ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)

  • 63人登録
  • 3.50評価
    • (0)
    • (9)
    • (4)
    • (0)
    • (1)
  • 6レビュー
著者 : 溝口敦
  • 講談社 (2011年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062814126

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)の感想・レビュー・書評

  • 現れた新たな極悪暴力
    アングラ世界で勢長する「半グレ」が揺るがす日本最強の巨大組織の基盤!

    芸能人、スポーツ選手への暴行事件、ヤミ金、振り込め詐欺、貧困ビジネス……裏社会を騒がす暴力事件の主役は、六代目山口組を中心とするヤクザ組織から「半グレ」に移りつつある。警察は取り締まる術もなく、ヤクザは「シノギ」を次々と奪われる。日本暴力史に激変をもたらす「半グレ」集団の正体をレポートし、日本固有のヤクザ社会がその基盤から崩壊する様を、圧倒的取材力と筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろしハードノンフィクション!

  • ■ヤクザは、暴力団新法や暴排条例により、ますます厳しい状況に置かれるだろう。しかしその一方で、現在急速に増えているのが、ヤクザ組織に属さない「半グレ」集団が跋扈し始めている。
    ■暴力団を条例等で取り締まることで、ヤクザと似た悪事を働いてもその適用を免れるどころか、条例を逆手に取る知性も持ち合わせ、ヤクザをもろともしない半グレ集団が闊歩し始めている現実を描く。
    ヤクザも条例等を免れるために地下に潜るアングラ化、マフィア化の道を辿りつつあるという…。

    ■ヤクザは、警察と半グレ集団が暴力団に替わりつつある。(総会屋が警察OBに、パチンコ利権が警察に)ヤクザの生存は厳しいと説く。

  • 「ヤクザに人権はない」のが今の世相。
    これに適応すべくマフィア化するヤクザと、一般人とヤクザの中間に棲む「半グレ」たちの手口をレポート。
    「山口組ウォッチャーの第一人者」だから書けるヤクザの息遣いが聞こえるほどの文章。著作が多い作者にありがちなリサイクルが見え隠れするのはご愛嬌ということで。

  • 2011/11/5読了。

    関東連合OBのような半グレ犯罪集団の台頭と、警察の山口組・弘道会撲滅作戦、暴力団排除の動き。これにより、従来型の暴力団は衰退、マフィア化の道を進む、というのは、溝口の近著「暴力団」(新潮新書)でも書かれており、目新しい話でもない。

    しかし、振込め詐欺を担う、「金こそが価値観のすべてで、老人や貧者、弱い者から金をむしり取るのを躊躇しない、殺伐とした半グレ集団」のルーツが、五菱会によるヤミ金グループに雇われていた元店長等の従業員にあった、というのは新鮮で大変興味深い指摘である。

    暴力団を脅かす半グレ集団は、暴力団自身が動き生み出した化け物である、とはなんとも皮肉なものだ…。

全6件中 1 - 6件を表示

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)はこんな本です

ツイートする