ボックス!(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.08
  • (320)
  • (493)
  • (191)
  • (17)
  • (4)
本棚登録 : 3457
感想 : 225
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775359

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一言で言うと痛快!
    百田尚樹さんの作品はこれまで8冊くらい読んでいますが、戦争や時代を風刺したものが多く、面白いけど考えさせられる作品が多いように思いました。

    そこからすると底抜けに青春です♪
    成績優秀で気弱な少年がいじめられていた時に助けてくれた少年に誘われて復讐のために始めたボクシング。
    素直で真面目なキャラそのままに成長する姿に、自分も出来るかも!って思わせる文章力はさすがです。百田作品の中でも一番好きかも、下巻が楽しみです!オススメ!

  • ほんとに良かった
    2度3度読まないと理解できない文が突然出てきて驚かされたし、天才の心中と熱い友情に涙したし、最後の試合は自分も祈るような気持ちで読んだ
    終わり方もさっぱり、けどじんわりしていてとてもとても良かった

  • 面白い。文章でボクシングを行なっている映像がしっかり頭に映る。
    作者もボクシングの事をちゃんと調べてから書いている印象。

    登場人物の性格や特性は安直だが、それがこの手のスポーツ小説には良い。

  • 百田尚樹の小説をいくつか読んできたが、その中で一番好きな小説。
    ボクシングの話だが、他のスポーツ小説とは一味違う。
    まず、キャラクターの個性が強いので、物語に入り込みやすい。
    また、ボクシングのシーンも描写が素晴らしいので、読んでいても映像として浮かんでくる。
    これは、さすが百田尚樹さんという感じ。よく調べて知識を蓄えた後に、書いているので臨場感が凄い。

    これに加えて、ライバルや友情なども加わりドンドン読み進められる。
    図書館で読んでいたが、涙をこぼしてしまう場面もあった。

    百田尚樹に興味がある人も、ない人も是非読んで欲しい一冊

    • chie0305さん
      ☆5つ評価だったので読んでみました。良かったです!あと、舞台が昔住んでた近所で久々の大阪弁も懐かしかったです。
      ☆5つ評価だったので読んでみました。良かったです!あと、舞台が昔住んでた近所で久々の大阪弁も懐かしかったです。
      2017/10/03
    • katsuya729さん
      読んでいただいてありがとうございます!
      鏑矢が良いキャラですよね♪

      大阪出身なんですね!?

      僕も、chieさんの本棚を見させて...
      読んでいただいてありがとうございます!
      鏑矢が良いキャラですよね♪

      大阪出身なんですね!?

      僕も、chieさんの本棚を見させてもらって、
      恩田陸のネバーランドを図書館で予約しましたw
      2017/10/03
  • 3年前に読み、今年再読。
    相手を殴り合うという、決して良いイメージを持っていなかったボクシングが、崇高なスポーツであるという事を知らされた。
    ボクシングの練習は単純でキツイからこそ、本当に強いボクサーには筋力だけでなく精神力も備わっているという事を知った。

    この本を読んでボクシングをやってみたい、みてみたいなと思った。

  • 高校のボクシング部を舞台にした小説
    二人の種類の異なる「天才」の話×女性の顧問
    勉強に関しては優等生でまったくボクシングを知らない生徒がひたすらな努力によってインターハイ2連覇までいった生徒
    勉強に関しては劣等生で運動能力としてはすぐれたものをもちながら努力し続けることができずに、結局無冠で終わった生徒

  • あっという間に読み終えてしまいました。
    ボクシング経験者ですので、細かいシチュエーションも想像できて面白かったです。
    高校でボクシング部に入らなかったことをちょっと後悔させられました。

  • 南野に1勝だけでも勝ってほしかった泣

  • 久々の星5つ。
    弱者が強くなっていく物語は、いつも先がみえてて飽きてしまうのだけど、こちらはあっという間に上巻読み終えてしまいました。そして、わたしの明日からのエネルギーになるような小説でした。


  • 久しぶりに爽快な小説に巡り合えた!
    勉強ばかりしてきた主人公と、幼なじみのボクシングの天才。この2人が繰り広げる青春ストーリー。
    テンポよく話が進むし、試合の描写も繊細。
    力が欲しくなる一冊ですね。

    まだまだ前編、これから何が起こるのかも楽しみな上巻の紹介でした。

著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

百田尚樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×