壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778961

感想・レビュー・書評

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  • 警察には被害者のケアをする仕事があるんだなぁと知った。

    これは事故なのか?事件なのか?
    ちょっと犯行の動機が薄い気もしたし
    いくら犯人を恨んでいたとしても
    そう簡単に復讐しようとできるものなのか…。

  • 警視庁に事件事故に遭った被害者の心のケアをする「犯罪被害者支援課」があるんですね。どんな仕事なのか興味を持ちました。小説の最初の方は、被害者の悲しみ怒りにどんな対処をするのかが、さらりと書かれていて「なるほど」と思いながら読む。前半はひき逃げ事件の被害家族と支援課の関わり合い、その後はひき逃げ事件の意外な真相が少しずつわかってきて、被害者家族が復讐に走るストリー。どちらかというと地味な警察小説かもしれません。

  • 201601/被害者支援課という設定もユニークで面白かったけど、警察モノとしては事件展開は物足りないカンジ。そして登場人物達が好きになれない…。

  • 始めから終わりまで辛い。。

  • 3月-7。2.5点。
    犯罪被害者に寄り添う、支援課の物語。
    歩行者に車が突っ込み、登校中の子供と大人5人が死亡、
    犯人は車を乗り捨て、逃亡。支援課が乗り出す。
    事件は思わぬ方向へ。
    うーん、暗い。主人公の過去を引っ張りすぎ。
    もっと早くに説明しないと、感情移入できない。
    シリーズにするのだろうか。

  • 真相が意外と「え?そんなことで?」という肩透かし感あり。盛りだくさんに人物が登場してくるので、各人の描写が少なく、あまり登場人物にのめり込めなかったです…。土曜ワイド劇場的な面白さで楽しみました。

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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