雪猫 (講談社文庫)

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著者 : 大山淳子
  • 講談社 (2013年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062777261

雪猫 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ぼくはタマオ。真っ白な猫だ。生まれたばかりのぼくの命を救ってくれた理々子に恋をしている。ある日あやしい車に追いかけられた彼女を助けようとしたぼくは青年の姿になっていた。夜限定の変身、寿命も縮む。でも愛しい理々子のために…。大人気「猫弁」シリーズの著者による、せつなすぎる涙の恋物語。

  • 一匹の真っ白な猫の視点から描かれた物語。ファンタジックでほんわかとして、哀しく美しい物語。「猫弁」とのリンクもあります。
    自分を救った少女に恋をした猫・タマオ。少女を守るため、とある能力を手に入れるものの、それは彼の命を削ってしまう。同じような能力を得た猫との出会い・さまざまな事件を通して描かれるタマオの一生。
    ラストはひどく哀しいけれど。それでもこの物語は、とても幸せな猫の物語だったと思えました。

  • タマオの理々子への純粋な思いに心をうたれる。
    猫目線なので、人間の観点とはずれているところがあって
    ユーモラスにも感じるのだけど、(漱石の『吾輩は猫である』の
    真相には思わず手を打った)美しいラストが待っていた。
    理々子パパとおばあちゃんも、とってもいい人。

    嬉しい再会?もあったし♪

  • タイトル買い。
    どこまでも穢れなき真っ白な純粋さに、きゅん。
    猫目線なので少しズレた感じ、清清しい。
    ポールギャリコ作「トマシーナ」「ジェニィ」に次ぐステキな作品。

  • 大山さんの猫弁シリーズがとても読みやすくて面白かったので、雪猫も読んでみた。

    おぬいばあの「〜猫はタマにきまってる」もうこれだけで妙に納得してしまい、最初から読書の波に乗れた。
    白猫のタマオ目線で語られる物語で、グッと胸を打たれる場面も。理々子のそばに1日でも長く居たい、理々子のためなら命も惜しくないという真っ直ぐな想いに心打たれる…。

    最後に「だから雪猫かぁ…」とタイトル通りのラストにじわっときた。

  • 「猫弁」の作者が描いた、猫と人間の心温まるストーリー。少し切ない。
    猫弁のサビ猫テヌーが出てきます!今作では猫が喋るから、喋るテヌーもかわいい!

  • 途中までは引き込まれたしとても面白かった。
    でもなんか、なんか、なんだよな・・・私には涙の出る本ではなかった。
    設定上命が尽きるのはわかっていたけど突然「その日は寒かった」と今から終わります風な感じがショッキングすぎたし、猫目線だから猫には関係ないのだろうけど人間模様が「え、どうなったの?何だったの?」って気になって・・・。
    猫弁は未読ですがイーヨくんの方がすきです。

  • 読みたいんだけど、読み進めない・・・。
    タマオのお話だ。
    もうそれだけで、涙が出てきちゃう・・・。

    読みたいんだけど
    ページをめくれない

    そんな本があってもいいかなぁ。。。

  • 猫弁がすごく好きだったので購入。雪みたいに白い猫がある女の子に拾われて成長していく。やはりこちらも好きな感じの話でした。何より猫目線っていうのがいかされてる感じで良かったです。ペットを飼っているとか飼ったことがある人ならたぶん、ペットが考えていることが分かったらなあって思うことありますよね。でもラストは悲しかった。

  • 猫か人間に恋する話。

    最後が切ない。

  • ポストが好きです。

  • 装丁買いでした。
    擬人化というより人間の言葉で猫の気持ちを語ってくれたという印象。
    黒猫さんの話は涙なしでは読めなくて、一番好きな登場猫です。
    猫の気持ちが分かったらいいのになとつくづく思います。

  • この世界をくれた女神を、命が尽きるまで愛そう-。真っ白な猫、タマオは少女に命を救われた。高校生になった少女は、ある日何者かに追われていた。タマオは塀の上を走り、あやしい男に飛びかかる。すると…。。

