おひとりさまで! アロハ萌え MAHALO HAWAII (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 57
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775014

作品紹介・あらすじ

ハワイが好きすぎて、もう4泊6日では足りない。考えに考え、プチロングステイ決行。コンドミニアムのゴミポストにびくびく。"ひとりごはん教習"で自意識過剰。ひとりお酒でハッピー。美容だって忘れない。そして、海辺でなにもしない贅沢時間の輝き。ますます愛しい、ラブ・ハワイエッセイ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • どうも上手く本が読めないので、何かいつもと全く違う傾向の本でも読んでみるかと手に取った。なんだけどこれはなかなか収穫だった。とても面白かった。

    ハワイ好きの橋口いくよさんがハワイについて時に熱く、時にのんびりと語る本である。ハワイガイドというよりは、「私のハワイのある生活」という感じだろうか。国内でハワイについて思いを巡らすところもけっこう多い。

    まずはハワイ出発準備編として、持っていくものリストが長々と語られる(15ページも)。リストがあまりにも細かく列挙される様子を読んで「メルヴィルの『白鯨』か」と軽く文学ツッコミをいれつつ読んでいく。私は旅行とかそんなに興味ないのだが、この長々語られるところは全然いやでなかった。わりと自分も同じような思考形式で生きているのかもしれない。

    ハワイの穴場スポットの紹介とかはそれほどなく、出会った人とのやりとりとか旅券の発行システムについてだったりとか、ハワイのゴミ捨ての仕掛けとか、自分でもわりとそういうところがたぶん旅の印象に残るような気がして、代わりに旅行に行ってもらっているような気分になれた。

    あと、この人が基本超ポジティブなのがいい。遭遇してしまったイヤなこともいい方へ考えようとする。少しユーモアにくるんで。ちょっとポジティブな人の言葉がほしかったところなのでありがたかった。「私もハワイへ行きたい!」とは思わなかったのだが、こういう風に生きられればいいなと思ったりもするのであった。

    第3弾から読んでしまったが、過去分も読んでみたい。

  • 914.6

  • 人生にはハワイにいる時とハワイに行く前の時しかないという著者がハワイに1ヶ月のプチロングステイ。
    たぶん、前二作に出てきた定番の店にも行ったのだろうけれど、あえて新しいお店や過ごし方を紹介しています。
    紹介された食べ物が全部美味しそう。鍋の店はぜひ行きたい。
    1人でも楽しみ方は色々あるんだな。

  • 橋口さんのアロハ萌え本は3冊目です。私もハワイが大好きで数十回は行ってるのにこの本で新しい発見があったり、同じ場所で同じこと考えたのねと笑ったり、橋口さんとは感覚が似ている気がします。ちょっと腰が引けた感じの一人旅、私もつい最近経験しましたが、心細い感じと逆に楽しいことは倍ぐらいになる体験をしてきました。ホールフーズ、私も大好きです。今度はコンドミニアムに泊まってみようかな。

  • 2013.6.23読了。図書館。アロハ萌え3弾。ロングスティールなので参考になった。メモしなければ!

  • 表紙とタイトルに惹かれて買いました。
    ハワイにとっても行きたくなった!!
    一人でハワイに行くってすごく勇気がいることだと思うけど、寂しいとは思わず一人ハワイを存分に楽しんでることが伝わってきて、そういう楽しみ方もあるんだなと思いました。
    一生のうち一回は行ってみたい!!

  • またハワイにめっちゃ行きたい。

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著者プロフィール

2001年『愛の種。』でデビュー。小説、エッセイ、脚本、作詞など、エンターテインメントから純文学までジャンルにこだわらず執筆。アニメ『少年ハリウッド』の全ての脚本と楽曲の作詞を担当している。

「2015年 『少年ハリウッド -HOLLY TRIP FOR YOU-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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