囲碁小町 嫁入り七番勝負 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775830

作品紹介・あらすじ

負けたら、お嫁に行きます――。「囲碁小町」の異名を取るおりつは、嫁入りをかけた七番勝負に挑む。幕末に咲いた囲碁娘物語!

感想・レビュー・書評

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  • 意外と面白かった。

  • 囲碁を通して揺れる心。
    出会いと別れ。
    成長する女性の話っていい。

  • 時代設定など詰め込みたい要素を詰め過ぎたミーハーさも際立ったけど、時代小説の小気味良い読みやすさが、好きな囲碁と合わさり、えらく楽しかった。

    具体的な棋譜は付けてないものの、碁盤で起きる展開について、変に囲碁が分からない人にも分かるようにするような例え話など付けずに表現されてた所が、面白さ倍増させていた。少しだけ囲碁を打ててる程度の自分とかでも、そういう風に会話するから。対局での精神的な心持ちや、棋力上昇成長の感じ方、とても身近に読めた。

    身近過ぎて、読んでる内に囲碁打ちに行きたくなってしまった上に、本当に楽しかったので恥ずかしい。

  • 文句なしの星5つ。とにかく面白い。欠点のない文章が書けるってすごいな。この人の書く作品を、他にも読んでみたいと思った。

  • 囲碁を題材にした時代小説

  • 134

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著者プロフィール

1964年大阪府生まれ。大阪教育大学卒。公務員を経て執筆活動に入る。2000年、『筋違い半介』で第68回小説現代新人賞を受賞、2011年『蛻』で第144回直木賞候補となる。作品は他に、『囲碁小町嫁入り七番勝負』『吉岡清三郎貸腕帳』『与太話浮気横槍』『やさぐれ』などがある。

「2016年 『蝶結び かわら版売り事件帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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