人類資金1 (講談社文庫)

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著者 : 福井晴敏
  • 講談社 (2013年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776172

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人類資金1 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 戦後の混乱の中で持ち去られた多額の金塊を基にしたM資金なるものをめぐる話。
    第1巻ということもあって、取り敢えずは登場人物の紹介程度。これから。

  • ☆3つ
    250円なので思わづe-honポチしてしまった。そしたらすんごく薄い本だった。まあ、この本が薄いのはよしとしよう。なにせ250円なのですから。
    でもこの後に続く2巻以降は同じこの薄さでなんと500円らしい。
    こりゃあれだ、ディアゴスチィーニとかっていう、戦艦大和なんかの1/125スケールの豪華モデルが完成するぜ!ってことで初回号はえらく安い値段で発売して、さぁよぉし作るぞぉ~となると、2号からいきなり凄く高い値段になってしまって・・・というあのパターンだな。
    いや、そんなことは解っていた。本当の買った理由は福井晴敏くんだったからです。しかも題名は『人類資金』! なんかワクワクするぢゃないですか。
    ちょっと引っかかったのは、なんでも同時映画化がどうのこうの、ってこと。せっかくのおもしろい小説をまたもや映画がだいなしにしてしまう不安がよぎる。(カバーに載ってるいつ見る映画男優もすかんしね)
    で、どうだったか、というと。うーむ今ところ惜しくも期待はづれ。2巻を買うかどうかわかなり悩むところである。福井君すまぬのう。

  • 序章がなんとも読みにくく挫折しそうになったが、第1章(幕)になると俄然面白くなる。ああ福井作品を読んでいるなあ、という福井節が確かにある。今のところ、僕にとって最も平井和正に近い作家だ。

  • 「M資金」をめぐる壮大な長編…いつか読もうと思いながら、重たそうな内容に先延ばしになってました。1巻は…やはり説明が多くてちょっと辛かったけれど、面白くなりそうな余韻を持たせつつ次巻へ続く。Mの素顔が気になる!

  • まだ全然、事件は起こってないし、これからの物語なんだけど、これだけは言える。

    面白かった!!

    というか、この本、ずいぶん前に出ている本だと思うんですけど。
    「アベノミクスは失敗し……」
    とか書かれてて、この本って予言書?? ってかなりびっくりもさせられました。
    いやまあ、失敗するだろうっていうのは想像つかなくもなかったし、私もきっとそうなるだろうって予想できていたので、当たり前といえば当たり前なんですけど、それを堂々と物語に組み込んでしまうのって作家さんとして、結構勇気が必要だと思うんですけど、それをやってのけたのがすごいなあ……と。
    終わってる現実じゃなくて、これから始める現実を物語に投影していくのって本当にすごいと思います。

    現状は確かにこの本に書いてあることに近くて、これをどうやってこれから変えていくのか、とても楽しみにしています。

  • 戦後日銀から盗まれた金塊。それは、戦後の企業勃興のために使われる資金となる。通称、M資金。表舞台には出ず、様々な噂、憶測を呼ぶ資金。
    現在、そんなM資金を巡る詐欺で生活する詐欺師真舟雄一の下に、世界を救うためにM資金を盗んで下さい、との依頼が入る…。

    物語はそこからスタート。ロッキード事件やリーマンショックなど、過去に実際起きた出来事を絡めながら進むストーリー。虚実織り混ざっており、どこまでがフィクションなのか分からなくなる。全7巻であり、非常に長い小説であるけれども、本当にある話なのかもとドキドキしながら読めた小説だった。

  • 前段が長く読んでいて眠気を誘われる。文章も記述が多く読みにくい。ここから面白くなるのか?

  • 導入が長い。なんとなく面白くなってきたところで次巻f^_^;)

  • 福井晴敏によるM資金をテーマにした長編の導入部。
    終戦の日、日本軍の軍人がのちにM資金と呼ばれるようになる金塊を持ち出し、一部を水中に沈めるシーンから物語は始まる。その後、度々話題に上りながらもやがては詐欺のネタとして扱われるようになり、実在しないものという認識が定着していく。
    終戦から現代に至るまで、M資金にまつわると思われる事柄や時代を象徴するような出来事をその当時の新聞記事やテレビ・ラジオの原稿をコラージュすることで描く序章中盤は秀逸。こうした事実の下敷きの上に本作がフィクションとして成り立っていることで、より物語に説得性を与えている。
    本書はまだまだ導入部であり、登場する人物もまだ人となりを紹介する程度にしか描かれていない。しかし、この導入部で描かれたことが、今後物語が動き始めた後でどのようにつながってくるのか、早くも楽しみである。
    大作のためか、やや冗長に感じる部分がないわけでもなく、作者のアベノミクスへの低評価とも相まってこれまでの作品と比較してやや違和感がないわけではないが、これらももしかすると今後を見据えた作者なりの計算なのか?

  • M資金を題材にした小説。最終巻がなかなか刊行されずに読み始めることができなかったが、先日ようやく完成。

    第1巻は敗戦直後の日本で巨額の金塊が持ちだされ、いずこかに消える、M資金の誕生を描いている

  • こちらは映画にもなったそうですね。小説としても非常に面白いです。M資金という昔からある詐欺話なのですが、ストーリーの根本が本当に深い!!

