小説 ドラゴン桜―特進クラス始動篇 講談社文庫 (講談社文庫 さ 86-1)

  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062784511

感想・レビュー・書評

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  • ドラマを観た後で図書館で文庫本を見つけたので一巻から読むことにしました。最初は生徒を選ぶところから、先生は教科ごとに見つけていった感じですね。ドラマと違って生徒は2人だけ。

  • 受験テクニックだけではなく、社会で生きていく上で大切なことも教えられているような気がして、とても面白かった。

  •  すべての子供が個性を生かして人と違う人生を送ることは出来ない、社会はそういうシステムになってない(P39)とまず知ることが大事である。大衆の定義としては「無責任を権利と主張、流行を個性と思う、わがままを自由と信じる、マスコミにのせられる。政治家や官僚、大企業にとって都合のよい人々」とある(P53)

     愚かな一般大衆を大量につくるために今の教育があるとしたなら、それなりに成功しているのかもしれない。そこに早く気付いた者が真の自由を手に入れる、その一歩が東大合格っているのがはてさて・・・当たらずとも遠からずってとこでしょうか(笑

  • マンガ「ドラゴン桜」のノベライズ本。5巻シリーズの第1章。主人公桜木の過去、彼がどのようにして東大合格のためのノウハウを獲得したか、司法試験・司法修習生の様子等、マンガとは一味違う工夫がなされており、なかなか楽しめる。

  • 面白かった。続きも読む。

  • T大入試マンガの小説版。マンガ版は読んだ事ないけど。
    経営破綻寸前で偏差値30台のダメ高校立て直しのため、暴走族出身の弁護士がT大特進クラスを作るという設定。
    内容はとにかく「受験テクニック」/「動機づけ」の2点に集約。賛否はあるんでしょうが、こういう割り切り方も悪くないかなあと。

  • ビジネス本である!!

    《本文より》
    人は、目標がなければ漂流する。
    なぜなら、
    人生とは日常の積み重ねだからだ。
    目標がなければ日常に埋没し、
    押し寄せてくる数々の出来事に反応するだけで人生が終わってしまう。
    そういう人生では、振り返っても何も残らない。

    目標は人生に意味を与え、
    日常を秩序立てる指針となる。
    そう。
    人生を真に充実させるのは、
    長期的かつ根源的な目標だ。
    幸せとはそれが満たされることだ。
    世の中に不幸な人間が多い最大の理由は、
    大人でもその目標を見つけられていない者が多いからだ。

  • 漫画で読んだ後に本書を読んだので、桜木の生い立ちやブレーンのことなど、原作の漫画に忠実に、それをさらに解説してもらったように感じた。
    10-53

  • 暴走族出身・高校にも入っていない・紆余曲折の末、人の何倍も苦労して司法試験に合格した 崖っぷちの弁護士 桜木健二。
    その桜木に舞い込んで来た法人倒産の相談。
    それは債務超過に陥った学校法人 龍山学園からのものだった。
    破産の申立をして清算するか、民事再生法を活用して学園の継続を図るか・・・
    桜木の出した答えは『東大合格!!』

    まずは来年1名合格、に向けて特進クラスが出来るまでのストーリー

    学生時代に出会えれば人生が変わったかも!!
    と残念に思いつつ、大人になった私にも参考にすべきことが多い本でした。


    脳は起きてから3〜4時間後、最も活発に働く。
    朝は思考力を必要とすることに適している。

    夜 睡眠中にその日のことが短期記憶から長期記憶に変わる。
    夜は記憶することに適している。

    論理的な文章を書くテクニック
    1.論文の具体的なテーマを明らかにし、結論を短く説明する。
    2.なぜそのようなテーマを取り上げたのか、どのような問題があるのか、問いかける。
    3.そのテーマについての一般的な意見を説明する。
    4.問いを検討し、自分の主張が一般的な意見とどう違うか、具体例を挙げつつ説明する。
    5.要点をわかりやすくまとめる。

  • この本を高校時代に読んでいたら、違う未来があっただろうな。

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著者プロフィール

1969年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、テレビドラマのノベライズを数多く執筆。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』(新潮社)で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

「2017年 『小説L DK 柊聖’S ROOM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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