澪つくし 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)

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著者 : 北原亞以子
  • 講談社 (2013年9月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776479

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 木戸番小屋に棲む笑兵衛とお捨の夫婦が、下町の人々の苦悩や愚痴の話を聞いてやる。
    剣術が、、、秀でた技術が、、、夫婦にあるのでなく、ふんわりと悩みのある人を包み込む優しさを醸し出す小説。
    8話からなるが、どれも、人の悩みに、そっと後押しの手を差し伸べるだけなんだけど、、、いい。

    慶次郎縁側日記も好きであったが、2013年に作者永眠で、もう、この続きが読めないのかと思うと、残念である。

  • ご近所が世話を焼く世界。
    ついこの間までは、この本にあるようなことが身近にあった気がします。
    いつのまにか遠い世界になってしまったなあ。
    こんな木戸番夫婦のいる長屋に住んでみたいものです。

  • あの児玉清が「・・・読み終えたあとのあの爽やかな心地よさといったら、・・・何と表現したらいいのか・・・。恰も香しき母のにおいに満ち溢れた布団の中にもぐりこんだときのような幸福感とでもいうのか・・・」と絶賛した「深川澪通り木戸番小屋」シリーズの第5作。
    舞台となっている、将軍のお膝元の江戸は独り者の多い単身者の町であり、単身者世帯の急増している現代とも、シンクロしているといえようか。
    しかし、決定的に違うのは人々の交流があり、人情に溢れた、誰にとっても住みよい街であったようだ。
    笑兵衛とお捨の夫婦がいるこの街に、住んでみたいと思わない読者はいないのでは。

  • お捨にも笑兵衛にももう会えない。北原さんの独特の決めの一文で、わかったようなわからないような、人物の心のヒダに分け入る体験もできないとは、残念としか言いようがない。木戸番小屋シリーズ、暖かく読んだ。あとは縁側日記シリーズの文庫化を待つのみ。

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北原亞以子の作品

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)の作品紹介

江戸の片すみ、澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛とお捨。心やさしい夫婦のもとに痛みを抱えた人たちが訪れる。待望のシリーズ第5作。

澪つくし 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)はこんな本です

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