真友 (講談社文庫)

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著者 : 鏑木蓮
  • 講談社 (2014年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062779456

真友 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 複数視点の進め方が○

  • 鏑木作品のうち警察ものは
    少し後味が悪いことが 私の場合は多い。

    ここに出てくる二つの家族。
    結局のところ誰一人幸せにはなれなくて
    いろいろな重荷を胸に抱えたまま
    現実と折り合いをつけて 
    無理に笑顔で過ごしてゆくのだろう。

    謎解きの過程でも不幸な人たちが何人も出てきて。
    うーん。これはつらいなあ。

  • 警察官が自らの拳銃を奪われ射殺された。犯人は同じ府警の刑事だと断定されるも、逃走。被害者の息子・隆史と容疑者の息子・伸人は親友だったが、悲劇によってその仲は決裂する。成長し、父の敵を討つために刑事になった隆史の前に、再びあの拳銃を使用した事件が。苦難を糧にひたむきに生きる者たちを描いた感動作。

  • 警察官が自らの拳銃を奪われ射殺された。犯人は同じ府警の刑事だと断定されるも、逃走。被害者の息子・隆史と容疑者の息子・伸人は親友だったが、悲劇によってその仲は決裂する。成長し、父の敵を討つために刑事になった隆史の前に、再びあの拳銃を使用した事件が。苦難を糧にひたむきに生きる者たちを描いた感動作 というのがあらすじ。

    映画の撮影所のエピソードが興味深かった。後は、うーむ。やや残念。

  • 警察官が射殺され、被疑者は刑事。この事件で親友であった隆史と伸人は被害者遺族と加害者の家族に分かれてしまい……なんですが、この設定、必要ですか?
    そもそもの発端となったこの事件に対する捜査があまりにもいい加減。犯人は別にいることは警察もすぐ見抜くと思うんですが。ですから事件後の彼ら家族の人生が作られた舞台で踊っているようにしか見えません。
    また友人間、仕事の仲間、父子間で互いを信じるという絆のようなものがほとんど感じられないです。連絡すらとろうとしていない。どこかで互いを確認できていれば、自分の思い込みで転落していったり、憎しみを募らせていったりなんてことは避けられたんじゃないでしょうか。ほとんど物語の中に入れず、傍観しているように読みました。
    後年刑事となった隆史の先輩、森口のキャラクターはよかったですが、第一部の設定が邪魔になったとしか思えないです。

  • 鏑木蓮の作品は殆んど読んでいるが、どの作品も風合いが違うミステリーである事にいつも驚いている。本作では、薬丸岳が取り上げそうな題材を選んでいる。

    中学生時代のクリスマスイブに警察官の父親が拳銃を奪われ、射殺されるという悲劇に見舞われた隆史。隆史の父親を射殺し、失踪したとみられる隆史の親友・伸人の父親…この日を境に隆史と伸人の仲は決裂する。二人は成長し、父親の仇を討つために刑事となった隆史…

    隆史の父親の射殺事件の真相と隆史と伸人の成長を同時に描く、なかなか巧みなミステリーである。隆史と伸人の友情が壊れる前半と隆史が事件の真相に迫る後半…結末には感涙。

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真友 (講談社文庫)の作品紹介

「父さんが殺された。親友の父親に」二人の人生は二度と交錯しないはずだった。刑事による警官殺しは、さらなる事件へとつながり――

真友 (講談社文庫)はこんな本です

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