- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062813853
作品紹介・あらすじ
料理家としてのこだわりがそこかしこに垣間見られる、抱腹絶倒、ナットクの31話
●「韓国」を食べ尽くす
●高松うどん事情
●腹ペコ俺のしびれる朝ごはん
●電子レンジのトラウマ
●寿司屋ブルース
普段思っていることやついとってしまう行動が無意識のうちに、赤裸々に著者の口から明かされる。思いをはせる韓国のこと、大好物のカレーのこと、西安で習った餃子のこと、年度末の道路工事のこと、イケてる花火職人のことetc.この際だから言っておきたい、心の中で高温で燻(くすぶ)っていた31話。料理家ならではの好奇心、観察力、包容力は脱帽もの。決してひとりでは読まないでください、と言いたくなるほど、思わず笑ってしまう。
感想・レビュー・書評
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はー面白かった。
ずいぶん前に図書館で借りて読んで以来の再読。
なぜだか急にケンタロウさんのエッセイが読みたくなっちゃって。即購入。
やっぱり好きだ。面白い。
料理関係のエッセイはもともと好きだけど、「〜だぜ」で終わる文章が斬新すぎる。
思わずクスッ…どころかニヤニヤしてしまう。
イラストも可愛いし、愛犬の名がクロタロウなのもセンスが光る。
『おいしい毎日』なんて言いつつ料理の話がちっとも出て来ないのがあるなんて事は気にしちゃだめ。
お店で隣になった人に限り一口だけもらえる制度。『一口ちょうだい制度』
私も賛成だぜ。 -
ユーモアがあって、楽しいエッセイ。
朝からご飯4杯だとか、驚くほどの量を、ぺろりと平らげていく。
美味しくいただく姿は、読んでいるだけで気持ちがいい。
料理人と料理に対するリスペクトを感じる。
後半の、食と関係ない話題も、着眼点が面白かった。 -
エッセイは滅多に読まないのだけれど、なかなか面白かった。思ったことを、思ったままにつらつらと書いてあるだけなんだけど、面白い着眼点やら愉快な言い回しやらが心地よかった。
「止まれ」はなんで「止まれ」なんだ。「押す」「引く」は「押せ」「引け」じゃないのに。というのがちょっとツボ。 -
もうちょっとヨダレが滴りそうな話を期待してしまっていました。
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ケンタロウさんが好きなんですが料理も文章も良いですね。男子ごはんも毎週見てるし。ラジオをやってたときも楽しかったなあ。
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悲しいことがあっても、さみしくても最終的にはお腹は減るもので。
おいしいご飯をたべるとちょっとずつ元気が出る。
誰かを幸せにしてあげられる生き方というのは素敵だ。
そういう気持ちをピシッと持っている料理人も素敵だ。