パンプルムース! (講談社+α文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062812443

感想・レビュー・書評

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  • いわさきちひろさんは、初めて好きになった、絵描きさんで、中学生のとき、まねて水彩画をよく描きました。
    背伸びして、『詩とメルヘン』という月刊誌に投稿したこともあります。
    久しぶりに、ちひろさんの絵を眺めてなつかしかった!
    「いわさきちひろ美術館」は昔、近くに住んでいたので、何度も行きました。

    「パンプルムース」は、フランス語でグレープフルーツのことなんですね。
    大学では、フランス語をとったけど、江國さんの詩で初めて知りました。
    うちの、2軒隣の家に、毎年夏に、お母さんが日本人で、お父さんがフランス人の男の子(今年中学3年生)がバカンスにくるので、来年、会ったら「パンプルムースは好き?」(好きは日本語だけど、あちらは日本語ペラペラだし)と聞いてみようと思います。
    毎年、「ボンジュール、サバ?」「アビアントゥ」しか言えないんじゃちょっとはずかしいものね。
    「パンプルムース」ちょっと発音がむすかしいですね。

  • 素敵

  • 「なくときはくやしいの」が、なかでもおきにいり

    「せいけいをたてる」もいい

    「よのなか」はリズムがきもちいい

  • 作家の江國香織と、画家のいわさきちひろの素敵なコラボレーションです。江國さんがちひろさんの絵を選び、それぞれのにひらがなの詩を添えました。ページをめくった途端に、優しく包み込んでくれるような絵と詩の世界にどんどん引き込まれてしまいます。ふとした時に手に取ると、心がとってもあたたかくなる本です。老若男女問わず、みんなに愛される本だと思います♪

  • よかったー!
    なんかわかんないんだけど、
    昔自分が思ってた気持ちを
    言葉にしてもらえたって気がした。
    こどもはいろいろ考えてる。
    大人になってもほんとは全然かわってない。

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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