スティーブ・ジョブズ 2 (講談社+α文庫)

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本棚登録 : 219
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816151

作品紹介・あらすじ

取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。
未来を創った、天才経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!

アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。
本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。

約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック……関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。未公開のプライベートフォトも掲載。

あのミリオンセラー伝記がついに文庫化。スティーブ・ジョブズ最期の日々が描き込まれた「終章」も含まれた、ジョブズ伝記の完全版が文庫で登場!

感想・レビュー・書評

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  • (Ⅰ・Ⅱ巻合わせてのレビューです。)

    この本はスゴい本だと想像していたけれど、
    読んでみたらやっぱりスゴ本だった。
    誰もが知ってるアップル創業者、スティーブ・ジョブズの伝記本。

    たくさんの登場人物に頭がこんがらがり、
    テクノロジー用語に??となるも、
    それでも面白くてあっという間に2巻とも読んでしまった。

    テクノロジーやアップルにそんなに詳しくなくても、
    学びになる箇所はたくさんあるでしょうし、
    そんな難しいこと考えなくても、とにかく楽しい。

    特に印象的だったのは、宇宙に衝撃を与えるような製品を作って、
    世の中を変えてきたスティーブも数え切れないほどの
    失敗や見当違いなことを言っているところ。
    サッカーで言えば、何度ミスしても勝負どころで
    ゴールを決めるフォワードのよう。
    (一度のミスが命取りになるディフェンダーやゴールキーパーでは絶対にない。。)

    これは絶対に読んどかなアカン系の本であることは間違いないですね。

  • 最近話題の大谷翔平選手の座右の書であることから気になり始め、また普段iPhoneを使用していることから「Apple創設者でiPhoneを作ったスティーブ・ジョブズってどんな人だったのかな」と手に取った1冊です。

    普段伝記系の小説はあまり読まないので積読になる覚悟で読み始めたのですが、読んでとても良かったと思える本でした。

    なんとなく「完璧主義でちょっと変わった人」というイメージは読む前からあったのですが、全然「ちょっと」じゃなかったです笑

    仮にスティーブ・ジョブズが自分の上司だったら絶対に嫌ですが、その激しく完璧主義故に沢山の素晴らしい製品が発明されたのだなとこの本を読んで実感しました。
    「見えない部分まで手を抜かない」だったり、本書には学べる部分も沢山あり、名言が出てくる度思わずマーカーを引きたくなる箇所が沢山ある本でした。

  • 原文で読み直してみたいなと思う

  • 「現実歪曲フィールド」とか、過激なほどの完璧主義とか、ジョブズの性質がありのままに伝えられていて面白かった。「テクノロジーと芸術の交差点」、色んなことに応用できそうな考え方。

  • まさかこんなに人間味溢れる人だとは思っていなかった。
    この人が、とても頑固、わがままで、欲求を貫いた結果が、私がいま手にしているiPhoneだ。
    かなり濃い人生だと思う。毎日、毎時間、一分一秒が本当に濃かったのだろう。
    日本との関わりが多かったのも意外だった。日本もIT大国になる未来があったのかもしれない。
    色々と考えさせられた。人の人生を覗くのは面白い。

  • ジョブズの自伝。1は生い立ち、学生時代、アップル立ち上げ、アップル解雇について。思っていた人物とかなり違い、登場人物も多く少々混乱。またコンピュータ用語についても詳しくないためむずかしく感じた。でも、2はピクサーでの快進撃、アップル復帰、iPod、iPhone、iPad等いまや我々の生活に欠かせないもの、ひと家庭に一台はあるであろうアップル製品の発明、病気との闘い、家族との絆。怒涛の展開であっという間に読めた。
    病状や最期のときを読むのは辛く寂しい気持ちになったけど、揺らぐことのない強い信念を持ち、我々の生活を豊かに変えてくれたジョブズに感謝したくなった。

  • スティーブジョブズの人生を知ることができます。彼の良い面も悪い面も知ることができす。彼のように情熱を持つ人がもっと増えれば、世の中はもっと良くなるだろうし、自分もそんな人間になりたいと思った。

  •          

  • シンプルさの大切さ、難しさが分かり、日本の禅に興味を持った。

  • アップル復帰後の快進撃と悪化する病状、そして終章まで全て興味深く読むことができました。
    対立するオープンとクローズなど昔の事のようで現在進行形なところも面白かったです。ジョブズの作り上げてきた環境は囲い込みではあるけど、使い勝手の良い物なら歓迎ですね。

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著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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