  • 最初は読みづらいかと思ったけれども、私も何かで聞いたことのある「M資金」の話。どんどん話に引き込まれていく。

    読了。レビューは最終巻で。

  • "M資金"に関する話。

  • 薄くて持ち運びが楽。
    相変わらず文章がくどくて読みにくい。それなりに面白い。
    続きが気になるので続きを読もう、と思う程度には面白い。

  • これは政治経済のお話かな。

  • プロローグでしか無いんで現時点では何とも、ただ特別定価なら兎も角定価という事を考えると高いと言わざるをえないやね。

  • 全巻を読んでからレビューしたいと思います。

  • 終戦の日。ひとつの国が確かに亡び、同時に新たな国へと歩み出した日。神が人間となった日。その日、日銀の地下金庫から莫大な量の金塊が姿を消した。ひとりの男の生き方を変え、辺獄に囚われた魂を開放し、いつか世界のために使われる唯一無二の金の名は“M資金”。そして70年。陰に日向に多くの噂が生まれながら、しかし市井のうちのだれも実体を目にしたことがない“M資金”をネタにした詐欺を生業とする真舟の前に現れた“M”と名乗る男。彼は真舟にある仕事を持ちかける。
    「“M資金”を盗み出す」
    そして
    「僕と一緒に、世界を救ってみませんか?」

    戦後70年。経済成長とバブル崩壊、続く世界の経済危機。そして大震災。
    閉塞と混迷を深める世界に、革命は起こるのか。

    実際にささやかれる旧軍の遺産、“M資金”を巡るミステリ第1巻。

  • 「おもしろい!」じゃなく、「ああ、なんかおもしろそうだなー」くらいのところで終わるので、「続きが読みたい!」っていうワクワク感がない。
    っていうかこれ、6巻まで一気に買ってしまわないと、続きは読まなくてもいいっかなー♪ってなことになりそう。

  • 戦時中に日本に運ばれたM資金をめぐった陰謀小説。
    中年詐欺師が国家を相手取った大博打に巻き込まれるサスペンス。

    映画の本化ということであまり期待していなかったが、よい意味で大きく期待を裏切られた。
    話の中核となるM資金の説明やキャラクター、歴史感がバランスよく一気に読み進めることができる。
    ただ、時代設定がまさに2013年なので直近で読まないと現実とのズレが違和感となってしまいそうな気がする。
    2014年5月時点では6巻まで出ている、最終巻(7巻)を早く読みたい。

  • 社会人経験数年以上、団塊ジュニア以下ぐらいの世代の、叫び出したくなるような不安が、見事に言葉に昇華されているのではないだろうか。
    行き詰ったルールの存在も大変共感できる。きちんと新しいものを提示できるのか、盛大に尻すぼむのか、最後まで見守りたい。

  •  みなさんは、いまだその存在が噂されている旧日本軍の秘密資金、通称「M資金」をご存じだろうか。第二次世界大戦敗戦直前、GHQの管理下に置かれた大量の金塊などの日本国軍需物資押収資産は、戦後復興や賠償などに充てられたとされるが、事実その資金の流れには不透明な部分があり、その真偽の程は定かではない・・・。
     本作は、この「M資金」を題材にした作品であり、2013年に豪華キャスト陣により映画化もされたので、ご存じの方も多いかもしれません。
     M資金を探る人間が次々とその存在を消されていく中、M資金をネタに詐欺を続ける主人公真船雄一のもとに、Mと名乗る男からある話が持ちかけられる。時価数十兆円にのぼるM資金は実在し、それを盗み出さないか、と。そして彼は言う。「僕と一緒に世界を救ってみませんか?」と。果たしてこの言葉の真意とは・・・。真船はM資金を取り巻く底なしの陰謀に翻弄されながら、世界経済をも揺るがす禁断のマネーゲームに手を染める。
     小説では、M資金をとりまく時代背景が細かく描写され、また、アベノミクスや2020年の五輪招致など最近の話題にまで触れられているので、ストーリーに現実味が増し、油断するとあなた自身がこの世界観にとり憑かれてしまうかもしれません。果たしてM資金は盗み出せるのか、そもそもM資金など存在するのか?登場人物の関係にも多くの秘密が見え隠れし、息もつかせぬストーリー展開は見ものです。
     ちなみに、映画と小説ではストーリー展開が異なっているそうで、小説の方は現在未発刊のものも含めて全7巻で完結予定のようです。あなたも「人類資金」の陰謀にハマってみてはいかがですか?
    (「図書室information69号」より抜粋)

  •  福井晴敏 著「人類資金1」を読みました。

     終戦の日、日銀の地下金庫から莫大な金塊が姿を消し、戦後の混乱と復興を糧に膨れ上がったその資産の名は、「M資金」。ある詐欺師の前にとてつもない計画が持ちかけられる。

     閉塞し混迷を深める世界に革命を起こす壮大なストーリーの幕開けとなる1巻でした。

     2巻以降、この「M資金」を中心にどんな人物か絡み、世界にどんなことを起こしていくのか、目が離せない期待感を感じました。

     きっとこの世界は救われるという願いを込めて、次巻以降を読んでいきたいと思います。
     

  • 映画の原作ものであり、所詮、映画の枠中に囚われたものであろうと思って読み始めたが、最初は殆んど、M資金に関わるエピソードで終始、そこから序幕でやっと話が始まるので、映画はまだ見ていないが、やはり、単なるノベライズに終わらないのが作者らしい。序幕からは一気に作者節で、現状に対する怒りを作者特有の視点でねとねとと、間接的に語る。好きな人にはたまらないだろう。第1作は本当に、序章に過ぎず、時代背景とテーマの裏側を語るだけで終わってしまっているが、早くも次が期待できるのは、流石である。

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「あなたに仕事を依頼したい。報酬は50億。内容は『M資金』を盗み出すこと」未来を見据え、著者が初めて挑む経済サスペンス超大作

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