コミック 獣の奏者4 (講談社文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062779937

作品紹介・あらすじ

カザルムへ行幸し、エリンとリランの絆を知った真王は、エリンを王都の王獣保護場へと誘う。禁じられたはずの幼獣の誕生を喜ぶ彼女に、エリンは疑問を抱く。人と獣が触れあってはならないという規範を定めたのは代々の真王なのだ。王都への帰途についた真王を、突如闘蛇軍が襲う。真王を救うためには、母の一族が命を懸けて秘してきた技を使い、リランを争いの道具とするしかない。惨劇を目の前に、エリンは決断を迫られる。

感想・レビュー・書評

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  • 汚い大人になってしまったからエリンにもイラッとしてしまう。
    自然をコントロールしようなんてエゴでしかないという厳しさも上橋さんは描いている。
    ダミヤが明らかに怪しいけどどうなるのか。若いセイミヤじゃね…。
    心ある人達の誠実な行動もきっと報われない感じがしていて少し読み進めるのが辛い。

  • ついに戦いに。そして表舞台に引きずり出されようとしているエリン。元のシリウスKC版が11巻で完結してて、この講談社文庫版はその7と8なので、講談社版はあと1巻?2巻? 出るのだろうか???

  • 否応なしに政の舞台へと引きずり込まれていますエリンとリラン。 そして、裏で動く人物。 エリンが求める人物。 物語が大きく動きました。 早く続きが読みたいです。

  • エリンと王獣の絆は真王(ヨジェ)の知るところとなった。禁じられたはずの幼獣の誕生を喜ぶ彼女に、エリンは疑問を抱く。人と獣の触れ合いを禁じる規範を定めたのは、代々の真王なのだ。都への帰途についた真王を闘蛇軍が襲う。救うには母が命懸けで秘した技を使い、リランを争いの道具とするしかない。エリンの決断は。

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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