    猫弁シリーズの作者が他にどんな作品を書くのかと思って読んでみた。漱石の「吾輩は猫である」は神経衰弱になった漱石が猫語を翻訳したものという解釈は斬新だった。全体がかやや物悲しいトーンで語られ結末を暗示しているが、読後感は悪くなかった。
    (C)

  • 人間になる力を得た白猫の話。
    猫の行動のあるあるがほっこりさせられる。
    終わり方は切ない。

  • ジャケ買いした一冊。結果、大当たり!猫目線で話が進んでいるので描写がおもしろい。
    ラストの数ページはただただ切ない。イヴもタマオも本物の愛を抱えて逝ったことに涙。

  • 猫による猫目線の恋愛小説。
    ただそばにいたい、寄り添いたい、ピュアな思いを描くには人間ではだめなのかもと思わせる。
    ラストがとても美しくて切ない。
    最近ラストが切ない本が続くな…。

  • 「猫が人間に恋をする」なんて生易しいものじゃなく、これは“愛”だと思う。そんな、人間を“愛”する猫が主人公(?)以外にももう一匹出てくる。どちらもまさしく命を削り命懸けで愛してる。
    少しでも長く理々子の側にいるためもう2度と人間にならないと決めたのに、理々子が傘を忘れたと雪の中フラフラになりながら迎えに行く場面は心が“キュッ”となった。
    また嘘だと気づいていても、理々子を信じ黙っている“家族”の愛も深いと思った。

    「吾が輩は猫である」の新解釈(!?)や猫弁のテヌーが出てくるところも魅力的。

  • 2013.12.27読了。猫弁の大山淳子さんの作品。「雪猫」と言うタイトルと表紙の白猫に即購入。捨てられた白猫を救った少女理々子。「タマオ」と名付けられた白猫は理々子に恋をする。側にいたいから長生きしたいとか、やきもちを焼いたり。理々子を守りたい…と思った瞬間タマオがいつも描いてた青年がいた…朝までの限定だけど人間になったのだ。 有川浩さんの「旅猫リポート」のナナみたいに猫ちゃん目線のお話で笑ったり納得したり。第4章は読んでて辛くなって少し飛ばしちゃいました。変身の度にタマオの寿命が縮む…ラストは想像した通り…切ないお話に涙です。

  • 猫目線で読んでいて楽しい!
    猫好きはもちろん、そんなに猫好きじゃなくても楽しめる作品。
    前半はさくさく読めたけど、後半はあまり読めなかったので、また読みたい。

  • 可愛く楽しく、そして切ないお話。
    猫目線の1人称でスラスラと読めました。
    1読目はちょっと短すぎるんじゃないかなって思ったけど、2読目して、ちょうどいいと思った。
    これを読んだら、今後世の中に存在するものの見方が変わります( *´艸`)

  • 語り手が猫。
    あっけなく、終わった感じ。

  • タイトル買い。
    猫の視点で進む物語。ユーモアたっぷりで、ニヤリと読み進めた。
    ほっこりしたり、きゅーんと苦しくなったり。
    猫と話すには、神経衰弱にならないといけないらしいので、某サカイ氏の精神状態を心配してしまったのは余談です。

  •  オビと裏表紙を見てああ最後は泣くような展開なんだな,じゃあ久々にそういうのを読んでみるか,というくらいの気持ちで手に取りました(この人の作品を読むのは初めて)。
     意外な結末ではありませんが,結末へ行くまでの展開は結構新鮮でした。

  • 人間に変身できる猫の物語。
    人間に干渉出来るけれど、行動基準はあくまで猫のままで、大好きな飼い主とも上手く係れない。
    それでも、飼い主が大好きなのが伝わってきて可愛い。

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雪猫 (講談社文庫)の作品紹介

この世界をくれた女神を命がつきるまで愛そう。真っ白な猫タマオは、命を拾ってくれた少女に恋をした。大人のためのファンタジー。

雪猫 (講談社文庫)の単行本(ソフトカバー)

雪猫 (講談社文庫)のKindle版

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