放射能に抗う <福島の農業再生に懸ける男たち> (講談社文庫)

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著者 : 奥野修司
  • 講談社 (2013年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774840

放射能に抗う <福島の農業再生に懸ける男たち> (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 原発事故後の福島で、農業の再生を目指す、稲田アグリサービスという企業がある。

    それは事故の前から革新的な農業の再生を実践してきた農業集団であり、その綿密な作物の管理体制がすでに存在していたことが、放射能汚染の検査をいち早く取り入れ、科学的に安全性を検証することが可能になっている。

    世界一うまい米をつくることを目標として、農協や既存の農家と過酷なせめぎ合いをしてきた彼らが、今度は放射能、更には風評被害という目に見えない敵と戦うことになる。

    神はいないのかとさえ思えてしまうその試練に、彼らは毅然として立ち向かう。その精神には感動を覚える。

    いち消費者として率直に言えば、他に選択肢があるのであれば福島および近隣の農作物は避けたくなる。だがしかし、彼らのことは信じて支援をしたくなるのも事実である。

    ほんとうに難しい問題を突きつけられている…。

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放射能に抗う <福島の農業再生に懸ける男たち> (講談社文庫)の作品紹介

世界一うまい米作りを目指して、革新を続けてきた福島の農業集団「ジェイラップ」。しかし、福島原発事故以降、彼らが闘う相手は、目に見えない放射能と、世間からの偏見に変わった。絶望から立ち上がれるか?大宅賞作家、10年に及ぶ取材の集大成。

放射能に抗う <福島の農業再生に懸ける男たち> (講談社文庫)はこんな本です

放射能に抗う <福島の農業再生に懸ける男たち> (講談社文庫)のKindle版

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