寿司屋のかみさん 二代目入店 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778367

作品紹介・あらすじ

お腹を満たし心を癒してくれる東中野の「名登利寿司」に息子が職人として入りました。家族のこもごも、美味な寿司たち。文庫書下ろし

感想・レビュー・書評

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  • 6年ぶりに読む、寿司屋のかみさんシリーズ。
    ほっこりとした語り口に、人情味あふれる店の情景が浮かぶ。二代目との師弟対決に、ますますにぎやかな名登利寿司に、訪ねてみたくなる読者は、多いことだろう。

  • 久しぶりに読ませていただきました。
    随分前に読んだ、ごくごく初期の、それこそ総理大臣が来ることになってSPが事前にお店を視察に来たとか、そのあたりからの話が懐かしく、また読みたくなりました。
    後継ぎとして息子さんが入って、その代りほんの少し旦那さん(オトウサン)もご自身も手が空いて何とはなしに寂しいとか、時間が流れたんだなぁと。
    機会があったら実際に名登利寿司、行ってみたいな

  • 名登利寿司の
    おかみさん。

    お魚がお寿司になるまでの
    下ごしらえや仕込みなど、
    詳しく書かれていて
    とても手間がかかっているのだなと
    知ることが出来ました。

    お寿司、海苔巻き、おつまみなど
    どれもとても美味しそうです。

    人生の節目に
    来られているお客様もいて、
    会話や、心づかいなど
    優しさを感じて、
    温かい気持ちになりました。

  • 596.04

  • 千客万来

  • 寿司屋のおかみさんシリーズ。
    一冊目を読んだのは、何年前のことだろう?
    身内に寿司屋がいるので、「そうそう。そーなんだよね」などと、共感しながら読んでしまう。
    そして読み終わったら、寿司が食べたくなる。
    特に名登利寿司に行きたくなる。
    これを始めて読んだ時は、私の収入では行かれなかったけど、今なら行けるかなー。
    でも、なかなか行かれないのだが。。。
    今回、二代目が入ったと知り、とても嬉しく感じた。
    これで、オトウサンの味が未来に繋がったなと。
    でも、ツメを煮ることから引退したとの話に、なんだかとてもさみしくなった。。
    オトウサンが、板場にいる間にいきたいな。。

  • もう20年近く前から読んでいる佐川さんの新刊。読んでごちそうさま、そう思える一連の作品の一つ。一度このお寿司屋さんに行きたいと思いつつ一度も行けていない。二代目が入ったということは、お店はしばらく続くのだろうけど、今の大将とおかみさんが元気なうちにやっぱり行きたい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。エッセイスト、児童文学作家。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞を受賞。児童書の作品に「ゆうれい回転ずし」シリーズ、『にっこりおすしとわさびくん』『ばけねこキッチン』『ハッピィ・フレンズ』(以上、講談社)など多数。『寿司屋のかみさん うちあけ話』(講談社)をはじめとするエッセイ「寿司屋のかみさん」シリーズは10作を超える。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。

「2023年 『晴さんのにぎりずし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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