海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

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  • 473レビュー
著者 : 百田尚樹
  • 講談社 (2014年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778299

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海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 60歳の男の人が主人公なのにこのドキドキ感ギラギラ感は何?
    国岡鐡造、底知れない男。
    石油の重要性に誰よりも早く気づいた鐡造は石油に情熱を注ぐ。
    そして、自分の利の為ではなく、消費者に石油を安く提供する為に様々なものと戦っていく。
    再現ドラマのように淡々と話は進んでいきとても読みやすい。
    難しい用語も特に出てこないのでよかった。
    満州事変のあたりが苦手でちょっと躓いたが、思わぬ人と再会でき目が醒めた。

    「石油の一滴は血の一滴」この言葉が頭から離れない。
    資源豊かなアメリカと戦争して勝てると思っていたのだろうか。
    石油がほとんどなくなった時に戦争をやめていれば、原爆投下はなかったのに。
    国岡のような男がもっとたくさんいたならとも思うけど、あの時代では誰がいても無理だったかな…
    戦後の国岡はどうなっていくのだろうか。下に期待。

  • ストーリーはいい話だ。主人公も魅力がある。でも何か物足りない。
    まるでプロジェクトXを見ているよう。頑張ってるな、よくできた人だな…と素直に思えるし雑学情報も得られる。
    しかし小説を読む醍醐味が感じられない。

  • 本の厚みに読めずにいたが、読み始めたら長さなんて感じない。すごく良い短編をいくつも読んでいるよう。最初から最後まで感動の連続。
    永遠の0と時代が重なっているので、補足しあえている。

  • すっごくおもしろかった。
    ごちゃごちゃ言わず、端的に起こったことや気持ちをずんずん書いてるからダイレクトに伝わる。
    小説としてはちょっと、みたいな感想が多いけど、想像力が少し足りないのかなぁと思う。端々で泣きどころ満載の熱い男気があふれてるのに。
    本を閉じる時間が惜しい。

  • 鈴木商店破綻や日章丸事件など、時代背景がリアルなノンフィクション作品。終戦後の荒廃した時から、メイン商材である油を扱えなくなって窮地に追い込まれても、何が何でも国岡商店を残して、店員の首を切らない。国岡商店が絶対に諦めないことが、日本全体の為になると考えて利益度外視で業務を遂行していく。店主の理念に惚れた店員たちが一致団結する姿は感動的でした。

  • 出光佐三氏をモデルとした一代記の上巻。整然としたテンポの良い文体でサクサク読めます。個性の強い主人公の破天荒な経営にはいちいち驚嘆するばかり(これで事業が上手くいくとは俄かに信じがたい)ですが、小説的誇張もあるのでしょう。一方で「石油」をキーワードに大正・昭和の産業、また戦争の歴史をたどりなおすことができる点が、本書の魅力ではないでしょうか。

  • オーディオブックで、読了。
    この本が流行ったのなら、
    この本に感銘を受けたのなら、
    もっと日本は良くなるはず…なんだけどな。
     
    学ぶことがとても多くありました。
    そのまま下巻へ♡

  • 序盤だけでぐっと心に来る台詞・シーンがたくさんあった。まずこの時代背景に弱い。この時代気概を持って自分のことではなく日本という広い視野で生きていた人がたくさんいたのだろうなあ。後半、苦境に立たされながらも這いあがりかけた国岡商店がどこまで飛躍するのか楽しみ!

  • かなり好みの一冊です!
    百田さんらしくとても読みやすい文章で、経済史上の偉人の一生を紹介しています。
    それにしてもこれ程の巨人の存在を知らなかったなんて……我ながら恥ずかしい。

    日本人としての誇りと自信、今の時代に欠如してる感覚を思い出させてくれる絶好の一冊でした!

  • 海賊と呼ばれた男読みました(^_^.)
    歴史を学ぶのって楽しいですよね。
    誇張もあるようですが,それを含めて作家の文才だと思います。
    百田作品,最高です♪

    http://ameblo.jp/ninjin1234/entry-12007423739.html

  • 2015年5冊目。
    読みたいと思いながらも、なかなか手を出せずにいた。ようやく読み始めた。
    なぜ「海賊とよばれた」のか、読んでいてなるほど。
    こんな経営者の元なら、確かに働きたい。
    でも、時代が、世界が、そんなにシンプルじゃなかったんだ。
    それなのに、こんなに真っ直ぐなひとたちがいたなんて。
    「士魂商才」。
    零戦が出てきたところで、「宮部」。これは永遠の0だよね?さりげなくリンクさせててニヤリ。
    下巻も読む!

  • 出光がモデルの物語との事。

    一言で言うなら、ザ・エンターテインメント!、というのが感想です。
    さすが、テレビという世界で人気作家という面を持つ百田氏。最初から映像化を意識してるのではないかと思うくらい、各シーンがイメージできるくらいの表現が満載で、ぐいぐい読めます。


    こういう主人公が好きだろ?
    こういうセリフに痺れるだろ?
    こういう展開に興奮するだろ?

