カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062779487

作品紹介・あらすじ

カーリー再び!伝説のシリーズ、待望の新作が刊行!大学生になったシャーロットは変わらずインド、そしてカーリーを思い続け……。

感想・レビュー・書評

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  • んもーっ!めっちゃ面白かった!!前作が出てから、なんと8年!打ち切られてしまった作品がまた日の目を見て、待ち望んでいた当時の読者は涙目だと思いますが、講談社文庫版からのにわかな私も、去年から待っていた待望の三巻!手に汗握る策謀の渦の中、イギリス専横時代のインド藩王国で、主人公シャーロットの望みとは裏腹に、勝手に暴走?いや、先導?される事件とは?誰が黒幕なのか、結局のところまださっぱり分からないのだけれど、この巻では、カーリーの複雑な子供時代が明らかに。そして、二人には衝撃の事実が!!(まぁ、こうでなきゃ困るんだけど!話進まないからね!)二人の波乱すぎる恋路と、インド独立の存亡やいかに!?うわー!!早く四巻読みたいー!こんなに一気読みしたのは久々です。それぐらい、頭キンキンに冴え渡りました。それぐらい面白かったです。でも、逆に冴え渡ってなきゃ、誰が誰やら訳わかんなくなります。ちょっと前巻2冊を読み直して、またこの巻を読もうと思います。

  • 何となく三部作のような気がしていたが、まさか完結していないとは…。

  • 完結しているものだとばかり……

  • 独立直前のインドの話。
    次巻が待ち遠しい。

  • 小学校高学年の頃たのしんでいた少女小説みたいで子供の頃に読んでいたら夢中になっていたかもしれない。
    懐かしい気持ちになりました。

  • 最高。すごく面白かったです。前巻までは少女小説だったけれどこの巻からは歴史小説のように波乱に溢れていました。シャーロットがどこまでも真摯にカーリーを求めてやまず、それとインドの変革期とあわさって本当にドラマチック。Ⅳはいつ出るんだ…待ちきれない。それにしてもフェビアンはなんていうか、不憫な子だね…ツンデレゆえに好意が伝わっていないの、ほんと不憫というかなんというか…。あとちょこっとだけどヴェロニカやハウス長が出てきたの嬉しかったです。ヴェロニカは安定のかわいさでした!

  • Ⅳはいつだ……

  • 面白かったです。
     カーリーに会いたいが為に王子と婚約をしてインドに行くシャーロット。インドは大変な時で、かつてのオルガ女学院時代の友人たちもそれぞれの立場で運命に立ち向かっていく…。
     カーリーには会えずに終わってしまうのかと思いきや意外な所で再会。シャーロットとカーリーはこの後どうなっていくのか、続きがとても気になります。シャーロットの弟のフェビアン、彼はシャーロットのことが好きなのじゃないかしら。シャーロットの父がフェビアンの母ヘレンと再婚したのにはどんな事情があったのか、いろいろ気になる3巻でした。

  • なんてこった。完結してないのか!

  • さすがに少し失速。後半はRPG的になってきてる。
    続きがまだ出ていないのが想定外。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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