図解 仕事以前の会社とお金の常識 (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062810234

感想・レビュー・書評

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  • オーソドックスな会計本。

  • 少し古い本ですが、個人的には良い本でした。
    よくある会計や決算の解説本ではあるのですが、経理向けではなく、一般的なサラリーマンに対して自分の周りで動いているお金の「意義」を教えてくれる本です。
    自分はそういう部分がとても弱いので、これからも読み返してマインドを植え付けたいと思える本でした。

  • 勉強になった

  • タイトルに語弊がある。メインの主題は「ビジネスにおける数字がもつ意義」という感じ。

    それにしても分からなかった。簿記、決裁書のあたりからはまったく意味が分からず、字面だけを追っていた。他の入門書で勉強するべきであった…。

    ただ、仕事をする上で、どのような「数字」が必要で、何を理解すればいいのか、ということについては、ざっくりと理解できた。

    ・会社が社員にかけるコスト(会社の家賃、交通費、仕事を教えるコストなどまで含め)を考えると、一日に、むしろ一時間に、いくら稼がなければならないのか?
    ・予算、計画
    ・見積書、請求書
    ・原価計算
    ・決算書
    ・経営指標
    ・経営分析

    など。莫大なように見える会社のお金を、自分の身近なところまで落とし込み、自分のものとして理解することが必要。

    とにかく、数字の話が苦手すぎると分かった。もう少し易しい本から学ぼう…。

    それにしてもこんなことを学ぶより、誰にも怒られないように生きていければそれでよいような気もする。だから成長しないのだ。

  • 単行本で読みやすい。社会人1年目にこれを読んでいればまた違かったのかもしれないと思う。それは、知識のことだけでなく、意識レベルでなにを気にして仕事をすべきかということがこの本に散りばめられていたから。

    そもそもこの本を読むに至った経緯だが、柳井正の『一勝九敗』の前半部分でこの著者の名前が挙がっていたからだ。(『一勝九敗』がどうだったかはさておき)

    この本ではざっくりとお金の考え方や、数字の考え方を教えてくれる。簡単にまとめているため、多々「詳細は専門書に託す」といったようなことが書かれている。

    数字の概念はまだまだ慣れないところが多々あるため、理解に乏しいが、そんな中でもライフハック的で親しみやすい著者からのアドバイスがある。

    それが、1時間=50分法というものだ。1時間を50分として捉えれば、1日の営業時間8時間あるとすれば80分余裕を持てる。それを何日も続ければ…というものだ。

    これは単に余裕が出るだけでなく、ポモドーロ・テクニックにも通ずるのではと思う。

    長くなったが、とにかくこれは少なくとも社会人1~2年目が読むべきであり、本来であれば私はより詳細部分について理解を深めるべきなのだろう。

    それが気づけただけでも一読の価値があったのだと思う。

  • 2010年4月12日読了。会社が活動していくためにどのようなお金が必要で、どのようにお金を使っているのか。それをどのように理解したらいいのか、自分の仕事を「数字で理解・説明」することにどんなメリットがあるのか、どのように実践できるのか。を解説した書。著者はユニクロの会計に携わった経験もある人物とのこと。会計や簿記の知識を取得することではなく、物事を定量的な側面からいったん把握し、別の尺度に置き換えて把握する習慣・クセがつくこと、それを称して「ビジネス感覚」と呼ぶということか。・・・この本一冊読んだだけで数字への感覚が身につくわけではないが、大切なメッセージはいろいろ受け取ることができた。分析分析、と数字の上っ面をとらえて騒ぐだけでは労多くして報われないことだな。

  • 決算書などの経営資料の見方と、数字のうんちく。うんちくは月並みな内容で理由付けも弱い。経営資料の読み方は難しくて全然分からなかった。読後になにも頭に残ってない。

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著者プロフィール

公認会計士・税理士、株式上場準備コンサルタント

「2014年 『コンサルタントは決算書のどこを見ているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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