アイビー・ハウス (講談社文庫)

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著者 : 原田ひ香
  • 講談社 (2013年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774871

アイビー・ハウス (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • すぐに本の世界に入っていけた。ありそうでなさそうな世界で、この2つの夫婦がどんな風になるのかを追うのが面白かった。1番大切にしたい物を守りたいと思えば思うほど、それに囚われすぎて自然体でいられなくなるのは、何となくわかる気がする。大切なものと、やりたい事のバランスは難しい…と思ったのでした。2017/3/18完読

  • 著者作品4作目。こんな本が文庫でいいのか!

  • 夫婦でも怪しいのに他夫婦と暮らすというのはもっと大変だろうなと。其々こだわりが強ければ強いほどめんどくさくなる。またそれを良きものとしてやんわりでも押し付けたり、そうすればいいのにと思いながら共に生活なんてストレスしか残らんよなー。そんな結末。

  •  いつもこの作家さんの本を読み始める時に、はらはらする。あらすじを見ても、自分の好みではない題材を取り扱っているように見えるから。
     アイビーハウスと呼ばれる家で暮らす2組の夫婦の物語と言うと簡単なのだけれども、4人のパワーバランスと言うか、絶妙なかみ合わなさはそれだけで面白い。
     1場で出来る舞台になりそう。それはソレで見てみたい。

  • 蔦のからんだ一軒家を、シェアして住んでいる二組の夫婦。ある日素性の知れない女性が片方の夫を訪ねてやってきたときから、穏やかなその共同生活が少しずつ変化を帯びてくる...
    あくまで共同生活の変化は、女性の訪問によるものという流れでしたが、もともとこの共同生活には無理がかなりあったのではと思わされました。
    あまりにも価値観の違う4人が、それでも共同生活を行ってこれたのは、そういう暮らしを行っている自分たちが素晴らしい、という自意識があったからではと思うのですね。
    そして年数が経つにつれ、だんだんと価値観の違いがストレスを生んでいき、今まで見過ごしていた些細なことも、気になっていく。...というとなんだか倦怠期の夫婦のありさまみたいですが、まあ実際、家族を含めて生活というのはある程度の諦観と見逃しとともに営んでいかなければ、やっていけない(だろうと)。そのうえで、一緒にいるメリット、それは主に愛情でできているんでしょう、がつねに勝っていなければ難しいんだろうなあと。他人である時点でいくら親しい仲であろうと、価値観の違いは生活に支障をきたすだろうなと、あらためて思ったのでした。
    登場する料理はどれもおいしそうで素敵でした…

  • なんだかよく分らない終わり方。それに、きっかけを作った女性が、なんだったのか語られないのも、なぞが回収されない感じで気持ち悪い。

  • 子供のいない30代の仲良し夫婦が二組でシェアハウスとして一軒家を買い、別々の階で暮らすという選択をしたものの、年を重ねるにつれ、それぞれの考え方が変化して。。今は多様な考え方、生き方が認められているぶん、難しいんだろうね。ひとつの家族内だってめんどくさいことたくさんあるっていうのに、ましてや二組だなんて。太巻き寿司にキュウリを入れる方が普通だと私は思うけど。

  • うーん、ひ香さんファンですが、正直これはあんまり
    好きではないかも。。
    一体なんだったんだ・・・って話。
    人は年月とともに変わるのでしょうがなくね?

  • 一軒家をシェアしている二組の夫婦の話
    日常を描いた作品だけど、やっぱり
    独身じゃないのに、ちゃんと家を買ってシェアとか無理だね笑
    理想ばかり追い求めてアイビーの蔦のように絡みあって
    ほどけなくなる感じ
    軽く読むのにはいいけど共感は出来ませんでした。

  • 読んでいてもやもやするが、そのもやもやは最後、ぎっちり重なって生い茂るアイビーの葉の、ぞわぞわ風に揺れるさまと重なって、打ちのめされたような気持ち。

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アイビー・ハウス (講談社文庫)の作品紹介

夕食会を開く週末、傷ついた小鳥を看病した嵐の夜、日々の何気ない会話。共同購入した蔦のからまる赤いレンガの一軒家は、ともに子どものいない若い二組の夫婦にとって幸せの象徴のはずだった。だが、名も知らぬ若い女の訪問がいつの間にか潜んでいた4人の微妙な変化を浮かび上がらせていく。

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