてくれないと・・・とか思ってしまいました。
意外な展開を期待していましたが、ある意味、意外ではあるものの、変化球が多かったなと思いました。
そんなこんなで気持ち悪さの残る余韻でしたので、その後の展開も知りたくなりました。 -
やまなしおちなしいみなし
-
10年前記念に埋めたタイムカプセル。 開封の時が迫る頃、クラスメイト各位に謎の幹事から手紙が届く。
「栗橋北中学校3年A組卒業生の選ばれ死君たちへ」
タイムカプセルを埋めた際に立ち会えなかった私、当時のメンバーはある単語を聞くと皆口を閉ざす・・・。 10年前に私の知らない何かが起きていた・・? そして開封の日、手紙の差出人は誰・・・?
理論社のミステリーYAより刊行されたジュブナイル向けのミステリーらしい。 袋綴じとタイムカプセルの親和性はいいですね。 私のは開封済みですが。 ストーリは主人公の綾香が級友を訪ねながら、謎の手紙の差出人を追って行き、やがて開封の日を迎えるというもの。 折原作品としては主人公が明確に白い人物かつ、時系列もはっきりしたストレートな作品で読みやすくはあるのだが、回収されない伏線、不自然な人物描写多数で非常に消化不良な出来。 -
タイムカプセルを埋めた10年後、不気味な案内状が届く。主人公はタイムカプセルを埋めるイベントに参加出来なかった...
そしてメンバーは何かを隠していた。
続きが気になって気になってしょうがなかった。気づいたらすぐに読んでしました(笑)
怖いシーンは、追体験ができるぐらい没頭して読んじゃって、夜寝るのが怖くなってしまった。
イラストの使い方と袋とじの使い方がすごくて、本でこんな楽しみ方があるんだと、びっくりしたし、表現について考えさせられました。
最後の終わりはちょっと弱いけど、ドンデン返しがあって、めっちゃ面白いので読んでみる価値大です! -
ミステリー小説かと思ってたけど、ハッとするようなトリックとか謎を解いていく上での過程がはっきりしないし微妙だった。読んだ後に特に残るものがない気がする