天主信長〈表〉 我こそ天下なり (講談社文庫)

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著者 : 上田秀人
  • 講談社 (2013年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776219

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天主信長〈表〉 我こそ天下なり (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 全1巻。
    だけど、別視点の
    「天主信長〈裏〉 天を望むなかれ」とセット。

    うむ。
    本能寺の変の解釈は新しく、
    少し強引な箇所はあるものの
    それなりの説得力を持ち、
    目から鱗だった。
    ちょっとおおってなった。
    おもしろい。


    問題は、〈裏〉 を発表しちゃった事。
    〈表〉は織田側視点で竹中半兵衛がメイン、
    〈裏〉は黒田勘兵衛視点。


    出版としては〈表〉 の別視点ですよって
    セット感を押し出しているが、
    前後関係が変わっちゃってたり、
    想いや動機が変わっていたり、
    視点が変わって見えてくる新たな真実とかじゃなくて
    単純に別の物語にしあがってる。
    基本は同じ物語なのに。
    A案B案どっちが良い?ってだけ。

    著者のあとがきでは、
    捨てるに忍びなかった別案を、
    文庫化にあたって〈裏〉 として出したとある。
    ただの別視点じゃなくて、
    読者が2度楽しめるように別の物語としたと。
    しかし、別の物語と言えるほど違わず、
    中途半端な調整レベルで、混乱しか起きない。
    読者のための調整ではなく、
    著者自身のための調整の結果だと思う。

    上田先生は割とこうだよねって感じ。
    設定とか凄く面白くて、
    物語に引き込む力も強いのに、
    ツメが甘い感じ。
    そんなのいいから物語の核心である
    上田版本能寺の真実について、
    もっと深く掘り下げてほしかった。
    〈表〉も〈裏〉も勘兵衛の動機付けが甘い。
    あと信長の最期も。

    やっぱり本気の伝奇ってより、
    時代文庫が向いてる人なのかなあと思った。
    ファンだけど。

  • 信長がこっけいに見えて…。
    この設定はあまりうなずけないなあ?

  • 歴史に陰謀が書かせられない上田先生
    信長・・・なぜそんな事を思いついたんだい
    しかも実行しちゃうとは

  • 表と裏で違う視点から描いているのは面白いと思ったが、信長のイメージがちょっと不満かな!実際の信長はどのような人だったかはわからないが、少なくともフィクションの中では、神のごとく偉大なものであってほしい。そんな神になろうとした男の物語である。

  • これまでも取り上げられた本能寺の変
    信長の復活の儀式が黒田勘兵衛により秀吉の天下取りに変えられた?
    息子を殺されかけた仕返し、竹中半兵衛がメインの展開
    信長を最も理解した者として描かれる

  • 基本線は津本氏、司馬氏の信長をトレース。書きっぷりは好感をもてる。しかし、本能寺の変の顛末は、信長の棺とさして変わらない。信長の宗教観はよく描けていると思うが、これも大河の域を出ていないのではないか。キャラを際立たせる筆致はあるのだから、歴史ミステリーはテレビに任せ、もっと本格的な歴史小説を期待したい。下巻はどうするかな…

  • おもしろくなってきたのはラスト1/5から。前半いらんだろ。すいすい読めるが、文章に色気がなくて単調。着眼点は悪くはないと思うけど、なんだかなぁ…。

  • 新説・本能寺の変という感じ。
    現代でも不明点の多い明智光秀の謀反について、
    光秀は謀反を起こしたのではなく、
    信長に協力し、逆に秀吉と黒田官兵衛が謀反を起こしたという設定。

    史実とは違うだろうけど、斬新で面白かった。

    しかし、信長がそんな危険を冒していたとは考えにくいのと、
    官兵衛が秀吉と信長に恨みを持っていたのかはかなり疑問。

  • さくさく読める。さすがは上田さんとは思うが,あれで官兵衛が怨むか?とか生き返って見せたら神になれると信長考えちゃうのか?とか,小ネタ一発でしかなかったような。

  • 今までになかった本能寺の変の解釈。
    神になりたかった信長、怨みを持った官兵衛、なかなか面白かったです。

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天主信長〈表〉 我こそ天下なり (講談社文庫)の作品紹介

天下人へ駆け上る信長が、豪壮な城を築いたのは安土だった。「天主閣」の高みから信長が描いた「天下」とは? 一向宗を殲滅し、武田騎馬軍を退け、北陸、中国へ。織田の天下は目前にして、誰よりも焦っていたのは信長自身だった。軍師・竹中半兵衛、黒田官兵衛、光秀、秀吉を集め、ひそかに語った信長の「天下」。そして、本能寺を舞台にそれを引き寄せるための驚くべき計画とは。安土城、本能寺の謎を大胆に解き明かす衝撃作!

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