変愛小説集 (講談社文庫)

  • 284人登録
  • 3.70評価
    • (11)
    • (24)
    • (16)
    • (6)
    • (0)
  • 25レビュー
制作 : 岸本 佐知子 
  • 講談社 (2014年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062779074

変愛小説集 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『変』愛なので、奇想の要素がやや多い。でも色々と違った味わいで面白かったです。対象が変だっただけで、ストレートな純愛の話『五月』は好もしい印象。読んで単純に面白かった『まる呑み』。『最後の夜』『ブルー・ヨーデル』はそれぞれ、なぜウォルターはマリトにそれをしなければならなかったのか、クレアは本当にその中にいるのか、重要な点が明かされないままで終わる不穏さがよい。トリがジュディ・バドニッツというのがまたもう。変でイヤでムズムズして読み終わりました。

  • 恋愛は無理だけど、これなら自信があります。。。
    祝文庫化!

    単行本時の収録作
    「五月」アリ・スミス
    「僕らが天王星に着くころ」レイ・ヴクサヴィッチ
    「セーター」レイ・ヴクサヴィッチ
    「まる呑み」ジュリア・スラヴィン
    「最後の夜」ジェームズ・ソルター
    「お母さん攻略法」イアン・フレイジャー
    「リアル・ドール」A.M.ホームズ
    「獣」モーリーン・F.マクヒュー
    「ブルー・ヨーデル」スコット・スナイダー
    「柿右衛門の器」ニコルソン・ベイカー
    「母たちの島」ジュディ・バドニッツ

    講談社のPR(版元ドットコム)
    http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784062779074.html
    (単行本)
    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?code=214544

  • 現代英文学の変な愛にまつわるアンソロジー。

    ○五月 アリ・スミス

    木に恋をする話。
    原文では一人目の話者も、二人目の話者も性別が不明らしい。(俺は、初読のときにふつうにレズカップルの話だと思った)
    ラストがぐっとくる。

    ○僕らが天王星に着くころ レイ・ヴクサヴィッチ
    ある意味シンプルな構造。
    奇病もの(そんなラベルはないか?)の王道。


    ○セーター レイ・ヴクサヴィッチ

    これはよくわからなかった。
    恋人が編んでくれたセーターが着られないというだけの話。
    オチがループ落ちというか。

    ○まる呑み ジュリア・スラヴィン

    人妻が若い男を呑み込んでしまい、奇妙な同居(?)生活を送る話。
    訳文と設定のせいなのか、舞城っぽいなと。

    ○最後の夜 ジェームズ・ソルター

    妻を安楽死(?)させようとするも失敗して愛人との関係がバレる……。
    苦い読後感。

    ○お母さん攻略法 イアン・フレイジャー

    恋愛ハウツー本の文体模写。
    いちばんタネが割れていて、興奮出来なかった。

    ○リアル・ドール A・M・ホームズ

    妹のバービー人形と交際するものの……。
    人形遊びのグロテスクさについての話。

    ○獣 モーリーン・F・マクヒュー

    これはよくわからなかった。
    文章は面白かったけど。

    ○ブルー・ヨーデル スコット・スナイダー

    飛行船に乗っているはずの昔の恋人を追いかける男の話。
    妄想に取り付かれいるっぽい語り。
    ブルー・ヨーデルはこの男だ。

    ○柿右衛門の器 ニコルソン・ベイカー

    大伯母さんを器にしてしまう話。
    なのだが、わかりやす過ぎた。

    ○母たちの島 ジュディ・バドニッツ

    戦争で敵国の血が混じった子どもを産んでしまった女たちの島。
    そこに外人の男が漂着して、オチがつく。
    いちばんぐっときたかも知れない。
    愛がテーマのアンソロジーの締めに相応しい作品。

  • あまり、楽しい本だとは思わない。
    しかし、魅かれるところがある。

  • 「最後の夜」「リアル・ドール」「柿右衛門の器」が好きだった。あとがきにもあるように、リアル・ドールの妹が良い味を出している。

  • 倒錯で盲信でどうしようもなく変なのだけれど、恋と変わりはないみたい。

  • とてもどきどきした。知らなかった世界を見た。

  • カラス好きの人って結構いるのね

  • 僕らが天王星につくころ、リアル・ドール、まる飲みはかなり好き

  • 『五月』『僕らが天王星に着くころ』『母たちの島』

全25件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
岸本 佐知子
アンナ カヴァン
ピエール ルメー...
又吉 直樹
川上 未映子
有効な右矢印 無効な右矢印

変愛小説集 (講談社文庫)に関連するまとめ

変愛小説集 (講談社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

変愛小説集 (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

変愛小説集 (講談社文庫)の作品紹介

「愛」をつきつめていくと「変」になる。木に恋をしたり、バービー人形と真剣交際したり。奇想天外で切ない思いがつまった11篇。

変愛小説集 (講談社文庫)の単行本

ツイートする