    という声が聞こえてきて仕方がないのですが…。

    本屋大賞も、その存在意義が問われる規模になってきたって事なんだろうな…。

  • コツコツと鐵造は積み上げたこと実際、現実にし会社をおこし、色々な山を着実に越えている。

    人間として、人であるからこそ、会社や社会に対して真摯に向き合っているから出来ることで、それは少年期から続いている。並大抵のことではない。

    私の人生教訓として取り入れたいと思い、高評価を付けささせて頂きました。

  • 人としてどう生きるかを感じる。

  • 旦那さんに私には無理かもしらんね…と言われてましたが、『ゼロ』も挫折したから今度こそは!と読んでみた。
    結果、惨敗。
    いや、読み切ったけど…なんの修行かッてくらい辛かった。

    とにかく主人公が凄い人過ぎる。
    崇高で高邁な理想を持ち続け、その実現に向けてたゆまぬ努力をする。
    ブレないし諦めないし逃げない。
    弱気にもならないし挫けそうにすらならない。

    本を読む時ってどっか誰かに共感したり感情移入したりするけど、いやいやいや、ムリムリムリ。
    こんな超人で聖人のどこに共感しろッて。
    つまり何が言いたいかっていうと、卑屈で後ろ向きな私にはキッツイよ!ッていう。

    イランに船を出したり短納期で製油所をつくるとこなんかは胸アツだったけど、主人公と言うよりチームワークに感動したし。
    でも人気なんだよね?
    楽しめない自分が残念。

  • 文庫版を待ちに待ってて、
    仕事の移動時間の御供として読み始める。

    つくづく思うけれど、
    著者はやはり読ませ上手だと思う。
    物語の構成はもちろん、
    描写や説明をどの程度にすると読者が心地よいのか、
    このバランス感覚が優れていると。

    上でひとしきり盛り上がるところまで進み、
    ワクワクしているので、
    この後への期待感で3つ☆評価。
    さて、下巻でどう展開していくかな?

  • 実在の人物だけど、まあ小説だから。

    百田先生は上手いんだよなあ。
    構成がたくみなので、不意にぐっと胸に来る。

    上巻だけで結構なんどかグッと刺さった。

  • オーディオブックにて。
    職場の先輩のオススメ。
    通勤時バイクを運転しながら聴いていたが、しょっちゅう前が見えなくなって危険きわまりなかった。

  • 2014.10.2読了
    気持ちがよくなる本、ここまで堂々と日本のことを思い、社員を思う人がいるだろうか。こういう人が日本には必要なのだと思うし、こういう人にひかれる。
    この本も小説だとは分かっていても歴史認識がどこまで正しいのかが気になる。本当に人々は戦争に対してこういう認識だったのだと思うと、戦争はあかんなと改めて思う。
    そして、百田さんは、日本人しっかりしろよ、自信もてよーっていうメッセージを感じた。

  • 読むタイミングを逃し、今更・・・と思っていた所で文庫化。「海賊と呼ばれた男」(上)です。
     
    ハッキリ言って、「永遠のゼロ」を超えてる。(と思います。)
     出光佐三がモデルで、小説内の国岡商会=出光興産と言うことは、知られていますが、どこがフィクションでどこがノンフィクション?
    どこを取っても、これが現実とは思えない暴れっぷりです。
    「永遠のゼロ」でようやく、太平洋戦争の時系列が整理できた私は、この本でまた戦後の復興を勉強しました。
     
    本当に面白い「泣ける教科書」です。

  • 国を思い、社員を大切にし、常に正義を貫こうとする誇り高き日本人。小説なので多分に美化されているのであろうが、こんな生き方をしたいと思わせる作品であった。

    この誇りの高さは、いわゆる明治生まれの気質ということだろうか。では、昭和生まれの気質とは?戦後生まれの気質とは何か?と問われたら何と答えるのだろうか。
    いや、この作品が言っていることは、そのような設問に対して何と答えたいか、そしてどんな矜持を持って生きているのかを考え直せということだと感じた。

    まだまだ、先の長い人生だと信じて、誇り高い信念を持って生き抜いていきたい。

  • 心を揺さぶられました。それも、一度ではなく何度もです。国岡氏の魂が小説の活字となって、語りかけてくるようでした。

    第二次世界大戦といえば、「敗戦」ただそれだけのイメージと知識しか持ち合わせていなかったことをとても恥ずかしく思いました。戦時中の日本に想いを馳せることができました。

    戦時中を生き抜いた熱く美しい魂が脈々と日本には受け継がれているのだと思いました。戦争について考えさせ、この魂を次の世代へと渡すために、百田さんはこの作品を書かれているのかなと感じました。

    この作品は、人としての生き方を問い、戦争について問い、今の日本について問うているのではないでしょうか。

    信じた道をただひたすら邁進し、そして目に光を湛えていきたいと思いました。

  • こんな企業に勤めたいと思わされた。

  • 2013年の本屋大賞に輝くこの本、国岡鐡造という人物を中心に、上巻は、終戦直後の辛苦から、遡って戦前から戦中、会社を興すまで、起こしてからの艱難を描く。
    主人公のみならず、作中いずれの人物も厳しい状況の中で確固とした価値観を持って生き抜き、「永遠の0」もそうだけど、国や民族に対する作者の自負と思いが強く溢れる(まあ、ついこの前みたいに『NHK番組の強制連行発言に意見。放送法抵触か』みたいな記事を見ると、ちょっと複雑ですけどね)。
    『日本は石油のために戦争をし、石油のために敗れた』とあるけれど、第二次世界大戦に対するこういう見方は、私にとってはなかなか新鮮、腑に落ちて、物語の背景を厚くしたと思う。

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海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)の作品紹介

すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!

ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。

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