| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
小西邦彦の影響力の裏には、暴力的な怖さがある。加えて、被差別部落解放運動という大義名分が、その影響力を増幅させている面も否めない。その両方の背景をちらつかせながら、みずからの存在を大きくみせてきた側面もあるだろう。
― 190ページ -
日本政府や地方自治体は、被差別部落解放運動を受け、さまざまな事業を計画してきた。しかし、同和関係者と行政のあいだには、いっこうに埋まらない隔たりがあった。飛鳥会の小西邦彦は、いわばそんな同和と行政の狭間にいたといってもいい。そこに発生する利権の実態を知りつくしている。そうした利権構造のなかで、小西は隆盛を極めた。
― 147ページ -
小西さんと大阪市の関係は、昭和四十年代の大阪駅前開発あたりに溯らなければならないでしょうね。ここの土地は権利関係が複雑で、なかなか開発が進まない。駅前が開発できず、荒れ果てていてはイメージが悪い。大阪市が困っていたのです。そこで、市に力を貸したのが、小西さんたちでした。大阪駅と北新地のあいだあたりの地上げです。駅前の一等地を整理し、ビルを建てた。駅前に第一から第四まである、いまのテナントビル群がそれです。ここは小西さんたちがいなければ、なかなか開発できなかったでしょうね。(岡野)
― 101ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ノンキャリのバンカー・岡野義市が三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)淡路支店取引先課長に着任した際の最大の使命は、「同和のドン」こと小西邦彦の懐深くに飛び込むことだった―。超弩級のノンフィクションです。 本書はバブル時代の関西圏に絶大な影響を及ぼした財団法人『飛鳥会』理事長。小西邦彦とそのバンカー人生の殆どを彼との交際につぎ込み『汚れ役』とも称された叩き上げ。岡野義市との『二人三脚』の歩みを... 続きを読む »
2012-03-19
|
詳細・コメントする»
同和飛鳥会の支部長小西邦彦と三和銀行の岡野義市バブル期を中心とした銀行と同和の闇の実態をおもに岡野に対するインタビューで解明する.
2011-01-29
|
詳細・コメントする»
橋下大阪府知事が大阪再生のネックは「大阪市」と言っていますが、
飛鳥会事件はきっと氷山の一角。(^^ゞ
2010-10-20
|
詳細・コメントする»
読み終えて、あぁこういう世界もあるんだろうなと思った。
怒りとかそういったものは感じ無かった。
いくら綺麗事を言っても、現場ではこういった黒い付き合いってのも避けられないんだろうなと。
実際のところは知らんが、これを読むと、汚れ役の岡野も同和の小西も全然悪いヤツには思えない。
2010-10-17
|
詳細・コメントする»
全9レビュー中 1 - 9件を表示







