シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう (講談社+α文庫)

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816243

作品紹介・あらすじ

母国フランスでそのシンプル主義が熱く支持され、世界で150万部以上のベストセラーとなった本作が、ついに文庫化。ドミニック・ローホーの 「シンプルな生き方」のメソッドが、いつも手元に置いておける1冊になりました。
国を問わず多くの人の支持を集めたわけは、このアドバイスが日常生活ですぐ実践でき、実行すればするほど心が満たされてくると実感できるからです。

シンプルな生き方を実践すると、人生は上質なものとなり、揺るぎのない幸福があなたを包みだします。
シンプルな生き方を選ぶ人イコール、ミニマリストの秘訣は、「良いものをより良いものと交換することを躊躇しない」「ものを処分したり他人にあげたりすることに罪悪感を抱かない」「自分の家が火事になったと想定し、まずなにを買うべきかリストを作ってみる」「時間をかけて本物だけを揃える」「欲求と必要の違いを区別できるようにする」などなど、生活の基本にしたいことばかり。

ワードローブひとつとっても、次々と買い求め着ない服に埋もれていてはセンスは磨けません。同様に、時間も、お金も人づきあいも、シンプルな視点でとらえることで、今日から自分の可能性を再発見できるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 好きなドミニックローホーさんの本。物を少なくするだけでなく、思考、人付き合い、体、時間をシンプルにすることですべての調和が取れる。調和が取れると自分の中に平安を見出せ、善い人生を過ごすことができる。
    最初の方はハウトゥー本的な感じだったけど、最後は人生の指南書に。禅を基盤としたシンプルな生き方は優雅だな〜。

  • 断捨離したくなった。
    そうだなー、と思うところとそこは私はいいやー、と思うところがあって、自分が持ってる指針を感じられて嬉しかった。

  • 女性向けに書かれた本ですが、生活全体に対する姿勢は男性でも取り入れられるので、気になる方は一読の価値はあります
    ミニマリストや断捨離に通じていて、少しずつ自分にも取り入れていこうと思います

  • これまで何回も読み返してきた本。早起きした休日に急に読み返したくなった。
    何度も読んでいるのに、なかなかドミニック・ローホーさんのような生き方、暮らし方はできないでいる。だけど毎回何かしらハッとなる文章に出会える。そして、少しだけ私の暮らしも変化し、ちょっとだけ近づいているような気持ちになる。
    ミニマムな暮らし方を提案しているこの本を読んで、ファイロファックスのバイブルサイズのシステム手帳、アロマキャンドル、きちんとしたバックと靴が欲しいなぁと思う。本当に理解しているのか、怪しくなるけれど、それも含めてこれからも何度も読み返すんだろうな。


  • 自分の中ではバイブルのような存在。
    ミニマリストの良さが本質から理解でき、すぐ実践するきになれた。 
    自己啓発系でなんども読み頭に内容をを叩きこんで、実際に行動できたのは唯一この作品かもしれない。

  • 日本の質素な美に感銘を受けたフランス人作者が書いた本。
    以下、内容の抜粋など。


    ・ほどほどに良いものは処分。真に自分が納得でき
     るものだけを残す。
      ※シンプルに生きるためには覚悟とある程度の
       お金が必要

    ・人づきあいも整理する

    ・感情もシンプルに生きる
     (美しく生きる)
      ※不安を頭の中でこねくりまわさない
       (心配事の9割は起こらない)
      ※常に「中立」に物事を静観する
      ※自己中心性からの脱却・感情のコントール
       こそ自立

    ・身体は自分を宿す「住まい」
      ※しっかりと手入れする
       →食事(少なめの食事)・運動・睡眠など

    ・「本」は精神の方向性を定める道しるべ
      ※読書の時間を確保する

    ・「沈黙」はメンタルのゴミを観察させてくれる
      ※何もしない時間も確保する

  • 著者の背景に、たくさんの言語と文化があるからの面白さがあった。ひとつに固まっていないのがいい。とても。
    他国出身者からみた日本の良さがちょろっと出ます。
    こういう本は暮らしハード面を書かれがちですが、身体を整えることもたっぷり書いているので、全部をシンプルにしていくってことを意識していく、ってことかな。

  • 洋服は本物を数少なく、持つ。
    無くて済むものを持たないほうが幸せになれる。
    捨てるには勇気が必要。
    理想はトランク一つか二つにすべてのものが収まる生活。
    旅行は、着替えと歯ブラシ、ペンと手帖だけで十分。
    速度変換=ゆったり過ごす時間を作る。
    今を生きている実感を持つ。
    バイブルサイズの手帳にすべてを記録する。

    一日5MLのお酢を水で割って飲む。
    蒸し料理、包み焼。素材の味を楽しむ。
    ミネラルウォーターを摂って、断食する。
    70歳、80歳、90歳の自分をイメージする。
    一日1時間のお約束タイム=面倒なこと、避けてきたことをする。

    書き出すことは心とのやり取りをすること。願望、気になること、なんでも書き出して読み返す。
    楽しいことを書き留めたメモを読み返す。

    自分の中の規律を守ることで人生に輝きを取り戻す。

    孤独を味わえることで、他人の存在が2倍になる。
    人に何も求めない人が幸せ。

    アパートにベッドと机、コンピュータと衣類が少し。それだけで十分。

  • 読了

  • 2017年6月18日に紹介されました!

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著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社+α新書)、『シンプルだから、贅沢』(講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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